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朝日駅 (北海道)

朝日駅(あさひえき)は、北海道岩見沢市朝日町にあった日本国有鉄道(国鉄)万字線廃駅)である。電報略号アヒ事務管理コードは▲132002[2]

朝日駅
朝日駅 (2006年7月撮影)
あさひ
Asahi
上志文 (5.6 km)
(3.7 km) 美流渡
所在地 北海道岩見沢市朝日町
北緯43度9分34.4秒 東経141度52分26.7秒 / 北緯43.159556度 東経141.874083度 / 43.159556; 141.874083座標: 北緯43度9分34.4秒 東経141度52分26.7秒 / 北緯43.159556度 東経141.874083度 / 43.159556; 141.874083
所属事業者 日本国有鉄道(国鉄)
所属路線 万字線
キロ程 12.2 km(志文起点)
電報略号 アヒ
駅構造 地上駅
(ホーム) 1面1線
乗降人員
-統計年度-
10人/日
-昭和56年-
開業年月日 1919年大正8年)11月11日[1]
廃止年月日 1985年昭和60年)4月1日[1]
備考 万字線廃線に伴い廃駅[1]
(テンプレートを表示)
ホーム側から駅舎を望む (2006年7月撮影)
1976年の朝日駅と周囲500m範囲。左が志文駅方面。単式ホーム1面1線で、その外側に留置用の貨物線を有しているが、既に前年に貨物取扱が廃止になっていて使用されていない。駅裏にはこの写真の2年前に閉山した朝日炭鉱の選炭施設とホッパーが残されており、ホッパーへ向けて引込み線が向かっていたが、こちらも放置されて草生しているように見える。この後簡易委託化にあわせ側線は全て撤去されて棒線化された。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

歴史

当初は石炭貨物列車用の信号所が設置される予定であったが、地元住民による敷地の寄付等の誘致活動により(一般駅)として開設された。

  • 1908年(明治41年) - 同町滝ノ上から志文駅まで三井物産木材部が万字線とほぼ同ルートに馬鉄を敷設。
  • 1914年(大正3年) - 国有鉄道万字軽便線志文駅 - 万字炭山駅間開通[3][4]。三井物産馬車鉄道撤去。
  • 1919年(大正8年)
    • 2月 - 北海道採炭会社幌内炭礦(後の朝日炭砿)開坑
    • 11月11日 - 当駅開業[5][6]。一般駅。
  • 1922年(大正11年)9月2日 - 線路名を万字線に改称、同線の駅となる。
  • 1956年(昭和31年) - 駅舎改修[6]
  • 1970年(昭和45年)8月17日 - 専用線発着車貨物以外の貨物取扱い廃止[1]
  • 1974年(昭和49年) - 朝日炭砿が閉山。
  • 1975年(昭和50年)7月11日 - 貨物取扱い廃止[1]
  • 1978年(昭和53年)4月6日 - 荷物取扱い廃止[7]無人((簡易委託))化[6][8]
  • 1985年(昭和60年)4月1日 - 万字線の廃線に伴い廃止となる[1]
  • 1999年(平成11年) - 駅舎周辺を万字線鉄道公園として整備し、B20形蒸気機関車東山公園から移設[6]

駅名の由来

所在地名より。付近の旭沢という沢があり、この方角から朝日が昇るので当地を「朝日」と名付けたとされる[4]。他に朝日のように炭砿が興隆してほしいという願望から付けられたという説もある[9]

駅構造

廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。ホームは線路の南側(万字炭山方面に向かって右手側)に存在した[10]転轍機を持たない棒線駅となっていた。

無人駅((簡易委託駅))となっていた[8]が、黒く塗装された[10](有人駅)時代の駅舎が残っており乗車券が駅舎内で発券されていた。駅舎は構内の南側に位置しホーム西側に接していた[10]

利用状況

  • 1981年度(昭和56年度)の1日乗降客数は10人[10]

駅周辺

朝日町の市街地が広がっている。駅前を通る道はかつて万字線と並行して走る北海道道38号夕張岩見沢線であったが、駅付近で新道に付け替えられ、現在の駅跡は旧道に面している形となる。 鉄道廃止後は北海道中央バスの万字線が代替バスとして運行され「旧朝日駅」停留所が設置されていたが、2022年3月に廃止となり、市営の「東部丘陵線コミュニティバス」となった。駅跡の最寄り停留所は「朝日サービスセンター」[11]

  • 岩見沢市役所朝日サービスセンター
  • 岩見沢朝日簡易郵便局
  • 栗沢温泉 - 駅から南西に約2km[10]

駅跡

駅構内は万字線鉄道公園として整備された[12]

万字線鉄道公園

万字線鉄道公園
 
B20形1号機 (2006年7月撮影)
分類 公園
所在地
北海道岩見沢市朝日町176
運営者 岩見沢市
現況 通年開放
駐車場 あり(無料約20台)
(テンプレートを表示)

駅舎、線路、車止め、ホーム、駅名標踏切警報機が保存され[13]B20形蒸気機関車B20 1号機静態保存・展示されている[14][12]。駅舎内は廃線当時のポスターが貼られた状態で保管されている[15]

また、駅跡を示す花崗岩石碑や、1995年(平成7年)の朝日地区開基100年記念の記念碑が建立されている[16]

隣の駅

日本国有鉄道
万字線
上志文駅 - 朝日駅 - 美流渡駅

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、860頁。ISBN (978-4-533-02980-6)。 
  2. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、227頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  3. ^ 『官報』 1914年11月04日 鉄道院告示第102号(国立国会図書館デジタルコレクション)
  4. ^ a b 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、86頁。(ASIN) B000J9RBUY。 
  5. ^ 『官報』 1919年11月06日 鉄道院告示第106号(国立国会図書館デジタルコレクション)
  6. ^ a b c d 基礎資料 歴史遺産の概要 北海道空知総合振興局、2022年1月23日閲覧。
  7. ^ “日本国有鉄道公示第6号”. 官報. (1978年4月6日) 
  8. ^ a b “「通報」●万字線朝日駅ほか2駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1978年4月6日) 
  9. ^ 岩見澤市史 昭和38年8月発行。
  10. ^ a b c d e 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館1983年7月発行)70ページより。
  11. ^ “中央バス万字線と市営万字線バスの廃止に伴い「東部丘陵線コミュニティバス」の運行が始まります”. 岩見沢市. 2022年6月29日閲覧。
  12. ^ a b “そらち炭鉱(やま)の記憶をめぐる_万字線鉄道公園(旧朝日駅)”. 北海道空知総合振興局. 2022年6月29日閲覧。
  13. ^ 書籍『全国保存鉄道III 東日本編』(監修:白川淳、JTBパブリッシング1998年11月発行)31ページより。
  14. ^ 書籍『蒸気機関車完全名鑑 ビジュアル改定版』(廣済堂ベストムック2011年1月発行)49ページより。
  15. ^ 書籍『北海道の鉄道廃線跡』(著:本久公洋、北海道新聞社、2011年9月発行)27ページより。
  16. ^ “” (PDF). 岩見沢市. 2022年1月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月29日閲覧。

関連項目

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