浜松医科大学(はままついかだいがく、英語: Hamamatsu University School of Medicine,HUSM)は、静岡県浜松市東区半田山1-20-1に本部を置く日本の国立大学。1974年創立、1974年大学設置。大学の略称は浜医大、浜医、浜松医大。
浜松医科大学 | |
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附属病院病棟(2010/1/1) | |
大学設置/創立 | 1974年 |
学校種別 | 国立 |
設置者 | 国立大学法人浜松医科大学 |
本部所在地 | 静岡県浜松市東区半田山1-20-1 北緯34度46分10.08秒 東経137度44分27.45秒 / 北緯34.7694667度 東経137.7409583度座標: 北緯34度46分10.08秒 東経137度44分27.45秒 / 北緯34.7694667度 東経137.7409583度 |
キャンパス | 浜松(東区半田山) |
学部 | 医学部 |
研究科 | 医学系研究科 |
ウェブサイト | https://www.hama-med.ac.jp/ |
沿革
- 1973年9月1日 静岡大学国立医科大学創設準備室を設置。
- 1974年6月7日 浜松医科大学発足。医学部医学科を設置。
- 1977年 附属病院を設置。
- 1995年4月1日 医学部看護学科を設置。
- 1999年 第93回医師国家試験において、全国トップの合格率を記録(98.1%)。
- 2003年 21世紀COEプログラムに「メディカルフォトニクス」が採択される。
- 2004年4月1日 国立大学法人化により国立大学法人浜松医科大学となる。
- 2009年12月28日 附属病院が新病棟へ移転。
- 2013年 医学部附属病院再整備事業が完了。
静岡大学との関係
本来は静岡大学医学部として静岡市に建設される計画であり、静岡県議会でも可決された事項であった。しかし、当時の県知事竹山祐太郎が県議会決定を無視し、独断で浜松市への設置手続きを行い、浜松医科大学として発足することになった。この議会決定を無視した竹山の独断と設置手続きの件が発端で静岡県中部、県東部の自民党県会議員が竹山および浜松医科大学設置を承認した国に反発し、集団離党するという事態に発展した。
大学同士は、光学技術を使った検査機器の研究開発などに取り組む光医工学(メディカルフォトニクス)で大学院を共同設置するといった協力関係にある[1]。
また、国立大学法人を静岡大学と統合した上で大学を再編する動きがあるが延期となり先行きは不透明である。[2]
大学の構成
学部
- 医学部[3]
- 放送大学学園と単位互換協定を結んでおり、放送大学で取得した単位を卒業に要する単位として認定することができる[4]。
大学院
- 連合小児発達学研究科 浜松校(大阪大学、金沢大学、福井大学、千葉大学との連合大学院、博士後期課程3年のみ)
- 小児発達学専攻[7]
- こころの発達健康科学講座
- 研究領域:画像生物学、社会支援学、疫学統計学、触法行為関連学
- こころの発達健康科学講座
- 小児発達学専攻[7]
専攻科
- 助産学専攻科(修業年限は1年が標準となっている)
附属機関等
著名な卒業生
交通アクセス
関連項目
脚注
注釈
- ^ 大学ホームページの「看護学科講座等紹介」[1]によると、基礎看護学、(健康看護学)という分野がある。
- ^ 大学ホームページの「看護学科講座等紹介」によると、小児看護学、成人看護学、(老人看護学)、母性看護学、(精神看護学)という分野がある。
- ^ 大学ホームページの「看護学科講座等紹介」によると、公衆衛生看護学、(在宅看護学)という分野がある。
- ^ 専門看護師教育課程。クリティカルケア看護(急性・重症患者看護)に関する授業科目を設けている。
- ^ ホームページにある修士課程の「専門分野の研究指導内容」[2]によると、基礎看護学領域、健康科学領域(医療薬理学部門、病理部門、感染免疫学部門)がある。
- ^ ホームページの「専門分野の研究指導内容」によると、成人看護学領域、老人看護学領域がある。
- ^ ホームページにある修士課程の「専門分野の研究指導内容」によると、母性看護学領域、小児看護学領域がある。
- ^ ホームページにある修士課程の「専門分野の研究指導内容」によると、精神看護学領域、地域看護学領域がある。
出典
外部リンク
- 浜松医科大学
- 浜松医科大対策(ウィキブックス)
- ウィキメディア・コモンズには、浜松医科大学に関するカテゴリがあります。