日本橋浜町(にほんばしはまちょう)は、東京都中央区の町名で、旧日本橋区に当たる日本橋地域内である。現行行政地名は日本橋浜町一丁目から三丁目。郵便番号103-0007[2]。
概要
日本橋地域内で1番の人口を誇る。明治座や浜町公園が存在し、観光客や地元周辺の人たちが多く訪れる町である。
かつては個人商店のみで、食料品の買い物に不便であったが、当地を含む周辺エリアの住民の増加に伴い出店が進み、2000年代に日本橋浜町Fタワーの再開発事業を皮切りに利便性が向上したエリアである。
中央区が定める正式な英語ローマ字表記は Nihonbashi-hamacho である[4]。
「(日本橋 (東京都中央区)#ローマ字表記)」も参照
地理
日本橋地域の東側に位置し、江東区(新大橋)との区境に当たる。かつての浜町川を埋め立てた浜町緑道を跨いで日本橋人形町と接する。
歴史
旧日本橋浜町の町域に、かつての日本橋久松町の一部を吸収し、現在の日本橋浜町の形になった。江戸時代は、広大な武家屋敷が存在した。浜町川が流れていた。
世帯数と人口
小・中学校の学区
区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[5]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 | 備考 |
---|---|---|---|---|
日本橋浜町一丁目 | 全域 | 中央区立久松小学校 | 中央区立日本橋中学校 | |
日本橋浜町二丁目 | 1~5番 18~30番 43~59番 | 小学校は調整区域。以下の小学校と選択可能。 ・中央区立有馬小学校 | ||
その他 | ||||
日本橋浜町三丁目 | 全域 | 中央区立有馬小学校 |
地域
- エヌ・ティ・ティ・インフラネット 本社
- ギンビス 本社
- クレハ 本社
- 建設技術研究所 本社
- カゴメ 東京本社
- 東京テレビセンター - 映画・アニメ作品等の撮影・録音スタジオ
- ベースボール・マガジン社本社
観光
交通
- 都営バス(錦11) 浜町中の橋 / 日本橋浜町二丁目
- 都営バス(秋26) 久松町(葛西駅行) / 浜町中の橋 / 清洲橋
- 中央区コミュニティバス北循環 浜町一丁目 / 浜町駅 / 浜町三丁目 / 浜町敬老館
- メトロリンク日本橋 Eライン 浜町2丁目明治座前 / 浜町3丁目トルナーレ前
- 東京水辺ライン 浜町発着場
- 東京都道・千葉県道50号東京市川線(新大橋通り)
- 清洲橋通り(特別区道中日第3号線、東京都道474号浜町北砂町線)
- 金座通り(特別区道中日第6号線)
- 浜町河岸通り(特別区道中日第6号線)
- 首都高速道路・出入口
脚注
画像
1920年代の金座通り。架空線は全て地下に整理され、近代的な通りだった。左角にタクシー会社
関連項目
外部リンク
- 中央区ホームページ
- 日本橋浜町地区 町名の由来 - 中央区ホームページ内
- 日本橋浜町 - 古今・お江戸日本橋 日本橋“町”物語