» www.Giftbox.Az - Bir birindən gözəl hədiyyə satışı
ウィキペディアランダム
毎日カテゴリ
共有: WhatsappFacebookTwitterVK

10

10、じゅう、とお)は自然数、また整数において、9 の次で11の前の数である。の底が十を超える場合には A と表記され、以降の数も 11B12C …というようにラテンアルファベット大文字で表記する。

「十」の筆順

日本語の訓読みでは、十倍を意味する語尾を「そ」と読む(例:三十を「みそ」と読む)(但し、二十は「はたち」と読む)。漢字の「十」は音読みを「ジッ」もしくは「ジュウ」と発音する(下記参照)。

英語では、基数詞でten、序数詞では10th あるいは tenth となる。

ラテン語では decem(デケム)。

性質

  • 10 は合成数であり、正の約数1, 2, 5, 10 である。
  • 10 = 1 + 2 + 3 + 4
  • 3番目の中心つき三角数である。1つ前は4、次は19
  • 10 = 1 + 3 + 6
  • 10 = 2 × 5
    • 4番目の半素数である。1つ前は9、次は14
      • 10の倍数中唯一の半素数である。
      • 2桁の数では最小の半素数である。
      • 半素数がハーシャッド数になる4番目の数である。1つ前は9、次は21
    • n = 1 のときの 5 × 2n の値である。1つ前は5、次は20。(オンライン整数列大辞典の数列 (A020714))
    • n = 2 のときの 2(2n + 1) の値である。即ち、2番目の単偶数である。1つ前は6、次は14
    • 素因数が複数になる2番目の数である。1つ前は6、次は12
      • 2つの異なる素因数の積で p × q の形で表せる2番目の数である。1つ前は6、次は14
  • 1/10 = 0.1
    • 逆数有限小数になる5番目の数である。1つ前は8、次は16。(オンライン整数列大辞典の数列 (A003592))
      • 自然数の逆数のうち、小数点以下1桁の有限小数で表されるのは 1/101/2 = 0.5、1/5 = 0.2 である。
    • 1/10(10)が有限小数になるN進法は、素因数25が含まれるN進法に限られる。
    • 素因数に5が含まれていないN進法では、1/10(10)は循環小数になる。
      • 六進法では 1/14 = 0.0333…、九進法では 1/11 = 0.0808…、十二進法では 1/A = 0.12497…、十六進法では 1/A = 0.1999…、十八進法では 1/A = 0.1E73A…となる。(下線部は循環節)
      • 素因数が2と3のN進法では、「互いに素ではないが、逆数が循環小数になる数」で最小になる。
  • 4ビット表記において 10 = (1010)2 と 1, 0 が交互に並んでいる。
  • 自然数に 10 を掛けると元の数の右端に 0 を付けた数になる。例: 45 × 10 = 450
  • 十進法ならびに十の冪の基数。101。次は100
  • 102 + 1 = 101 であり、 n2 + 1 の形で素数を生む5番目の数である。1つ前は6、次は14
  • 10 は自然数の平方根では円周率 π に最も近い。√10 = 3.16227766 ≈ π
  • 九九では 2 の段で 2 × 5 = 10 (にごじゅう)、5 の段で 5 × 2 = 10 (ごにじゅう)と2通りの表し方がある。
  • 10! = 6! × 7! = 3628800
  • 各位の和が10となるハーシャッド数の最小は190、1000までに9個、10000までに63個ある。
  • 10番目のハーシャッド数である。1つ前は9、次は12
  • 各位の積が0になる2番目の数である。1つ前は0、次は20。(オンライン整数列大辞典の数列 (A011540))
  • 10 = 2 + 3 + 5
    • (最初からの連続素数の和)である。1つ前は5、次は17
  • 10 = 3 + 7 = 5 + 5
  • 10 = 13 + 13 + 23
  • 10 = 131 − 31 = 133 − 37
    • a > 1 , b > 1 のとき axby = c を成り立たせる自然数 x , y の解を2つもつ6番目の数である。1つ前は9、次は13。(オンライン整数列大辞典の数列 (A236211))
  • 以下のような(無限多重根号)の式で表せる。
      ,  
  • n = 10 のとき nn − 1 を並べた数を作ると素数になる。nn − 1 を並べた数が素数になる2番目の数である。1つ前は4、次は22。(オンライン整数列大辞典の数列 (A054211))
  • 10 = 0! + 1! + 2! + 3!

漢字「十」の音読み

漢字「十」の音読みは、当用漢字音訓表には「ジュウ」と「ジッ」が掲載されている。「ジュウ」は通常の呉音だが、「ジッ」のような促音で終わる漢字音は本来ならありえず、これはイレギュラーに発生した慣用音である。なお漢音はあまり使われないが「シュウ」である。

「ジッ」という漢字音は、「実行(ジッコウ)」のような字音での促音化ならありふれている。「ジッ」も本来は字音での促音化であった。その証拠に、「ジッ」で終わる語はない。「十」の本来の、歴史的仮名遣いでの呉音は「ジフ」だった。この音は「ジク」や「ジツ」のように、熟語音では頻繁に促音化し「ジッ」になった。

