庚(こう、かのえ)は、十干の7番目である。
陰陽五行説では金性の陽に割り当てられており、ここから日本では「かのえ」(金の兄)ともいう。
概要 庚の字は同音の「更」につながり、植物の生長が止まって新たな形に変化しようとする状態として、7番目に宛てられた。
西暦や皇紀では、10の倍数の年が庚の年となる。
中国語の化合物命名法では、ヘプタン、(ヘプチル基)など、炭素を7つ含む化合物や官能基に付けられる。
「火剋金」と言って、金は火に伏せられるとされることから、火性の最も盛んな夏の時期の庚の日は凶であるとされる。そこで、夏の間の3回の庚の日を三伏という。
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