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明星観光バス株式会社(みょうじょうかんこうバス)は、京都府京都市に事業所を置き、貸切バスなどの運行を行う、日の丸自動車興業グループの企業である。
沿革
概要
貸切バス
主に大型、中型によって運行されている。
京都府域や関西地区の修学旅行団体などが主な顧客のため、大型車両は定員重視の車両が多い。大型、中型ともに日野、三菱ふそうが主に使われている。日の丸自動車興業グループになってからは「ウェストコースト」(三菱ふそう・エアロエースおよびエアロバス)が投入されていたが、2018年には日野セレガも投入されている。車両デザインは日の丸自動車興業と共通のものと、明星観光独自カラーがある[3]。
定期観光バス
明星観光バスは、京都市内にて2階建てオープントップバス「スカイバス」を用いた定期観光バスを運行する。京都定期観光バスの一つとして運行される「スカイバス京都」と、観光地にバス停を設けて自由に乗降できる路線バス「スカイホップバス京都」がある。また、スカイバス車両は貸切で利用することも可能である。
スカイバス京都
2015年10月より運行。京都定期観光バスの一つとして予約・販売を京阪バスが、運行を明星観光バスが担当する[注釈 2]。この運行により、明星観光バスは乗合バス(路線バス)事業にも参入した。
運行ルートは、定期コースとしては車窓観光(原則として途中下車なし)の「ぐるっと一周ドライブ」および、車窓観光に下車観光(2023年1月現在は嵐山)を加えたコースの2つが設定される。また季節、イベントに合わせ、桜花見、夕涼み、冬イルミネーション等の不定期運行も行われている。京都駅(烏丸口)の(定期観光バスのりば)(以下、京都駅とする)から出発、再び京都駅に戻ってくるコースとなっている。
貸切バス運行についても、JTBほか各旅行代理店が国内旅行として企画しており、「夕暮れの京都車窓観光」「紅葉をめでる」「古都を周る」「青もみじめぐり」「嵐山まるごと」等の企画で各社から発売され運行されている。
アテンダント(添乗員)により観光案内や安全確認を行っている。アテンダントによる観光案内は日本語のみであるが、英語・中国語・韓国語による案内が可能な「マルチランゲージガイダンスシステム」端末が座席に装備されている。これは車内前方のディスプレイに表示される番号とともに端末を操作することで、ヘッドホンを通して各国語での音声による観光案内が受けられるものである。
スカイホップバス京都
2019年4月より運行。乗り降り自由な周遊型の路線バスである。日の丸自動車興業、JTB、京阪バスにより設立されたスカイホップバスマーケティングジャパンが運営する[4]。
京都市内の観光地を巡回し、7か国語(日本語・英語・中国語・韓国語・スペイン語・フランス語・ドイツ語)でイヤホンガイドによる観光案内が流される。乗車券は24時間有効の1日券と48時間有効の2日券がある[5]。オープントップバスのほか、屋根付きで屋根部分をガラス張りとしたバスも季節や天候に応じて使用される。
スカイバスの車両
全車両を明星観光バスが保有。2022年10月現在計7台あり、うち6台が定期観光に、1台が貸切事業に充てられている[6]。ネオプランが4台(カブリオレ2台、フルオープン2台)と、ウンヴィが2台(フルオープンとハーフオープンが1台ずつ)、および天窓を設けたエアロバス1台がある[3]。
脚注
注釈
出典
参考文献
は列挙するだけでなく、(脚注)などを用いてしてください。 |
- 「「スカイバス」の京都運行について」『(月刊交通公論)』N0.283、交通公論社。
関連項目
外部リンク
- 明星観光バス
- スカイバス京都
- スカイホップバス京都
- 京都定期観光バス
- 日の丸自動車興業