「春はSA・RA SA・RA」(はるはサラサラ)は、日本の歌手長山洋子のアイドル歌手時代にリリースされたデビュー・シングル。1984年4月1日に発売された。
解説
- 長山洋子の歌手デビュー曲。楽曲について、長山本人はこのようにコメントしている。
- 「私のデビュー曲です。小さい頃から民謡をやっていたのでレコーディングの時“こぶし”が回ってしまって、随分なおされたの。その後もテレビなんかで歌うたびに "この歌い方で、いいのかな" って不安でした。とても懐かしい思い出です。今でもこの曲を歌うと、その頃の気持ちが戻って来て私をリフレッシュしてくれる、そんな不思議なチカラがある大切な曲。それにしてもジャケット撮影の時は寒かったなあ……。」―― ベスト・アルバム『New Yoko Times』(ニューヨーコ・タイムス) のライナーノートより。
- 表題曲「春はSA・RA SA・RA」は、フィンランドの女性歌手Eini(エイニ)が1983年に発表したアルバム『Aika Pakkaus』の収録曲「Kiitävän Hetken Hurmaa」のカバー曲。[2]
- B面曲「夢の色」は、高田みづえのアルバム『びいどろざいく』収録曲「乳白色のプリズム」のカバー曲で、1985年1月には柏原芳恵もシングル「ロンリー・カナリア」のB面曲「乳白色のプリズム」としてカバーした楽曲。[3]
- デビュー時のキャッチフレーズは、"ぼくの青春(とき)をとめる、少女がいた" だった。