歴史
駅の位置が当時の旧豊浦村・旧大倉村との境界に位置していたため、両地区の協議により利根川下流域を表す水郷をとり「水郷駅」と名づけられた。観光地としての「水郷」は十二橋駅や佐原駅、茨城県の潮来駅付近を指す。
年表
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅。駅舎とホームは跨線橋で連絡している。
佐原駅管理の無人駅で、(乗車駅証明書発行機)・簡易Suica改札機が設置されている。1993年(平成5年)6月に改築された駅舎は、中世ヨーロッパ風の駅舎で地域のコミュニティプラザ・談話室との合築であり、延床面積153m2のうち駅・待合所部分が20m2となっている[6]。
トイレは駅舎の待合室内に設置されており、男女共用の水洗式である。
のりば
(出典:JR東日本:駅構内図)
- ホームは8両編成までに対応する。
改札口(2022年2月)
ホーム(2022年2月)
利用状況
2006年(平成18年)度の1日平均(乗車人員)は185人である。
千葉県統計年鑑によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 | 出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)313 | [* 1] |
1991年(平成 | 3年)293 | [* 2] |
1992年(平成 | 4年)303 | [* 3] |
1993年(平成 | 5年)285 | [* 4] |
1994年(平成 | 6年)277 | [* 5] |
1995年(平成 | 7年)269 | [* 6] |
1996年(平成 | 8年)261 | [* 7] |
1997年(平成 | 9年)251 | [* 8] |
1998年(平成10年) | 226 | [* 9] |
1999年(平成11年) | 228 | [* 10] |
2000年(平成12年) | 216 | [* 11] |
2001年(平成13年) | 219 | [* 12] |
2002年(平成14年) | 225 | [* 13] |
2003年(平成15年) | 211 | [* 14] |
2004年(平成16年) | 201 | [* 15] |
2005年(平成17年) | 183 | [* 16] |
2006年(平成18年) | 185 | [* 17] |
駅周辺
駅舎(駅出入口)は北側に位置し、利根川(右岸)とは約1キロメートルほど離れている。水郷梨の名産地やヘラブナ釣りの名所として知られており、周辺道路が整備される前の乗降者数はかなり多かったとされる。駅南側には水郷団地が整備されている。
隣の駅
脚注
記事本文
出典
- ^ a b c 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 26号 総武本線・成田線・鹿島線・東金線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月17日、23頁。
- ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、625頁。ISBN (978-4-533-02980-6)。
- ^ 「日向など六駅を無人化」『読売新聞』読売新聞社、1974年3月14日、朝刊、千葉版。
- ^ “「通報」●総武本線南酒々井駅ほか5駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1974年3月6日)
- ^ “水郷駅の新しい駅舎完成 町民ふれあいの場に”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 14. (1993年6月12日)
- ^ a b “水郷駅の合築化完成 JR千葉支社 地域ふれあいの場に”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (1993年6月16日)
- ^ a b (PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2008年12月22日。 オリジナルの2019年5月3日時点におけるアーカイブ2019年7月30日閲覧。 。
- ^ a b “時刻表 水郷駅”. 東日本旅客鉄道. 2019年8月11日閲覧。
利用状況
- 千葉県統計年鑑
関連項目
外部リンク
- 駅の情報(水郷駅):JR東日本