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川中島 (川崎市)

日本 > 神奈川県 > 川崎市 > 川崎区 > 川中島

川中島(かわなかじま)は、神奈川県川崎市川崎区町名1965年(昭和40年)7月1日住居表示が施行されている[5]。面積は19.78 ha[1]

川中島
川中島
川中島の位置
川中島
川中島 (神奈川県)
北緯35度31分52.93秒 東経139度43分38.98秒 / 北緯35.5313694度 東経139.7274944度 / 35.5313694; 139.7274944
日本
都道府県 神奈川県
市町村 川崎市
川崎区
支所 大師支所
町名制定 1965年(昭和40年)7月1日
面積
 • 合計 0.1978877 km2
人口
2022年(令和4年)6月30日現在)[2]
 • 合計 3,608人
 • 密度 18,000人/km2
等時帯 (日本標準時)
郵便番号
210-0803[3]
市外局番 044((川崎MA))[4]
ナンバープレート 川崎

地理

多摩川の河口に近い低地であり[6]、一帯は住宅地となっている[7]。南端を国道132号が通過している。

川中島は北端で大師駅前と、東端で大師町大師公園台町と、南端では国道132号を挟んで観音と、西端で藤崎伊勢町と接する。これらの町域はすべて川崎区に属しており、川中島は市境・区境と接していない。

地価

住宅地の地価は、2022年令和4年)1月1日時点の公示地価によれば、川中島2丁目11-10の地点で288,000円/m²となっている[8]

歴史

江戸時代以前には当地を含む川中島村が存在した。その後の区画整理などで別の町名を名乗る部分も増えていったが、大師地区では昔の地名がそのままの土地についている唯一の例となっている[7]

平間寺(川崎大師)は1128年大治3年)の開創と伝わる[9]が、一帯の中世以前のことについては詳しく伝わっていない[6]

江戸時代

江戸時代に、当地は川中島村となった。わずかに平間寺・神明社領があったほかは江戸時代を通じて天領であり[10]、石は、正保期の「武蔵田園簿」で1629斗あまり(別に平間寺・神明社領が3石ずつや見取場があり)[6]、「元禄郷帳」・「天保郷帳」・幕末の「旧高旧領取調帳」では219石あまりとなっていた[11]。用水としては二ヶ領用水を用いたが、用水の下流に位置したために水が回ってこないことがあり、溝口水騒動というような大規模な騒動となったこともあった[10]

また、平間寺は江戸初期から参拝客を集めていたが[10]1796年寛政8年)に、徳川家斉前厄にあたり参拝を行ったことからさらに参拝者は増加し、門前も賑わいを見せていった[12]

江戸初期から川崎宿助郷を務めていた[10]が、幕末になると黒船来航以降には海岸見張番所が置かれたり、長州征討の負担のために増加助郷や上納金が課せられたりと、負担は増加の一途をたどった[11]

明治以降

明治維新以降、当地は神奈川県に属し、川中島村は大師河原村へ合併された[11]川崎市の成立後に耕地整理が行われて大師川中島町などいくつかのが分立したが、戦後の区画整理住居表示施行により町名が変わっていった[11]

当地では明治時代に海苔養殖や果樹の栽培が行われた。特に、当地ではイギリスから伝わった品種のが初めて栽培されたほか、袋掛けの技法も当地から全国へと広まった[7]。また、川崎大師への参拝客を見込んで、関東で初の電車となる大師電気鉄道が引かれたが、同社は東京・横浜方面へと延伸を重ねて現在の京浜急行電鉄となっており、創業の地である川崎大師への路線も大師線として営業を続けている。

地名の由来

当地が多摩川の河口部に形成された砂州、あるいは自然堤防であったことに由来すると考えられる[6]

沿革

世帯数と人口

2022年(令和4年)6月30日現在(川崎市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[2]

