旗手 怜央(はたて れお、1997年11月21日 - )は、三重県鈴鹿市出身のプロサッカー選手。スコテッシュ・プレミアシップ・セルティックFC所属。ポジションはディフェンダー、ミッドフィールダー、フォワード。日本代表。
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名前 | ||||||
愛称 | レオ | |||||
カタカナ | ハタテ レオ | |||||
ラテン文字 | HATATE Reo | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | 日本 | |||||
生年月日 | 1997年11月21日(25歳) | |||||
出身地 | 三重県鈴鹿市 | |||||
身長 | 171cm | |||||
体重 | 70kg | |||||
選手情報 | ||||||
在籍チーム | セルティックFC | |||||
ポジション | DF / MF / FW | |||||
背番号 | 41 | |||||
利き足 | 右足 | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2019-2021 | 川崎フロンターレ | 62 | (10) | |||
2022- | セルティックFC | 17 | (4) | |||
代表歴2 | ||||||
2022- | 日本 | 1 | (0) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。2022年5月14日現在。 2. 2022年3月29日現在。 (■テンプレート)((■ノート) ■解説)■サッカー選手pj |
父は本田技研鈴鹿硬式野球部元監督の旗手浩二。
略歴
クラブ
プロ入り前
中学時代は四日市FCでプレー。中学卒業後は静岡学園高校に進学。2年次には、名古新太郎らとともに全国高校サッカー選手権に出場。自身もゴールを決めるなど、チームのベスト8進出に貢献。3年次の選手権は県大会準決勝で静岡市立清水桜が丘高等学校に0-1で敗れた。
高校卒業後、順天堂大学に進学し、関東大学サッカーリーグ戦では1年生ながら9得点をあげて新人王を獲得した[1]。2年次には全日本大学選抜や世代別代表を経験した[2]。3年次にJリーグクラブの練習に参加し、川崎フロンターレの入団が内定した[3]。また2019年第34節の北海道コンサドーレ札幌戦で途中出場した。
川崎フロンターレ
2020年より川崎フロンターレに入団。2月16日、ルヴァンカップ開幕戦の清水エスパルス戦でプロデビューを果たし、アシストで勝利に貢献した[4]。8月26日、第24節のヴィッセル神戸戦でJ1初ゴールを決めた[5]。2021年2月20日、ゼロックススーパーカップでは本職ではない左サイドバックでプレー[6]。3月21日、第6節の浦和レッズ戦でもサイドバックとして先発し、ゴールを決めるなど存在感をだした[7]。
セルティック
2021年12月31日、スコティッシュ・プレミアシップのセルティックFCへの完全移籍が発表された[8]。2022年1月17日、第21節のハイバーニアンFC戦で初先発し、マン・オブ・ザ・マッチに輝く活躍を見せた[9]。1月26日、第23節のハート・オブ・ミドロシアンFC戦で移籍後初ゴールを決めた[10]。レンジャーズとのオールドファーム・ダービーでは2ゴール1アシストを決めてライバルからの勝利に貢献した[11]。
2022年9月6日、UEFAチャンピオンズリーグ・GL第1節のレアル・マドリード戦でCLデビューを果たした[12]。10月1日、第9節のマザーウェルFC戦で今シーズン初ゴールを決めて勝利に貢献した[13]。
代表
2019年、トゥーロン国際大会のU-22日本代表に選出。6月4日、第2節の(U-22チリ)戦ではハットトリックをきめて勝利に貢献した[14]。日本は史上初めて同大会の決勝に進出し、旗手は決勝のU-22ブラジル代表戦にも先発出場し、1-1のまま迎えたPK戦で5人目のキッカーを務める。旗手のPKは相手キーパーにセーブされ、PK戦に4-5で敗れ準優勝となった[15][16]。
2021年11月、2022 FIFAワールドカップ・アジア3次予選に向けた日本代表に初選出された[17]。しかしながら、2022 FIFAワールドカップのメンバーには選ばれず落選してしまった。[18]
人物
所属クラブ
個人成績
国内大会個人成績 | |||||||||||
