居城要

居城 要（いしろ かなめ、1925年 - 2016年6月18日^[2]）は、日本の実業家、馬主。

いしろ かなめ 居城 要
生誕	1925年^[注 1] 日本 北海道士幌町^[1]
死没	2016年6月18日（90歳没）^[2] 日本 茨城県牛久市^[2]
職業	実業家 馬主
肩書き	居城飼料株式会社 代表取締役会長^[2]
子供	居城 寿与（長男）^[3]

経歴

北海道士幌町に本店を、茨城県美浦村に支店を構える^[4]居城飼料株式会社の会長を務めた^[2]。同店が販売する飼料は、日本中央競馬会（JRA）の美浦トレーニングセンター内の厩舎でも用いられている^[5]。

2016年6月18日、老衰のため茨城県牛久市内の病院で死去した^[2]。90歳没。

馬主活動

 

居城の勝負服

日本中央競馬会（JRA）および地方競馬（NAR）に登録する馬主としても知られた。勝負服の柄は海老、黄一本輪、海老袖、冠名には「ゴールド」を用いた^[2]。

1973年^{[注 2]}もしくは1989年^{[注 3]}に北海道新冠町に北勝ファームを設立、オーナーブリーダーとして活動していた^[4]。同ファームは2016年時点でスタッフ2名で運営される小規模な牧場である^[4]。要は、繁殖馬の配合などを全て自分自身で決めていたという^[4]。

要の没後は、長男の居城寿与（いしろ ひさよ）が馬主業や牧場の経営などを引き継いでいる^[6]。

主な所有馬

GI級競走優勝馬

• ゴールドアクター^{[注 4]}（2014年菊花賞3着、2015年アルゼンチン共和国杯、有馬記念、2016年日経賞、オールカマー、有馬記念3着、2017年天皇賞・春2着）

重賞競走優勝馬

• グローバルリーダー（2005年ロジータ記念）
• ゴールドビルダー（居城寿与名義、2020年ハイセイコー記念）

その他の所有馬

• ヘイロンシン（2003年豊国ジャンプステークス、ゴールドアクターの母）

脚注

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注釈

1. ^ 出典2および出典3における年齢より。
2. ^ 出典4の記事内の記載より。
3. ^ 出典3の記事内の記載より。なお、北勝ファーム生産馬は1989年産より存在している。
4. ^ 2016年オールカマーより居城寿与名義の戦績。

出典

1. ^ “有馬記念優勝のゴールドアクター、馬主は士幌出身の居城さん”. 十勝毎日新聞 (2015年12月30日). 2023年2月23日閲覧。
2. ^ ^{a b c d e f g} “ゴールドアクター馬主・居城オーナー死去、９０歳”. サンスポZBAT. サンケイスポーツ (2016年6月30日). 2023年2月12日閲覧。
3. ^ “馬主歴50年の居城オーナー歓喜の初戴冠／有馬記念”. 極ウマ. 日刊スポーツ (2015年12月28日). 2023年2月23日閲覧。
4. ^ ^{a b c d} “【ズームアップ】スタッフ２人の牧場から誕生したアクター”. サンスポZBAT. サンケイスポーツ (2016年3月15日). 2023年2月23日閲覧。
5. ^ “Makoto Eguchiのツイート”. Twitter (2015年12月19日). 2023年2月23日閲覧。
6. ^ “天国のオーナーと母がひと押し！ゴールドアクターが有馬記念連覇へ”. web Sportiva. 集英社 (2016年12月22日). 2023年2月23日閲覧。