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愛知工業大学

愛知工業大学(あいちこうぎょうだいがく、英語: Aichi Institute of Technology)は、愛知県豊田市八草町八千草1247[1]に本部を置く日本私立大学1912年創立、1959年大学設置。大学の略称はAIT(Aichi Institute of Technolgy)、愛知工業、愛知工大、愛工大[2]など。

愛知工業大学
愛知工業大学(2011年)

愛知工業大学 (愛知県)
愛知工業大学 (日本)
大学設置 1959年
創立 1912年
学校種別 私立
設置者 学校法人名古屋電気学園
本部所在地 愛知県豊田市八草町八千草1247[1]
北緯35度10分58.8秒 東経137度6分43.8秒 / 北緯35.183000度 東経137.112167度 / 35.183000; 137.112167座標: 北緯35度10分58.8秒 東経137度6分43.8秒 / 北緯35.183000度 東経137.112167度 / 35.183000; 137.112167
キャンパス 八草(愛知県豊田市)
本山(名古屋市千種区
自由ヶ丘(名古屋市千種区)
学部 工学部
経営学部
情報科学部
研究科 工学研究科
経営情報科学研究科
ウェブサイト https://www.ait.ac.jp/
(テンプレートを表示)


概観

1912年に創立した名古屋電気学校を母体とする。建学の精神に「自由・愛・正義」を掲げ、また「創造と人間性」を教育のモットーとして工学部経営学部情報科学部の3学部7学科14専攻で、グローバル社会のニーズに対応できる実践的な教育を展開する。

耐震技術、防災、次世代電力技術の分野を柱に産学連携での研究、開発を推進しており、愛知工業大学が有する耐震実験施設は国内でも有数の規模であり、国内の大学では最大規模である[3]

長い歴史の中で多くの卒業生が名古屋を中心に活動しており、後援会組織の(愛名会)が就職のバックアップをしているため、『東洋経済新報』による「「本当に就職率の高い大学」100校ランキング」では、2014年に全国第3位、また2014年~2016年卒業生の学部別累積実就職率ランキングは理工系で全国第2位である[4][5]

2016年芝浦工業大学と連携協定を締結している。2017年には大垣共立銀行豊田信用金庫とそれぞれ連携協定を結んだ[6]

2017年に5つの私立理工系大学によって結成された工大サミットに加盟している。

沿革

  • 1912年 - 名古屋電気学講習所創立。
  • 1912年 - 私立名古屋電気学校設立。
  • 1954年 - 名古屋電気短期大学設立。
  • 1959年 - 名古屋電気大学設置。
  • 1960年 - 愛知工業大学に改称。
  • 1963年 - 工学部第II部開設。
  • 1965年 - 名古屋電気短期大学を愛知工業大学短期大学部にする。
  • 1974年 - 現所在地(八千草台)への移転が完了。
  • 1977年 - 計算センターが完工。
  • 1978年 - 愛知工業大学短期大学部廃止。
  • 1988年 - 計算センターに国内の大学として初めてスーパーコンピュータ「CRAY X-MP/14se」を導入。
  • 1992年 - 総合技術研究所を開設。
  • 1998年 - 工学部第II部の募集を停止し、工学部に昼間主コース・夜間主コースを設置。
  • 1998年 - 耐震実験センターが完工。
  • 2000年 - 経営情報科学部を開設。
  • 2001年 - AITプラザが完工。
  • 2001年 - 「学生チャレンジプロジェクト」事業を開始。
  • 2003年 - 12号館完工。「みらい工房」を設置。
  • 2005年 - 愛知県名古屋市千種区に本山キャンパスを設置。
  • 2005年 - 八草キャンパスに地域防災研究センターを設置。
  • 2007年 - 八草キャンパスにエコ電力研究センターを設置。
  • 2008年 - 都市工学科土木工学専攻(現土木工学科)がJABEE認定プログラムを開始。
  • 2009年 - 経営情報科学部が経営学部と情報科学部に分かれ3学部、7学科、14専攻になる。
  • 2010年 - 名古屋市千種区に自由ヶ丘キャンパスを設置。
  • 2010年 - 新1号館が完工。
  • 2015年 - 新2号館が完工。ロボット研究ミュージアムを設置。
  • 2015年 - 「都市環境学科」を「土木工学科」に改称。
  • 2017年 - バイオ環境化学実験棟が完工。
  • 2018年 - 自由ヶ丘キャンパス別館が完工。

教育および研究

学部

工学部
  • 電気学科
    • 電気工学専攻
    • 電子情報工学専攻
  • 応用化学科
    • 応用化学専攻
    • バイオ環境化学専攻
  • 機械学科
    • 機械工学専攻
    • 機械創造工学専攻
  • 土木工学科
    • 土木工学専攻
    • 防災土木工学専攻
  • 建築学科
    • 建築学専攻
    • 住居デザイン専攻
経営学部
  • 経営学科
    • 経営情報システム専攻
    • スポーツマネジメント専攻
情報科学部
  • 情報科学科
    • コンピュータシステム専攻
    • メディア情報専攻
基礎教育センター
  • 自然科学分野[7]
  • 人文・社会系教養分野[8]

