主な経歴 - 陸上は稲枝中学校に入学してから始める[1]。
- 八日市高校では、2年生の時に県大会1位、3年生の時には10秒59をマークした[2]。しかし、インターハイでは準決勝敗退するなど目立った実績は残せなかった[3]。
大学時代
- 2008年(平成20年)4月、立命館大学に入学。
- 2010年(平成22年)9月、平塚で行われた日本学生個人選手権の100m決勝を10秒28(+3.7)で制し、全国タイトルを獲得した。
- 2011年(平成23年)4月、広島で行われた第45回織田記念国際の100mに出場し、予選で追い風参考記録ながら10秒18(+2.8)をマークすると、決勝では10秒28(+1.2)をマークし、山縣亮太や川面聡大らを抑え優勝を果たした[4]。
- 2011年(平成23年)6月、熊谷で行われた第95回日本選手権の100mに3年連続の出場を果たし、3回目にして初の決勝に進出した。決勝では優勝した江里口匡史と0秒02差の10秒40(-0.5)で2位に終わり、優勝を逃した。
- 2011年(平成23年)7月、神戸で行われた第19回アジア選手権の日本代表に選出され、100mの決勝で10秒39(+1.8)の7位となっている[5]。
- 2011年(平成23年)8月、深圳で行われた第26回ユニバーシアード日本代表に選出され、100mで10秒52(-0.8)の準決勝2組8着、4×100mリレーでは予選で日本チーム(山縣亮太-小谷-川面聡大-飯塚翔太)の2走を任されたが、日本チームはバトンミスで失格となった[6]。
- 2011年(平成23年)9月、熊本で行われた第80回日本学生選手権の100m決勝で10秒51(-1.9)をマークし、山縣亮太を抑え初優勝を果たした[7]。関西勢では1994年の朝原宣治(同志社大学)以来、17年ぶりにこの種目を制した[3]。
- 2011年(平成23年)10月、平塚で行われた第51回実業団・学生対抗の100mを10秒29(+1.5)の大会新記録で制し、最優秀選手に輝いた[8]。
社会人時代
- 2012年(平成24年)4月、住友電工に入社。
- 2012年(平成24年)4月、広島で行われた第46回織田記念国際の100m予選で10秒21(+1.3)の自己ベストとロンドンオリンピックB標準をマークした[9]。
- 2012年(平成24年)4月、川崎で行われたゴールデングランプリ川崎に出場し、4×100mリレーで日本Aチーム(江里口匡史-山縣亮太-髙平慎士-小谷)のアンカーを任された。前日にアンカーを言い渡され、当日のアップ中は緊張して何も喋れなかったという[10]。
- 2012年(平成24年)6月、大阪で行われた第96回日本選手権の100mにロンドンオリンピックB標準突破選手として出場。2年連続の決勝進出を果たしたが、決勝では10秒48(0.0)の6位に終わり、オリンピック代表入りを逃した。
- 2014年(平成26年)6月、鳥取で行われた布勢スプリントの100mに出場し、第1レースで10秒25(+2.0)の大会新記録をマークすると、第2レースでも10秒22(+1.8)の大会新記録をマークした[11]。
- 2017年(平成29年)12月、今季限りで現役引退することを発表した[12]。11月12日の立命館大学記録会にて引退レースが行われた[13]。
自己ベスト - 記録欄の( )内の数字は風速(m/s)で、+は追い風を意味する。
種目 | 記録 | 年月日 | 場所 | 備考 |
---|
100m | 10秒21 (+1.3) | 2012年4月29日 | 広島市 | |
200m | 20秒67 (+2.0) | 2014年5月3日 | 袋井市 | |
主要大会成績 国際大会
年 | 大会 | 場所 | 種目 | 結果 | 記録 | 備考 |
---|
2011 (大4) | アジア選手権 | 神戸 | 100m | 7位 | 10秒39 (+1.8) | |
ユニバーシアード (en) | 深圳 | 100m | 準決勝 | 10秒52 (-0.8) | |
4x100mR | 予選 | DQ (2走) | |
