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手塚 一郎(てづか いちろう、1966年4月11日 - )は、日本の小説家、シナリオライター、ゲームライター。スタジオベントスタッフ所属で、同社の取締役を務めている。
人物
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ゲームライターとしての活動は『マイコンBASICマガジン』から。同誌上においてゲームブックのミニマム版ともいえる『ペーパーアドベンチャー』を企画・連載したり、シンプルなゲームのバックボーンにストーリー性を有していたナムコの『ドラゴンバスター』を高く評価して同誌別冊のムックを執筆するなど、小説家として活動する以前から豊かなストーリー性を内包した作品に対するこだわりを見せていた。
その一方ゲームはシンプルながら奥の深いものを好んでいるようで、『HIPPON SUPER!』誌上において『グラディウス』がファミリーコンピュータで発売されると知り予約して購入したことや、『ストリートファイターII』をベントスタッフ内でも一二を争うほど熱中していたことを明かしている[注釈 1]。なお『HIPPON SUPER!』においてはファミリーコンピュータソフトのレビューも担当していた。
小説家としては重厚でシリアスな作品を描き続けており、特にファンタジー世界を描いた作品ではいわゆる“ダークファンタジー”的な内容のものが多い。またファンタジーものといえど安易にカタカナ(横文字)を使うことを良しとせず、できる限り日本語で幻想的に描くこと、すなわち日本語ならではの豊かな表現で文章を綴ることに深いこだわりを見せている[注釈 2]。
主著
- 『最後の竜に捧げる歌 ドラゴンロアー』 JICC出版局 、1989年7月。
- 本作を原作とした外園昌也によるコミック版もある。
- 『小説ウィザードリィ シナリオ4 ワードナの逆襲』 JICC出版局、1990年8月。(ISBN 978-4880639987)
- 『弦奏王』 JICC出版局、 1991年5月。
- 『悪魔の血 血の悪夢―小説 悪魔城ドラキュラ 1』 アスペクト、1994年2月。(ISBN 978-4893661586)
- 『AYA―亜夜』 集英社、2001年12月。(ISBN 978-4086300650)
- 『偽りの月 ザ・ナイトメア・オブ・ドルアーガ 不思議のダンジョン』 エンターブレイン、2005年2月。(ISBN 978-4757721050)
- 『リネージュ2 解放されし者』 エンターブレイン、2005年8月。(ISBN 978-4757723931)
- 『小説 ファイナルファンタジーIV 上』 (ISBN 978-4757524583)
- 『小説 ファイナルファンタジーIV 下』 (ISBN 978-4757524590)
- 2008年12月25日にスクウェア・エニックスより上下巻が同時発売。原案・監修:時田貴司、挿絵:(オグロアキラ)。
- 『小説 ファイナルファンタジーIV THE AFTER 月の帰還』 スクウェア・エニックス、2009年3月。(ISBN 978-4757525368)
※以下は小説ではなく、編著者として手がけたゲーム攻略本やゲーム解説本。スタジオベントスタッフ他のライターが一部記事を執筆しているものもある。
- ドラゴンバスターの本(電波新聞社/1987年)
- 悪魔城ドラキュラのすべて―スーパーファミコン版(JICC出版局/1991年)
- ダンジョンマスターファンブック(JICC出版局/1992年)
ゲームシナリオ
※カッコ内は発売年、プラットフォーム、発売元。
- 『リングオブサイアス』(1996年/PlayStation/アテナ)
- 『アランドラ』(1997年/PlayStation/ソニー・コンピュータエンタテインメント)
- 『ドラゴンクエストキャラクターズ トルネコの大冒険2 不思議のダンジョン』(1999年/PlayStation/エニックス)
- 『ザ・ナイトメア・オブ・ドルアーガ 不思議のダンジョン』(2004年/PlayStation 2/アリカ)
- 『メダロットDS(カブトバージョン&クワガタバージョン)』(2010年/ニンテンドーDS/ロケットカンパニー)
脚注
注釈
- ^ 両者ともアーケード版からコンシューマー移植版に至るまでやり込んでいる[要出典]。ストIIに至ってはJICC出版局から出版された、家庭用ゲーム機の対戦型格闘ゲームを纏めたムックの巻頭特集として掲載された攻略記事(当時スーパーファミコン版ストIIの攻略本が徳間書店独占だったため、このような体裁が取られたと言われている)を1人で執筆したほどである[要出典]。
- ^ 『ワードナの逆襲』のあとがきなどで、そういったことに気をつけて執筆したという旨を自ら語っている[要出典]。
出典
外部リンク
- 手塚一郎 (@Tezuka_Ichiro) - Twitter