三代目 林家 菊丸(はやしや きくまる、1974年7月16日 - )は、三重県四日市市出身の落語家。吉本興業所属。上方落語協会会員。
来歴・人物
小学校の修学旅行で京都花月を見たことで落語に興味を持つ。亀山市立亀山中学校、三重県立川越高等学校卒業。大阪産業大学中退。大学時代には落語研究会所属。半年で中退し、1994年7月に4代目林家染丸に入門。
中学1年で両親が離婚し、父に引き取られる。高校2年の時、父に「悪いけど母親のところに姉と行ってくれ」と言われ、母と四日市で暮らす。
高校の同期にお笑いコンビ「エレキコミック」のやついいちろうがいる。
古典落語から新作落語まで幅広くこなす。また噺家あるあるネタが得意。子供のころからルービックキューブも全面揃えられる。
林家笑丸(弟弟子)、笑福亭智之介、桂三幸、桂三四郎と「(Ruck5)」というユニットを形成し、そのリーダーを務める。
2013年9月27日、上方落語の由緒ある名跡である『林家菊丸』をほぼ115年ぶりに復活させ、3代目として襲名することが発表され[1]、2014年9月27日になんばグランド花月で催された襲名披露公演を以て正式に3代目林家菊丸を襲名した[2]。
家族
妻は司会、ウグイス嬢として活躍する池山明子[4]。現在娘が一人いる。
受賞歴
出演番組
- ワクドキ!元気(三重テレビ)月曜→金曜
- とってもワクドキ!(三重テレビ)金曜→木曜
- 笑点(2014年以降の1月1日「東西大喜利」と2022年10月23日に出演、日本テレビ)
- 2015年の放送では個人賞として紅白座布団を贈られる活躍を見せた。
- 2022年10月23日放送分は故・6代目三遊亭円楽の代理として出演[7]。
- さんさんわいど滋賀(KBS滋賀)
- 上方落語をきく会(ABCラジオ)
- 2012年の生中継開始後は、2014年昼の部、2015年夜の部、2019年夜の部、2020年第4夜、2021年夜の部、2023年昼の部(トリ)に出演。
- 伊藤史隆のOn-site RADIO(2016年5月23日、ABCラジオ)
- 同月26日・27日に地元で伊勢志摩サミット開催されることから、ゆかりのある人物としてゲスト出演。
- 仁鶴の楽書き帖(2017年秋 - 2021年、ABCラジオ) - 笑福亭仁鶴の代理として出演。
- 伊藤史隆のラジオノオト(2023年1月25日、ABCラジオ)
- 文化庁芸術祭表彰式に出席後、19時台の「ようこそ!ラジオノオトへ」コーナーにゲスト出演。上方落語をきく会昼の部でトリを務める旨もこの時発表された。
他 ZTV(ケーブルTV三重 滋賀 和歌山 京都エリア放送中)おしえて先生VTR出演中
脚注
- ^ 「林家菊丸」三代目に染弥さん 14年9月に襲名 朝日新聞 2013年9月27日閲覧
- ^ 林家染弥さん:「菊丸」襲名披露公演 115年ぶり復活 毎日新聞 2014年9月27日閲覧
- ^ 林家菊丸 社会連携特任教授就任「特別落語・講演会」開催のお知らせ 三重大学プレスリリース 2015年12月4日付
- ^ 林家菊丸独演会 ありがとうございました!アメーバブログ 2015年4月27日
- ^ “『第10回繁昌亭大賞』に林家菊丸「師匠にいい知らせできる」”. ORICON STYLE (2015年11月24日). 2015年11月25日閲覧。
- ^ “令和4年度(第77回)文化庁芸術祭賞受賞一覧” (PDF). 文化庁 (2022年12月26日). 2022年12月26日閲覧。
- ^ 笑点[解[字][デ]木久扇師匠85歳サプライズでのお祝い!|番組表|日本テレビ](「大喜利ゲスト・林家菊丸」と記載・2022年10月23日閲覧)
関連項目
外部リンク
- 林家菊丸 (@kikumaru3rd) - Twitter
- 三代目林家菊丸公式チャンネル - YouTubeチャンネル
- タレントプロフィール - 吉本興業公式プロフィール
- 林家菊丸 - 上方落語家名鑑
- - ウェイバックマシン(2017年2月22日アーカイブ分) - ブログ