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年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | (リーグ杯) | (オープン杯) | 期間通算 | ||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
2019 | 川崎 | 33 | J1 | 1 | 0 | 0 | 0 | - | 1 | 0 | |
2020 | 30 | 31 | 5 | 5 | 1 | 2 | 0 | 38 | 6 | ||
2021 | 47 | 30 | 5 | 0 | 0 | 3 | 1 | 33 | 6 | ||
スコットランド | リーグ戦 | S・リーグ杯 | スコティッシュ杯 | 期間通算 | |||||||
2021-22 | セルティック | 41 | S・プレミア | 17 | 4 | - | 3 | 0 | 20 | 4 | |
2022-23 | |||||||||||
通算 | 日本 | J1 | 62 | 10 | 5 | 1 | 5 | 1 | 72 | 12 | |
スコットランド | S・プレミア | 17 | 4 | - | 3 | 0 | 20 | 4 | |||
総通算 | 79 | 14 | 5 | 1 | 8 | 1 | 92 | 16 |
- 2019年は特別指定選手
タイトル
クラブ
- 川崎フロンターレ
- Jリーグ:2回(2020年, 2021年)
- 天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会:1回(2020年)
- FUJI XEROX SUPER CUP:1回(2021年)
- セルティックFC
- スコティッシュ・プレミアシップ:2回(2021-22,2022-23)
- スコティッシュリーグカップ:1回(2022-23)
代表
- ユニバーシアード日本代表
- 台北大会(2017年)、ナポリ大会(2019年)
- 全日本大学選抜
- デンソーカップサッカー(2019年)
個人
- 全国高等学校サッカー選手権大会・優秀選手(2015年)
- 関東大学サッカーリーグ戦・新人王(2016年)
- 関東大学サッカーリーグ戦・ベストイレブン(2017年、2018年、2019年)
- 明治安田生命J1リーグ ベストイレブン:1回(2021年)
- PFAスコティッシュ・プレミアシップ年間ベストイレブン:1回(2022-23)
代表・選抜歴
出場大会
- 日本高校選抜
- NEXT GENERATION MACH(2016年)
- デュッセルドルフ国際ユースサッカー大会(2016年)
- 全日本大学選抜
- デンソーカップサッカー(2016年 - 2019年)
- DENSO CUP SOCCER 第16回大学日韓(韓日)定期戦(2019年)
- ユニバーシアードサッカー日本代表
- 2017年夏季ユニバーシアード(2017年)
- 2019年夏季ユニバーシアード(2019年)
- U-20日本代表
- M-150杯(2017年)
- U-21日本代表
- AFC U-23選手権(2018年)
- アジア競技大会(2018年)
- ドバイカップU-23(2018年)
- U-22日本代表
- トゥーロン国際大会(2019年)
- ブラジル遠征(2019年)
- キリンチャレンジカップ(2019年)
- U-23日本代表
- AFC U-23選手権(2020年)
- U-24日本代表
- SAISON CARD CUP 2021(2021年)
- 東京オリンピック2021(2021年)
- 日本代表
試合数
- 国際Aマッチ 1試合 0得点(2022年 - )
出場
No. | 開催日 | 開催都市 | スタジアム | 対戦国 | 結果 | 監督 | 大会 |
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1. | 2022年3月29日 | さいたま | 埼玉スタジアム2002 | ベトナム | △1-1 | 森保一 | 2022 FIFAワールドカップ・アジア3次予選 |
脚注
- ^ “J注目FWは“KKコンビ”先輩の息子!旗手怜央、心技体ともに父親譲り。”. Nuber Web (2017年10月26日). 2021年3月14日閲覧。