「ジフ」の「フ」は入声を表したものであり、「十」という漢字が日本に導入された頃の中国語(中古音)では dzyip(ジプ)のような発音だった。その証拠に、日本語・北方語以外の漢字圏の多くの言語では入声音が存続している。例えば現代朝鮮語では십(sip、シップ)である。このため、/‐t/(‐ツ) や /‐k/(‐ク)で終わる他の入声音と同様に、促音化を起こしたのである。日本語には本来閉音節子音で終わる音)がないため、語尾に母音の u を補うと「ジプ」となるが、拗音濁音の表記法が未発達な時代には、仮名では「シフ」と宛てて表現するほかなかった。後ろにp音、k音、t音などの詰まる音が来る際には、本来の発音が想起され「十把(じっぱ)」「十個(じっこ)」「十頭(じっとう)」など、「ジッ」という発音となる。しかし、それ以外の音が来た場合、例えば「十枚」の読み表記は「しふまい」となり、音便化されて「ジューマイ」と発音される。「ジュウ」の読みはこれに由来する。中世に唇音退化によるハ行子音の消失と(二重母音の長母音化)が起こり、「ジフ」は「ジュウ」に変化した。「ジュウ」という漢字音は促音化を起こさないので、「ジッ」はどんな音が促音化したのかわかりにくくなり、音訓表では独立した漢字音として認められた。

さらに江戸時代以降、拗音の表記法の未整備や、人的交流の活発化による他地方の方言の影響から、主に江戸関東地方において「ジッ」の読みが「ジュッ」と発音されることも多くなった。現在では東京方言の影響の大きさもあって、後者の「ジュッ」の読みも多くの地方で使われており、NHK でも認められている[1]

同様の現象は /‐p/(つまり歴史的仮名遣いで「‐フ」)入声で終わっていた漢字音では他でも起こりえた。「十」の大字として用いられる「拾」は音訓表には「ジュウ」(と「シュウ」)しかないが、歴史的仮名遣いでは「ジフ」で促音化を起こしえ、拾得唐代の僧侶の名)は「ジットク」と読む。「合」は「ガフ」「カフ」の促音化が合併(ガッペイ)・合戦(カッセン)などに残っており、現在では「ガッ」「カッ」が慣用音として認められている。ただし他の類型もあり、「立」は「リフ」の促音化「リッ」から誤った原音「リツ」が逆成され、現在では「リツ」が慣用音として認められている(「リッ」は「リツ」の促音化とされ独立した慣用音としては認められていない)。これらの現象は「フツ相通」と呼ばれ、ほかに「雑」(雑巾・雑居)「納」(納入・納豆)「入」(入院・入唐)などにも見られる。

その他 10 に関すること

曖昧さ回避

その他

テレビのチャンネル

十個一組で数えるもの

符号位置

記号 Unicode JIS X 0213 文字参照 名称
U+2169 1-13-30 Ⅹ
Ⅹ
ROMAN NUMERAL TEN
U+2179 1-12-30 ⅹ
ⅹ
SMALL ROMAN NUMERAL TEN
U+2469 1-13-10 ⑩
⑩
CIRCLED DIGIT TEN
U+247D - ⑽
⑽
PARENTHESIZED DIGIT TEN
U+2491 - ⒑
⒑
DIGIT TEN FULL STOP
U+24FE 1-6-65 ⓾
⓾
DOUBLE CIRCLED DIGIT TEN
U+277F 1-12-11 ❿
❿
DINGBAT NEGATIVE CIRCLED DIGIT TEN
U+2789 - ➉
➉
DINGBAT CIRCLED SANS-SERIF DIGIT TEN
U+2793 - ➓
➓
DINGBAT NEGATIVE CIRCLED SANS-SERIF DIGIT TEN
U+3229 - ㈩
㈩
PARENTHESIZED IDEOGRAPH TEN
U+3289 - ㊉
㊉
CIRCLED IDEOGRAPH TEN
U+5341 1-29-29 十
十
CJK Ideograph, number ten
U+62FE 2-29-6 拾
拾
CJK Ideograph, number ten
𐄐 U+10110 - 𐄐
𐄐
AEGEAN NUMBER TEN
𐹩 U+10E69 - 𐹩
𐹩
RUMI DIGIT TEN
🔟 U+1F51F - 🔟
🔟
KEYCAP TEN

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 開局~1974年は北九州が親局だった。

出典

  1. ^ NHK 放送文化研究所, ed. (2005), NHK ことばのハンドブック, 日本放送出版協会, ISBN (978-4140112182) p.95

関連項目

2桁までの自然数
(0) 1 2 3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26 27 28 29
30 31 32 33 34 35 36 37 38 39
40 41 42 43 44 45 46 47 48 49
50 51 52 53 54 55 56 57 58 59
60 61 62 63 64 65 66 67 68 69
70 71 72 73 74 75 76 77 78 79
80 81 82 83 84 85 86 87 88 89
90 91 92 93 94 95 96 97 98 99
  • 太字で表した数は素数である。
ウィキペディア、ウィキ、本、library、論文、読んだ、ダウンロード、自由、無料ダウンロード、mp3、video、mp4、3gp、 jpg、jpeg、gif、png、画像、音楽、歌、映画、本、ゲーム、ゲーム。