伝記の記載を年譜形式のみとすることは(推奨されていません)。 |
岩崎 茂(いわさき しげる、1953年(昭和28年)2月3日 - )は、日本の航空自衛官。第31代航空幕僚長を経て、第4代統合幕僚長。岩手県岩手郡岩手町出身。
職種は操縦幹部。竹河内捷次以来9年ぶりとなる空自出身の統合幕僚長である(統合幕僚監部に改編されてからは初)。航空幕僚長時代には航空自衛隊次期主力戦闘機をF-35ライトニングⅡとする政府の決定を補佐した。
略歴
- 岩手県立盛岡第三高等学校卒
- 1975年(昭和50年)3月:防衛大学校卒業(第19期)
- 1986年(昭和61年)7月:3等空佐
- 1989年(平成元年)7月:2等空佐
- 1991年(平成 3年)8月1日:第201飛行隊長。TACネーム"Garfield"1993年7月31日まで。
- 1994年(平成 6年)1月:1等空佐に昇任
- 1996年(平成 8年)3月25日:航空幕僚監部防衛部防衛課防衛班長
- 1997年(平成 9年)12月1日:第7航空団飛行群司令
- 1999年(平成11年)12月10日:航空幕僚監部人事教育部補任課長
- 2000年(平成12年)6月30日:空将補に昇任
- 2001年(平成13年)1月11日:第2航空団司令兼千歳基地司令
- 2003年(平成15年)3月27日:航空総隊司令部防衛部長
- 2004年(平成16年)8月30日:航空幕僚監部人事教育部長
- 2006年(平成18年)8月4日:空将に昇任、第34代 西部航空方面隊司令官
- 2008年(平成20年)8月1日:第40代航空幕僚副長(田母神俊雄空幕長更迭に伴い、10月31日から11月7日まで航空幕僚長事務代理)
- 2009年(平成21年)7月21日:第40代 航空総隊司令官
- 2010年(平成22年)12月24日:第31代 航空幕僚長
- 2012年(平成24年)1月31日:第4代 統合幕僚長
- 2014年(平成26年)10月14日:退官。同日付をもって防衛大臣政策参与
- 2015年(平成27年)10月1日:ANAホールディングスに再就職(顧問)[1]
- 2016年(平成28年)6月30日:防衛大臣政策参与を退職[2]
- 2019年(平成31年)8月23日:実業之日本フォーラムに寄稿開始[3]
- 2023年(令和 5年)4月29日:瑞宝大綬章受章[4]。
栄典
画像
アメリカ軍の(空軍兵学校)を訪問した岩崎。
マーティン・デンプシーと談笑する岩崎
来日したホートン英国防参謀総長と、盾を送り合う岩崎
アメリカ空軍司令部学校にて、講演する岩崎
米軍を表敬訪問した岩崎
儀仗を受ける岩崎
脚注
出典
- 防衛年鑑(2010年版) (ISBN 9784938468316) 582頁
|
|
|
|
|
|