桂 雀太(かつら じゃくた、1977年2月26日 - )は奈良県五條市出身の落語家・行政書士。本名:岡田 健作。所属事務所は2017年4月頃まで米朝事務所、以降はフリー。上方落語協会会員(2008年12月師匠雀三郎協会復帰に伴い入会)。
経歴
関西大学法学部卒業後、2002年5月、桂雀三郎に入門。同年7月大阪トリイホール「雀三郎みなみ亭」にて初舞台。「子ほめ」を披露。
2005年5月より定期的に収録したネットラジオ番組「ネットでじゃくったれ」の無料配信を開始。
古典落語を中心に、「代書」「遊山船」「替り目」など滑稽噺から、「ねずみ」「夢の革財布」など、人情噺まで幅広演じ、天満天神繁昌亭、動楽亭をはじめとした寄席以外でも、カフェ、ライブハウスなど様々な場所で落語会を開催。
2006年から「桂雀太ひとり会」於・千日前トリイホール、2011年から「桂雀太独演会」於・天満天神繁昌亭 を毎年開催し全て満員御礼の大盛況
2016年 なにわ芸術祭 新人奨励賞を受賞
2016年 NHK新人落語大賞を受賞
2017年 奈良県五條市 観光大使 に
2017年 大阪市より 咲くやこの花賞を受賞
2018年 繁昌亭大賞 奨励賞を受賞
2018年 国立演芸場 花形演芸会 銀賞
2019年 上方落語若手噺家グランプリ 優勝
2020年 文化庁芸術祭 新人賞 受賞
2020年 第1回テレワーク落語大会 初代大統領
人物
自ら落語会ができる会場を探し出し、寄席以外の場所(銭湯や洋服屋の倉庫)でも多くの落語会を開催している。また、年1回トリイホールで「桂雀太ひとり会」を行っている。
落語家・講談師のユニット「(セブンエイト)」のメンバー。同ユニット主催のイベント「7時だヨ!8人集合」に出演している。
落語家になる前の2000年に宅地建物取引主任者の資格を取得している[1]。行政書士でもある。
2020年1月27日に行われた2019年度文化庁芸術祭新人賞の大阪での表彰式の際、「普通の姿では面白くない」とジャージを着て表彰式に出席している[2][3]。また、洋服で改まった場に出る際はジャージ姿のことが多い。
2012年3月結婚。男児2人の父。
弟子
- (桂源太)
受賞歴
2016年 なにわ芸術祭 新人奨励賞を受賞
2016年 NHK新人落語大賞を受賞
2017年 大阪市より 咲くやこの花賞を受賞
2018年 繁昌亭大賞 奨励賞を受賞
2018年 国立演芸場 花形演芸会 銀賞
2019年 上方落語若手噺家グランプリ 優勝
2020年 文化庁芸術祭 新人賞 受賞
2020年 第1回テレワーク落語大会 初代大統領
出演番組
関連項目
脚注
外部リンク
- 公式ホームページ
- 桂雀太 - 上方落語家名鑑
- 桂雀太のネットで“じゃくったれ!” - 桂雀太のポッドキャスト(インターネットラジオ)
- 桂雀太 (@jakutta) - Twitter
- 桂雀太 (jakuta.katura) - Facebook
- 桂雀太インタビュー - 落語de九州