日本選手権
年 | 大会 | 場所 | 種目 | 結果 | 記録 | 備考 |
---|
2009 (大2) | 第93回 | 広島市 | 100m | 準決勝 | 10秒40 (+1.9) | |
横浜市 | 4x100mR | 2位 | 39秒74 (2走) | |
2010 (大3) | 第94回 | 丸亀市 | 100m | 準決勝 | 10秒63 (-0.7) | |
横浜市 | 4x100mR | 6位 | 40秒54 (4走) | |
2011 (大4) | 第95回 | 熊谷市 | 100m | 2位 | 10秒40 (-0.5) | |
横浜市 | 4x100mR | 3位 | 39秒99 (2走) | |
2012 (社1) | 第96回 | 大阪市 | 100m | 6位 | 10秒48 (0.0) | |
横浜市 | 4x100mR | 7位 | 40秒05 (2走) | |
2013 (社2) | 第97回 | 調布市 | 100m | 予選 | 10秒49 (+0.9) | |
横浜市 | 4x100mR | 2位 | 39秒51 (2走) | |
2014 (社3) | 第98回 | 福島市 | 100m | 7位 | 10秒37 (+0.6) | |
200m | 予選 | 20秒90 (+1.5) | |
横浜市 | 4x100mR | 3位 | 39秒14 (2走) | |
2015 (社4) | 第99回 | 新潟市 | 100m | 7位 | 10秒53 (-0.9) | |
横浜市 | 4x100mR | 2位 | 39秒07 (2走) | |
2016 (社5) | 第100回 | 名古屋市 | 100m | 予選 | 10秒81 (-1.4) | |
その他
関連項目脚注 - ^ 【アスリートファイル】陸上短距離 小谷 優介 産経関西 (2011-5-9) 2014年7月1日閲覧。
- ^ 立命館大・小谷優介選手 陸上100㍍日本代表候補 ロンドン五輪出場目指す 滋賀彦根新聞 (2012-2-17) 2014年7月1日閲覧。
- ^ a b 期待のスプリンター・小谷優介、五輪へダッシュ 読売新聞 (2011-10-17) 2014年7月1日閲覧。
- ^ 小谷が男子100V標準記録は届かず/陸上 日刊スポーツ nikkansports.com (2011-04-29). 2014年7月1日閲覧。
- ^ 日本人選手結果 日本陸上競技連盟 (PDF, 200 KB) 2014年7月1日閲覧
- ^ 第26回ユニバーシアード競技大会(2011/深圳) 日本選手団(陸上競技)結果 日本学生陸上競技連合 (PDF, 77.3 KB) 2014年7月1日閲覧
- ^ 小谷が100m優勝、山縣が2位/陸上 日刊スポーツ nikkansports.com (2011-09-11). 2014年7月1日閲覧。
- ^ 小谷、渡辺がアベック大会新/陸上 日刊スポーツ nikkansports.com (2011-10-15). 2014年7月1日閲覧。
- ^ 2012年大会結果(第46回織田幹雄記念国際陸上競技大会 兼 第30回オリンピック競技会代表選手選考競技会) - 住友電工 2014年7月1日閲覧
- ^ 男400リレー小谷悔しい競り負け/陸上 日刊スポーツ nikkansports.com (2012-05-06). 2014年7月1日閲覧。
- ^ 女子トップは福島、男子小谷は大会新記録 日刊スポーツ nikkansports.com (2014-06-29). 2014年7月1日閲覧。
- ^ “選手引退のご報告”. 住友電工陸上競技部 (2017年12月13日). 2017年12月13日閲覧。
- ^ shinruchunのツイート(940937910445993984)
外部リンク ウィキペディア、ウィキ、本、library、論文、読んだ、ダウンロード、自由、無料ダウンロード、mp3、video、mp4、3gp、 jpg、jpeg、gif、png、画像、音楽、歌、映画、本、ゲーム、ゲーム。