『少年義勇兵』(しょうねんぎゆうへい、原題:ยุวชนทหาร เปิดเทอมไปรบ、英題:Boys will be boys, Boys will be men)は、2000年のタイ映画。太平洋戦争勃発時の1941年12月8日未明から昼前まで、日本軍と戦ったタイ軍少年義勇兵の青春を描く戦争映画。
ストーリー
1941年5月、日本と米国の対立が激化し、中立国タイでも戦争勃発に備えて少年義勇兵が募られる。姉とその夫である日本人といっしょに湾岸の町チュンポーンに住むマールットは、級友である副知事の息子プラユットやクラスメートたちとともに義勇兵に志願する。マールットとプラユットは厳しい訓練に励みながら、チッチョンという女学生に恋をしたりして、青春の日々をすごしていく。やがて、12月8日、日本軍がタイに上陸。チュンポーンでも両軍の戦闘が始まり、少年義勇兵も戦闘に参加する。
キャスト
- マールット:(ルンルアン・アナンタヤ)
- プラユット:(ワラヨット・パニチャタライポップ)
- チッチョン:(テーヤー・ロジャース)
- タヴィン隊長:(ローン・バンチョンサーン)
- サムラーン軍曹:(カチョンサック・ラタナニサイ)
- チッチョンの父チョット:(スチャオ・ポンウィライ)
スタッフ
- 監督:(ユッタナー・ムクダーサニット)
- 脚本:(ユッタナー・ムクダーサニット)、ワニット・チャルンキットアナン
- 撮影:ワンチャイ・レンケーオ
- 美術:プラサーン・ペットポーン
- 音楽:タナワット・スープサワン
- 製作:(ユッタナー・ムクダーサニット)
関連項目
- 日本軍のタイ進駐 - この事件が映画の背景となっている