- ^ “順天堂大FW旗手怜央(2年)_エースの意地「このまま終われば自分のせい」”. ゲキサカ (2017年10月26日). 2021年3月14日閲覧。
- ^ “川崎、三笘薫と旗手怜央が2020年加入内定…東京五輪世代の目玉選手”. サッカーキング (2018年7月13日). 2021年3月14日閲覧。
- ^ “川崎F大卒五輪世代コンビが結果、国内組サバイバル”. 日刊スポーツ (2020年2月16日). 2020年2月16日閲覧。
- ^ “【川崎】ルーキーFW旗手怜央「何も考えずに感覚で打った」J1初ゴールで連敗危機救う”. スポーツ報知 (2020年8月26日). 2020年8月27日閲覧。
- ^ “【川崎F】旗手怜央という名のポジション確立。新背番号47で「あいつ、すごいな、と思われるように」”. サッカーマガジン (2021年2月17日). 2021年3月14日閲覧。
- ^ “川崎5発!旗手怜央が躍動、“旗手のごとく”抜け出し股抜く技ありゴール「あのシーンを狙っていた」”. サンケイスポーツ (2021年3月22日). 2021年3月22日閲覧。
- ^ “旗手怜央選手移籍のお知らせ”. 川崎フロンターレ (2021年12月31日). 2021年12月31日閲覧。
- ^ “セルティック旗手怜央がいきなりMOMに輝く圧巻デビュー! 衝撃弾の前田大然を抑えての選出”. サッカーダイジェスト (2022年1月18日). 2022年1月19日閲覧。
- ^ “旗手怜央が驚愕の加入後初ゴール! ファン興奮「なんて素晴らしいシュート」「世界最高のMF」「もっとJリーグから獲得して」”. ゲキサカ (2022年1月27日). 2022年1月28日閲覧。
- ^ “旗手怜央が衝撃の2G1A!宿敵レンジャーズを粉砕のセルティックが首位に躍り出る!代表帰りの前田大然も途中出場”. サッカーダイジェスト (2022年2月3日). 2022年2月3日閲覧。
- ^ 「クロースとモドリッチに匹敵」「セルティックのベスト選手」旗手に賛辞続々!前田&古橋は… 現地メディアがCLデビュー戦を採点 サッカーダイジェスト(2022年9月7日)2022年9月9日閲覧。
- ^ セルティック旗手怜央がチーム最高評価!「ロケットの決勝弾などでポジティブな場面に関わっていた」 Goal.com(2022年10月2日)2022年10月2日閲覧。
- ^ “U22日本、大量6得点で2連勝! 旗手怜央のハットトリックでチリを一蹴!”. サッカーダイジェスト (2019年6月5日). 2019年6月19日閲覧。
- ^ “U-22日本代表、トゥーロン国際初制覇ならず…PK戦の激闘の果てブラジルに屈す”. サッカーキング (2019年6月16日). 2019年6月19日閲覧。
- ^ “小川航基が今大会無失点のブラジルから同点弾も…日本はPK戦で屈してトゥーロン国際準優勝”. ゲキサカ (2019年6月16日). 2019年6月20日閲覧。
- ^ “代表初招集の川崎F旗手怜央「自分らしいプレーをやってきてよかった」”. 日刊スポーツ (2021年11月5日). 2021年11月6日閲覧。
- ^ “古橋亨梧と旗手怜央W杯落選”に英国記者びっくり「クラブ内序列ではキョウゴが…」 監督は「レオは“日本だと若すぎる”のかも」Nuber Web(2022年11月17日)2023年2月11日閲覧。
- ^ “2021シーズン「背番号」決定のお知らせ KAWASAKI FRONTALE”. 川崎フロンターレ (2021年1月23日). 2022年2月3日閲覧。
- ^ “【川崎F】旗手怜央という名のポジション確立。新背番号47で「あいつ、すごいな、と思われるように」”. サッカーマガジンWEB. (2021年2月17日)2022年2月3日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 旗手怜央 - Olympedia (英語)
- 旗手怜央 - National-Football-Teams.com (英語)
- 旗手怜央 - Soccerway.com (英語)
- 旗手怜央 - WorldFootball.net (英語)
- 旗手怜央 - Transfermarkt.comによる選手データ (英語)
- 旗手怜央 - J.League Data Siteによる選手データ
- 川崎フロンターレによる公式プロフィール
- 旗手怜央 (@reo__1121) - Instagram