丁目 世帯数 人口
川中島1丁目 1,467世帯 2,502人
川中島2丁目 645世帯 1,106人
2,112世帯 3,608人

人口の変遷

国勢調査による人口の推移。

1995年(平成7年) 3,924人 [13]
2000年(平成12年) 3,742人 [14]
2005年(平成17年) 3,501人 [15]
2010年(平成22年) 3,541人 [16]
2015年(平成27年) 3,400人 [17]
2020年(令和2年) 3,642人 [18]

世帯数の変遷

国勢調査による世帯数の推移。

1995年(平成7年) 1,617世帯 [13]
2000年(平成12年) 1,669世帯 [14]
2005年(平成17年) 1,697世帯 [15]
2010年(平成22年) 1,762世帯 [16]
2015年(平成27年) 1,742世帯 [17]
2020年(令和2年) 2,052世帯 [18]

学区

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2021年12月時点)[19][20]

丁目 番・番地等 小学校 中学校
川中島1丁目 全域 川崎市立川中島小学校 川崎市立川中島中学校
川中島2丁目 全域

事業所

2016年(平成28年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[21]

丁目 事業所数 従業員数
川中島1丁目 67事業所 223人
川中島2丁目 34事業所 241人
101事業所 464人

交通

鉄道

当地を通る鉄道は存在しない。京急大師線川崎大師駅が最寄りとなる。

路線バス

当地を通る路線バスは川崎市交通局川崎鶴見臨港バスの2事業者が運行している。当地の南端の国道132号を通って、両事業者が川崎駅と臨海部を結ぶバスを運行しているほか、川崎駅と川崎大師駅を結ぶ路線を川崎鶴見臨港バスが運行している。

道路

国道132号が、当地の南端を通過している。

施設

その他

日本郵便

警察

町内の警察の管轄区域は以下の通りである[23]

丁目 番・番地等 警察署 交番・駐在所
川中島1丁目 全域 川崎警察署 大師駅前交番
川中島2丁目 全域

関連項目

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b “町丁別面積(総務省統計局「地図で見る統計(統計GIS)」の数値)”. 川崎市 (2018年5月22日). 2021年12月12日閲覧。
  2. ^ a b “令和4年町丁別世帯数・人口 6月30日現在” (XLS). 川崎市 (2022年7月25日). 2022年7月25日閲覧。 “令和4年町丁別世帯数・人口 6月末日現在”
  3. ^ a b “川中島の郵便番号”. 日本郵便. 2021年8月11日閲覧。
  4. ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  5. ^ “区別町名一覧表(川崎区)”. 川崎市 (2012年4月6日). 2012年10月17日閲覧。
  6. ^ a b c d 川崎地名辞典(上)』、p.74。
  7. ^ a b c 川崎の町名』、p.63。
  8. ^ “土地総合情報システム”. 国土交通省. 2022年7月18日閲覧。
  9. ^ “川崎大師の紹介”. 平間寺. 2012年8月19日閲覧。
  10. ^ a b c d e f g 角川日本地名大辞典 14 神奈川県』、p.309。
  11. ^ a b c d e f g h 川崎地名辞典(上)』、p.75。
  12. ^ 川崎地名辞典(上)』、pp.74-75。
  13. ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
  14. ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
  15. ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
  16. ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  17. ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  18. ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
  19. ^ “川崎区の小学校(町丁名順)”. 川崎市 (2017年11月20日). 2021年12月18日閲覧。
  20. ^ “川崎区の中学校(町丁名順)”. 川崎市 (2017年11月20日). 2021年12月18日閲覧。
  21. ^ “平成28年経済センサス-活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
  22. ^ “郵便番号簿 2020年度版” (PDF). 日本郵便. 2021年8月7日閲覧。
  23. ^ “交番のご案内”. 川崎警察署. 2021年12月18日閲覧。

参考文献

  • 『川崎の町名』日本地名研究所 編、川崎市、1995年。 
  • 『川崎地名辞典(上)』日本地名研究所 編、川崎市、2004年。 
  • 角川日本地名大辞典 14 神奈川県』角川書店、1984年。 
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