人物
東京都出身。1985年一橋大学法学部卒業後、大和証券女性総合職1期生として、入社。
2004年金融庁公認会計士・監査審査会委員[1]。2006年大和インベスター・リレーションズ取締役[2]。2007年総務省統計審議会委員[3]。
2009年大和総研執行役員コンサルティング本部本部長。2010年同第一コンサルティング本部本部長[2][4]。2011年東京電力に関する経営・財務調査委員会委員[5]。2012年総務省官民競争入札等監理委員会委員[6]。この間、鹿児島大学稲盛アカデミー客員教授[7]。
2013年大和総研常務執行役員調査本部副本部長[2]、総務省独立行政法人評価委員会委員[8]。2015年法務省法制審議会委員[9]、財務会計基準機構基準諮問会議委員[10]。2016年大和総研専務理事[2]。同年から証券取引等監視委員会委員を務め[11]、国際連携を進めた[12]。
2020年AIGジャパン・ホールディングス監査役[13]、東京瓦斯社外取締役、味の素社外監査役、2021年フジテック社外取締役[14]、味の素社外取締役[15][16]、AIGジャパン・ホールディングス取締役[17]。
2023年にはフジテック筆頭株主の香港の投資ファンドであるオアシス・マネジメントが社外取締役全員の解任を主張する中、臨時株主総会前にフジテック取締役を辞任した[18]。同年三井不動産取締役[19]。田園調布雙葉学園評議員等も務めた[20]。
著書
「JAL再生 高収益企業への転換」日本経済新聞出版 2013年
脚注
- ^ 官報平成16年本紙第3828号 5頁
- ^ a b c d 引頭 麻実 社外取締役味の素
- ^ 官報平成19年本紙第4504号 8頁
- ^ 日本経済新聞出版, 日経の本. “引頭 麻実”. 日経の本 日本経済新聞出版. 2022年2月19日閲覧。
- ^ 東電査定の第三者委、政府が設置決定 トップに下河辺弁護士日本経済新聞2011年5月24日 16:32
- ^ 官報平成24年本紙第5856号 10頁
- ^ 吉田健一「稲盛アカデミー公開シンポジウム「経営哲学の浸透―JAL再生を題材として―」について」『鹿児島大学稲盛アカデミー研究紀要』第7巻、鹿児島大学、143-238頁、hdl:(10232/28460)、ISSN 1884-6009、NAID 120005853203。
- ^ 官報平成25年本紙第6027号 10頁
- ^ 官報2015年2月9日平成27年本紙第6468号 10頁
- ^ [https://www.asb.or.jp/jp/wp-content/uploads/pressrelease_20150514.pdf 基準諮問会議委員の選任に関するお知らせ ]公益財団法人財務会計基準機構
- ^ “証券取引等監視委員会委員長に長谷川充弘君を、同委員に浜田康君及び引頭麻実君を任命することについて同意を求めるの件：参議院”. www.sangiin.go.jp. 2022年2月19日閲覧。
- ^ 日中連携、相場操縦にメス 継続的な協力体制課題に （真相深層）日本経済新聞2018年8月21日 6:49
- ^ 人事、AIGジャパン・ホールディングス
- ^ “人事、フジテック”. 日本経済新聞 (2021年4月5日). 2022年2月19日閲覧。
- ^ “2802 味の素 | 役員の状況 - 引頭麻実”. irbank.net. 2022年2月19日閲覧。
- ^ “引頭麻実 | 会社データ | 味の素グループ”. 味の素グループ企業情報サイト～Eat Well, Live Well.～AJINOMOTO. 2022年2月19日閲覧。
- ^ 人事、AIGジャパン・ホールディングス
- ^ フジテックの引頭社外取締役が辞任 ファンドが解任提案日本経済新聞2023年2月21日 21:10
- ^ 人事、三井不動産日本経済新聞2023/3/3 19:10
- ^ 学園概要田園調布雙葉学園