小谷村(おたりむら)は、長野県北安曇郡に属している村。特別豪雪地帯に指定されており、冬季は大規模スキー場が多くの観光客で賑わう。
おたりむら 小谷村 | |
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国 | 日本 |
地方 | 中部地方、甲信越地方、信越地方 |
都道府県 | 長野県 |
郡 | 北安曇郡 |
市町村コード | 20486-2 |
法人番号 | 7000020204862 |
面積 | 267.91km2 (境界未定部分あり) |
総人口 | 2,547人 ([編集]) (推計人口、2023年4月1日) |
人口密度 | 9.51人/km2 |
隣接自治体 | 長野市、北安曇郡白馬村 新潟県:糸魚川市、妙高市 |
村の木 | ブナ(2008年、合併50周年により指定) |
村の花 | オオヤマザクラ |
小谷村役場 | |
村長 | (中村義明) |
所在地 | 〒399-9494 長野県北安曇郡小谷村大字中小谷丙131 北緯36度46分45秒 東経137度54分30秒 / 北緯36.77906度 東経137.90825度座標: 北緯36度46分45秒 東経137度54分30秒 / 北緯36.77906度 東経137.90825度 |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
■ ― 市 / ■ ― 町 / ■ ― 村 | |
ウィキプロジェクト |
地理
村の東部は、妙高戸隠連山国立公園を含み、雨飾山など頸城山塊にあたる標高2000m前後の山がそびえ、西部には中部山岳国立公園を含む、白馬連峰の標高2500m前後の山がそびえる。すなわち2つの国立公園を持つ村である。戦前には金鉱山の地蔵鉱山が存在していたが、2013年に再開山(新規鉱業権取得)し、日本でも数少ない金鉱山の一つとなっている。
静岡-糸魚川構造線上にあるため、村は峡谷型の地形、脆弱な地質条件であるため、地すべり、山腹崩壊等の土砂災害が発生しやすく、過去に幾度も大規模な被害に見舞われている。
全面積の88%を森林が占め、耕地は3%弱と圧倒的に森林が多い。森林セラピー基地に認定されている。また、栂池高原という高原も広がる。大網地区は65歳以上が7割を占める限界村落。2013年に42年ぶりの新婚夫婦が誕生した。
地形
- 山岳
- 河川
- 湖沼
浦川スーパー暗渠砂防堰堤
白馬大池
大字
- 北小谷
- 中小谷
- 中土
- 千国
隣接している自治体
人口
小谷村と全国の年齢別人口分布(2005年) | 小谷村の年齢・男女別人口分布(2005年) | |
■紫色 ― 小谷村 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |
小谷村(に相当する地域)の人口の推移 | ||
総務省統計局 国勢調査より |
歴史
中世
近世
近代
- 1871年(明治4年) - 7月14日には松本県の所属となり、11月には筑摩県の所属となる。
- 1876年(明治9年)8月21日 - 長野県の所属で落ち着く。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、北安曇郡南小谷村、中土村、北小谷村が発足。3村は通称「小谷3カ村」と呼ばれた。
- 1911年(明治44年)8月8日 - 浦川上流の稗田山北側斜面が崩壊。4日後の天然ダム決壊による土砂流出も合わせて、北小谷村中心部の来馬集落が埋まるなど、姫川流域全体に甚大な被害が及ぶ(稗田山崩れ)。
現代
行政
歴代村長
就任日 | 退任日 | 名前 |
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2003年4月27日 | 2011年4月26日 | 小林三郎 |
2011年4月27日 | 2019年4月26日 | 松本久志 |
2019年4月27日 | 現職 | 中村義明 |
所轄機関
姉妹都市・提携都市
- 日本国内
- 日本国外
議会
長野県議会
- 選挙区:北安曇郡選挙区
- 定数:1人
- 任期:2019年(平成31年)4月30日 - 2023年(令和5年)4月29日
- 宮沢敏文(無所属)
衆議院
経済
小谷村ではスキー場を中心とする観光業が発達し、栂池高原スキー場、白馬乗鞍温泉スキー場、白馬コルチナ国際スキー場の3つのスキー場を有する。
教育
小学校
中学校
社会教育
交通
鉄道
南小谷駅より千国方面はJR東日本、中土方面はJR西日本の管轄となっている。1982年(昭和57年)には特急あずさが南小谷駅への乗り入れを開始した[4]。
バス
道路
村内に高速道路は通っていない。関東方面からは、上信越自動車道長野IC、中京方面からは、長野自動車道安曇野IC、北陸、関西方面からは北陸自動車道糸魚川ICからのアクセスが便利。道の駅として道の駅小谷がある。
- 国道
名所・旧跡・観光スポット
- 名所・旧跡
- 観光スポット
- 栂池高原
- 白馬乗鞍温泉スキー場
- 白馬コルチナ国際スキー場
- 雨飾高原キャンプ場
- (石坂森林探検村)
- 小谷温泉
- 姫川温泉
- 小谷温泉
- 下里瀬温泉
- 来馬温泉[5]
- 奉納温泉[6]
- 島温泉[6]
- 真木集落[7]
栂池自然園
白馬コルチナ国際スキー場
小谷村複合拠点施設 おたりつぐら
小谷村郷土館
千国の庄史料館
姫川温泉
祭事・催事
- 中谷大宮諏訪神社例祭
- 千国諏訪神社例祭
- 深原 花とうろう祭り
- 大網 雪と火の祭り
- 塩の道祭り
- 小谷新そば祭り
小谷村を舞台とした作品
脚注
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- 小谷村公式観光アカウント (@otari_nagano_japan) - Instagram