川田 悦子(かわだ えつこ、昭和24年(1949年)2月13日 - )は、日本の政治家。衆議院議員(1期)を務めた。福島県立白河女子高等学校(現福島県立白河旭高等学校)卒業。参議院議員の川田龍平(立憲民主党)は次男。
来歴
元法律事務所職員。遺伝子疾患である血友病を発症した次男・龍平がその治療に用いられた血液製剤によりHIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染、薬害エイズの真相究明を求める運動の先頭に立って活動する。2000年10月に、衆議院議員山本譲司の辞職に伴い行われた東京21区補欠選挙に無所属で市民の党の応援を受ける形で出馬し、初当選。院内会派に属さず無所属で活動。2003年の総選挙にも出馬したが落選。
落選後は、無防備地域宣言運動ネットワークの呼びかけ人としても名を連ねていた[1]。
政治的主張
文献
著書
- 『貧乏議員 : 国会「イビリの掟」を笑う』講談社、2002年4月、(ISBN 4062112647)
- 『龍平とともに : 薬害エイズとたたかう日々』岩波書店、1997年2月、(ISBN 4000255517)
共著
- 『薬害エイズはいま新しいたたかいへ』保田行雄、かもがわ出版、1998年8月、(ISBN 4876994005)
- 『現在(いま)生きる : 川田竜平・悦子の親子対談』川田竜平、新日本出版社、1998年4月ISBN 4406025839
- 『龍平の未来 : エイズと闘う19歳』広河隆一、講談社、1995年3月、(ISBN 4062075172)