工藤 壽樹(工藤 寿樹、くどう としき、1949年11月26日 - )は、日本の政治家、元地方公務員。前北海道函館市長(3期)。
概要
北海道爾志郡乙部町生まれ。函館ラ・サール高等学校、早稲田大学法学部卒業。1973年4月、亀田市役所に就職。なお亀田市は同年12月1日に函館市に編入されている。
函館市秘書課長、財務部次長、財務部長、企画部長を歴任し、2006年4月、西尾正範函館市長の下、函館市助役(のち副市長)に就任するが[1]、2009年12月、西尾市政を批判し、副市長を辞任[2]。
函館市長選挙
2011年4月24日に行われた函館市長選挙に無所属で出馬。現職の西尾正範を破り、初当選を果たした[3][4]。4月27日、市長就任[5]。
※当日有権者数:233,385人 最終投票率:55.65%(前回比:-5.09pts)
2015年4月26日に行われた市長選で元衆議院議員秘書の新人を破り、再選[6][7]。
※当日有権者数:226,122人 最終投票率:51.86%(前回比:-3.79pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
工藤壽樹 | 65 | 無所属 | 現 | 90,914票 | 78.67% | |
広田知朗 | 54 | 無所属 | 新 | 24,651票 | 21.33% |
2019年4月21日に行われた市長選で元弘前大准教授の新人を破り3選[8]。
※当日有権者数:221,166人 最終投票率:49.32%(前回比:-2.54pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
工藤壽樹 | 69 | 無所属 | 現 | 69,458票 | 65.32% | |
武田春美 | 64 | 無所属 | 新 | 36,874票 | 34.68% |
2023年4月23日に行われた市長選では工藤の元で観光部部長、福祉部部長を務め、俳優大泉洋の兄である大泉潤との一騎討ちとなった。自由民主党・公明党から推薦を受けたが、立憲民主党が支持する大泉に大差で敗れた[9]。
「(大泉潤#2023年函館市長選挙)」も参照
※当日有権者数:210,568人 最終投票率:58.15%(前回比:8.83pts)
政策
- 2011年の市長選の公約の一つに「市長給与の50%カット」がある[3]。
発言
関連項目
脚注
- ^ 市長のプロフィール | 函館市
- ^ 工藤としき プロフィール
- ^ a b . 読売新聞. (2011年4月25日). オリジナルの2017年10月22日時点におけるアーカイブ。 2015年6月3日閲覧。
- ^ “平成23年4月24日執行 函館市長・市議会議員選挙 投開票結果”. 函館市選挙管理委員会事務局 選挙課 (2020年1月7日). 2020年11月25日閲覧。
- ^ “統一地方選挙のページ”. 北海道選挙管理委員会事務局 (2018年12月5日). 2020年11月25日閲覧。
- ^ “開票結果-市長選・北海道【統一地方選挙2015】”. 読売新聞. 2020年11月25日閲覧。
- ^ “平成27年4月26日執行函館市長選挙・函館市議会議員選挙 投開票結果”. 函館市選挙管理委員会事務局 選挙課 (2015年4月26日). 2020年11月25日閲覧。
- ^ “平成31年4月21日執行函館市長選挙・函館市議会議員選挙 投開票結果”. 函館市選挙管理委員会事務局 選挙課 (2019年10月31日). 2020年11月25日閲覧。
- ^ 「函館市長選 統一地方選挙2023」『NHK』、2023年4月24日。2023年4月24日閲覧。
- ^ 磯崎こず恵 (2014年4月3日). . 朝日新聞. オリジナルの2014年8月14日時点におけるアーカイブ。 2015年6月3日閲覧。
- ^ 阿部浩明 (2019年5月24日). “丸山議員を「ばかな国会議員」 函館市長が強く批判”. 朝日新聞デジタル
外部リンク
- 工藤としき(工藤寿樹)公式ウェブサイト
- - ウェイバックマシン(2023年4月26日アーカイブ分)