山口県議会(やまぐちけんぎかい)は、山口県に設置されている地方議会である。
概要 - 会派
- 自民党が極めて強い土地柄を反映し、自民党系の会派が第一党を占めるが、2011年の統一地方選挙による選挙後、議長候補を巡って柳居俊学(大島郡区)を推す主流派と吉井利行(熊毛郡区)を推す非主流派9名が分裂、非主流派が新会派「自由民主党新生会」を結成した[1]。分裂後も、両会派が第一党・第二党の立場を確保していたが、自由民主党新生会は2019年の統一地方選挙で吉井の引退もあり、公明党・民政会(立憲民主党系)に次ぐ第4会派となった[2]。
- 2011年の選挙で初当選した無所属議員[3]がそれぞれ「一人会派」を結成し[4]、以後も同様の状態が続いており、地方議会としては珍しく無所属の議員がいない状態となっている。
会派別議員数一覧
(2019年4月30日任期開始) 会派名 | 議員数 | 所属党派 | 女性議員数 | 女性議員の比率(%) |
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自由民主党 | 28 | 自由民主党 | 1 | 3.85 |
公明党 | 5 | 公明党 | 1 | 20 |
民政会 | 4 | 立憲民主党3・無所属1 | 1 | 25 |
自由民主党新生会 | 2 | 自由民主党 | 0 | 0 |
日本共産党 | 2 | 日本共産党 | 0 | 0 |
社民党・市民連合 | 2 | 社会民主党 | 0 | 0 |
新政クラブ | 1 | 無所属 | 0 | 0 |
草の根 | 1 | 無所属 | 1 | 100 |
県民の誇りを育む会 | 1 | 無所属 | 0 | 0 |
光風会 | 1 | 無所属 | 1 | 100 |
合計 | 47 | | 5 | 10.64 |
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※2021年3月現在。
- 常任委員会
- 総務政策委員会
- 環境福祉委員会
- 商工労働委員会
- 農林水産委員会
- 土木建築委員会
- 文教警察委員会
- 特別委員会
- 議会運営委員会
定数 - 47人
- 以前は53人だったが、選挙区割りの見直し(後述)と県人口の減少傾向に伴い、2006年(平成18年)6月定例県議会で定数が見直され、翌2007年(平成19年)4月の任期満了に伴う選挙(統一地方選挙)から新定数となった[5]。
各選挙区の定数・区域・有権者数 - 選挙区数15
- 原則として市・郡単位で選挙区が割り当てられている。
- 以前は22選挙区だったが、いわゆる「平成の大合併」で山口県内の市町村数が大幅に減少し一部の郡が消滅する見通しとなったことから、合併の枠組みに応じて選挙区を統合して選挙区割の調整が行われ、2006年(平成18年)6月定例県議会で定数と共に見直され、翌2007年(平成19年)4月の任期満了に伴う選挙から新選挙区となった[5]。
選挙区名 | 定数 | 市町 | 有権者数 |
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下関市選挙区 | 9 | 下関市 | 218,046 |
宇部市選挙区 | 5 | 宇部市 | 137,615 |
山口市選挙区 | 6 | 山口市 | 158,962 |
萩市・阿武町選挙区 | 2 | 萩市・阿武町 | 42,841 |
防府市選挙区 | 4 | 防府市 | 96,124 |
下松市選挙区 | 2 | 下松市 | 47,160 |
岩国市・和木町選挙区 | 5 | 岩国市・和木町 | 116,621 |
光市選挙区 | 2 | 光市 | 42,903 |
長門市選挙区 | 1 | 長門市 | 28,696 |
柳井市選挙区 | 1 | 柳井市 | 26,763 |
美祢市選挙区 | 1 | 美祢市 | 20,542 |
周南市選挙区 | 5 | 周南市 | 119,230 |
山陽小野田市選挙区 | 2 | 山陽小野田市 | 51,685 |
周防大島町選挙区 | 1 | 周防大島町 | 13,761 |
上関町・田布施町・平生町選挙区 | 1 | 上関町・田布施町・平生町 | 25,383 |
合計 | 47 | | 1,146,332 |
1票の格差は2.09倍である。 2021/6/1現在
主な山口県議会議員出身者脚注関連項目外部リンク ウィキペディア、ウィキ、本、library、論文、読んだ、ダウンロード、自由、無料ダウンロード、mp3、video、mp4、3gp、 jpg、jpeg、gif、png、画像、音楽、歌、映画、本、ゲーム、ゲーム。