大学院

工学研究科
  • 電気電子工学専攻(博士前期課程)
  • 材料化学専攻(博士前期課程)
  • 機械工学専攻(博士前期課程)
  • 建設システム工学専攻(博士前期課程)
  • 電気・材料工学専攻(博士後期課程)
  • 生産・建設工学専攻(博士後期課程)
経営情報科学研究科
  • 経営情報科学専攻

教育

  • 土木工学科は、企画・設計・施工に関わる各種実務において中心的な役割を果たす中堅実務技術者の育成を教育目標としている。
  • 土木工学科の構造研究室は当研究室に所属する学部生の卒業研究において耐震実験センターを使用した実験・解析を行っている。
  • 土木工学科の学生を対象とした、レーダチャート作成による技術・知識の修得状況に対する自己点検の実施。土木工学科が2008年にJABEE(日本技術者教育認定機構)認定を受けての教育の質の維持および向上を目指した取り組みである。
  • 国際的なエンジニア資格のP.E.(Professional Engineer)資格取得を志す機会学科の学生を対象とした講座「AE(アドバンス・エンジニア)プログラム」による国際技術者の養成[9]
  • ロボット研究ミュージアム設置により学内の各所に分散していたロボット関連研究室を一か所に集約。研究室間の相互連携による研究の促進を実現した[10]。当施設ではモビリティー、レスキュー、AIなどの様々な研究プロジェクトを行う[11]
  • 2003年、みらい工房の設置により学生の自由工作環境が整備された[12]
  • ものづくりに挑戦する学生を支援するための事業として2001年に学生チャレンジプロジェクトがスタートした。製作環境、材料費、大会の参加費のバックアップは大学が行なっている。
  • 愛知工業大学がイメージキャラクターとして採用している鉄人28号をモデルにしたニ足歩行するヒューマノイドロボットの製作プロジェクト。2004年の「鉄人1号」開発以来、毎年新たな鉄人ロボットを開発し現在もさらなる高機能化を目指して開発を続けている。主に電気、機械学科の学生、教員が参加し機械設計、通信制御、電子・電気回路設計・制御等はほぼ学生自らの力で行っている。また、「鉄人ロボット」はこれまでにテレビ番組や全国各地の様々なイベントで披露されている[13]
  • 情報科学科のCGメディア研究室、視覚情報デザイン研究室、デジタルカルチャー研究室の学生が制作した10種類の体験型デジタルゲームが世界最大級のゲーム展示イベント「東京ゲームショウ2022」へ出展された[14]
  • ロボカップへの出場
    • 基盤ソフトウェアの部門で世界第1位を獲得(2015年、2019年)
    • 分散人工知能技術によるシミュレーション部門で世界第2位を獲得(2019年)[15]

研究

研究機関の整備

私立大学学術研究高度化推進事業(文部科学省)
  • 1998年度ハイテクリサーチセンター整備事業

各種構造物の耐震実験に基づく機能限界耐震設計法の確立:耐震実験センター[16][17]

  • 2004年度社会連携推進事業

地震情報活用と防災拠点形成による地域防災力向上技術の開発:地域防災研究センター[18][19]

  • 2006年度社会連携推進事業

マイクログリッド導入による次世代型電力供給システムの開発:エコ電力研究センター[20] (八草キャンパスに実証研究用大規模グリーンエネルギーグリッドを整備[21])

採択された研究事業

知の拠点あいち重点研究プロジェクト(愛知県産学官連携事業)
Ⅲ期では2件、Ⅳ期では1件が採択されている。
  • Ⅲ期(2019 - 2021年度)
    • 次世代直流電力技術の開発とシステム化(八草キャンパスののグリーンエネルギーグリッドを使用)[22]
    • 人にやさしい遠隔操縦自動運転要素技術の開発とシステム化(豊田市から貸与された研究用車両を使用[23][22]
  • Ⅳ期(2022-2024年度)
    • 愛知県の農業生産力維持に向けた農作業軽労化汎用機械の開発[24]

突出した研究成果

  • 応用化学
    • 「立体保護効果がなくても空気中室温で安定な炭素原子中心中性ラジカルの合成」に世界で初めて成功(2018年)[25]
    • 新潟大学との共同研究において良好な電気伝導性を持つ有機中性ラジカル結晶の合成に成功、さらに電子ドーピングによって電気伝導性を 1,000 倍〜100,000 倍に向上させることに成功(2018年)[26]

付属機関および施設

付属研究機関

  • 総合技術研究所[27]
  • エコ電力研究センター[21]
  • 耐震実験センター[28]
  • 地域防災研究センター[29]

