愛別駅(あいべつえき)は、北海道上川郡愛別町字東町にある北海道旅客鉄道(JR北海道)石北本線の駅である。電報略号はイヘ。事務管理コードは▲122505[2]。駅番号はA38。
歴史
- 1922年(大正11年)11月4日:鉄道省石北線新旭川駅 - 当駅間開業にともない開業(一般駅)[3]。
- 1923年(大正12年)11月15日:当駅 - 上川駅間延伸開業[4]。
- 1927年(昭和2年)10月10日:所属路線名が石北西線に改称[4]。
- 1932年(昭和7年)10月1日:新旭川駅 - 野付牛駅(現:北見駅)間を石北線と線名改称[4]。
- 1949年(昭和24年)6月1日:公共企業体である日本国有鉄道に移管。
- 1961年(昭和36年)4月1日:所属路線が石北本線に改称[4]。
- 1976年(昭和51年)11月:駅舎改築[5]。
- 1982年(昭和57年)11月15日:貨物扱い廃止[1]。
- 1984年(昭和59年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR北海道に継承[4]。
- 2003年(平成15年)4月1日:簡易委託廃止。
駅名の由来
アイヌ語のハイペッ(hay pet いら草の川)が転訛したものであるという説がある。他にアイペッ(ay pet 矢の川)とし、矢のように流れが速い川とする説もある。
駅構造
旭川駅管理の無人駅。駅舎内に男女別の水洗式便所がある。自動券売機は設置されていない。
のりば
待合室(2018年4月)
ホーム(2018年4月)
跨線橋(2018年4月)
駅名標(2018年4月)
利用状況
乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。
また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
駅周辺
愛別町の中心駅。国道に出るためには石狩川を渡らなければならない。
隣の駅
脚注
出典
- ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、917頁。ISBN (978-4-533-02980-6)。
- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、244頁。doi:10.11501/1873236 。2023年3月21日閲覧。
- ^ 「鉄道省告示第150号」『官報』第3077号、内閣印刷局、1922年11月2日、doi:10.11501/2955195、2023年1月7日閲覧。
- ^ a b c d e 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 28号・釧網本線/石北本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月31日、22-23頁。
- ^ 『鉄道建築ニュース』(1977年4月号・通号328)、鉄道建築協会 p. 32
- ^ “「通報」●函館本線江部乙駅ほか49駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 1. (1984年11月9日)
JR北海道
- ^ 「」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)』、北海道旅客鉄道、2017年12月8日。 オリジナルの2017年12月9日時点におけるアーカイブ2017年12月10日閲覧。 。
- ^ 「」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために)』、北海道旅客鉄道株式会社、3頁、2018年7月2日。 オリジナルの2018年8月19日時点におけるアーカイブ2018年8月19日閲覧。 。
- ^ “” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
- ^ “” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 輸送密度200人以上2,000人未満の線区(「黄色」8線区). 北海道旅客鉄道. p. 3・4 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月2日閲覧。
- ^ “”. 北海道旅客鉄道. 2022年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月14日閲覧。
- ^ “”. 北海道旅客鉄道. 2022年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月3日閲覧。
参考文献
関連項目
外部リンク
- 愛別|駅の情報検索(時刻表・バリアフリー)|駅・鉄道・観光|JR北海道- Hokkaido Railway Company