志水 直(しみず ただし、1849年5月13日(嘉永2年4月21日[1])- 1927年(昭和2年)4月26日[2])は、日本の陸軍軍人、最終階級は陸軍大佐[2]、衆議院議員(立憲政友会)、名古屋市長。
経歴
名古屋伝馬町(現在の名古屋市中区錦)出身。佐賀の乱・神風連の乱・萩の乱・西南戦争に従軍。また英語・フランス語・中国語を修め、1879年(明治12年)には東アジア各地に軍事視察に派遣され、1884年(明治17年)には大山巌(陸軍卿)の欧米諸国歴訪に随行した。
1892年(明治25年)11月15日、予備役に編入。日清戦争で召集され、その功績で1895年(明治28年)4月23日、陸軍大佐に昇進した[3]。
退役後、台湾総督府民政局事務官を経て、1897年(明治30年)より5年間名古屋市長を務めた。1902年(明治35年)第7回衆議院議員総選挙に出馬して当選し、1期在任した[2]。
栄典
- 外国勲章佩用允許
脚注
参考文献
- 『新選代議士列伝』金港堂、1902年、128頁。(NDLJP):778148。
- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。