施設

八草キャンパス

経営学科経営情報システム専攻、大学院経営情報科学研究科を除くすべての専攻、研究科が属する。1~13号館の講義・実習・研究棟、総合技術研究、エコ電力研究、耐震実験、地域防災研究、図書館等の各施設から成る。さらに、電気学科・機械学科のロボット関連の研究室が集約された施設でこれまでに数多くのロボット開発プロジェクトが行われているロボット研究ミュージアムや[30]、指導を受ければ誰でも自由にものづくりを行えるみらい工房[31]などの特色ある施設がある。

自由ヶ丘キャンパス

経営学科経営情報システム専攻、大学院経営情報科学研究科が属する。

本山キャンパス

所属する専攻・研究科はなく、地域の発展や活性化への貢献を目的に設置された。

附属学校



大学関係者と組織

大学関係者組織

大学関係者一覧

交通アクセス

学生生活

スポーツ系クラブ35団体(うちUNIVAS登録24団体)、文化系クラブ31団体、学生自治会の計67団体がある。

他大学との協定

国内

芝浦工業大学[33]

国外

国際交流協定校

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 敷地の一部は瀬戸市広久手町にある。
  2. ^ “住民と愛工大、交わる場に 東郷町、ららぽーと内覧会でCG実証実験”. www.chunichi.co.jp. 2020年9月15日閲覧。
  3. ^ https://www.ait.ac.jp/facility/
  4. ^ http://toyokeizai.net/articles/-/109766
  5. ^ https://edu.chunichi.co.jp/sp/daigaku_no_shimbun2017/aichikougyo.html
  6. ^ 愛知工業大学 豊田信金と連携協定『日刊工業新聞』2017年9月14日(大学・産学連携面)
  7. ^ https://www.ait.ac.jp/faculty/education/natural/
  8. ^ https://www.ait.ac.jp/faculty/education/general/
  9. ^ https://www.ait.ac.jp/news/detail/0006885.htm P.E.1次試験に本学から12・13人目の合格者 2023年1月14日閲覧
  10. ^ “ロボット研究ミュージアム”. 愛知工業大学 | AICHI INSTITUTE OF TECHNOLOGY. 2023年5月12日閲覧。
  11. ^ “ロボット研究ミュージアム”. 愛知工業大学 | AICHI INSTITUTE OF TECHNOLOGY. 2023年5月12日閲覧。
  12. ^ “概要説明”. 愛知工業大学 | AICHI INSTITUTE OF TECHNOLOGY. 2023年5月12日閲覧。
  13. ^ https://edu.chunichi.co.jp/news/detail/10873/u00006
  14. ^ https://www.ait.ac.jp/news/detail/0006721.html
  15. ^ https://www.ait.ac.jp/facility/assets/docs/robot_report202109.pdf
  16. ^ https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shinkou/07021403/002/002/004/001.htm
  17. ^ https://www.ait.ac.jp/facility/seismic/content/ 耐震実験センター使用実績一覧 愛知工業大学ホームページ 2022年12月25日閲覧
  18. ^ https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shinkou/07021403/002/002/004/003.htm
  19. ^ https://www.ait.ac.jp/facility/disaster/content/ 愛知工業大学ホームページ
  20. ^ https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shinkou/07021403/002/002/004/003.htm 文部科学省ホームページ
  21. ^ a b https://www.ait.ac.jp/facility/eco-power/ 愛知工業大学ホームページ
  22. ^ a b https://www.ait.ac.jp/knowledge_hub_aichi/ 愛知工業大学ホームページ
  23. ^ 愛知工業大学と豊田市による包括連携協定の一環
  24. ^ https://www.astf-kha.jp/project/project2/files/PD-7.pdf
  25. ^ https://www.ait.ac.jp/news/detail/0003404.html
  26. ^ https://www.niigata-u.ac.jp/wp-content/uploads/2018/08/300831_re.pdf
  27. ^ https://www.ait.ac.jp/facility/research/ 愛知工業大学ホームページ
  28. ^ https://www.ait.ac.jp/facility/seismic/ 愛知工業大学ホームページ
  29. ^ “地域防災研究センター”. 愛知工業大学 | AICHI INSTITUTE OF TECHNOLOGY. 2023年5月12日閲覧。
  30. ^ https://www.ait.ac.jp/facility/robot/ 愛知工業大学ホームページ
  31. ^ https://www.ait.ac.jp/facility/future/about/ 愛知工業大学ホームページ
  32. ^ “愛工大情報電子専門学校が閉校へ 今春の入学生が最後に”. 毎日新聞. 2023年5月12日閲覧。
  33. ^ “芝浦工業大学(東京都港区)と連携協定を締結 | NEWS詳細”. 愛知工業大学 | AICHI INSTITUTE OF TECHNOLOGY. 2023年5月12日閲覧。

関連項目

外部リンク

  • 愛知工業大学
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