概要
デビュー作は、『CUTiE Comic』(宝島社)2000年10月号に掲載された「柘榴」。当時のペンネームはコダマユキであった。2005年11月、現在の小玉ユキに改名する。
2002年7月に『Vanilla』(講談社)に発表した「Beautiful Sunset」で金の獅子賞(新人の登竜門)を受賞した。
『CUTiE comic』『Vanilla』が相次いで休刊となり、アルバイト生活を送っていた時期があった。その時に、とある出版社のゴミ置き場に積まれていた雑誌に掲載されていた彼女の作品が偶然編集者の目に留まり、『月刊flowers』(小学館)での再デビューの運びとなった。2007年から2012年まで、同誌に「坂道のアポロン」を連載。2009年、同作は「このマンガがすごい!」のオンナ編で1位を獲得した。2012年、同作は第57回小学館漫画賞一般向け部門を受賞。2011年12月にテレビアニメ化が発表され、2012年4月より放送。
作品リスト
- 光の海(初の単行本)
- 光の海
- 波の上の月
- 川面のファミリア
- さよならスパンコール
- 水の国の住人
- 羽衣ミシン
- マンゴーの涙 小玉ユキ短編集1(作品発表は、『光の海』以前)
- マンゴーの涙
- 白い花の刺繍
- ROVER
- 玉子王子
- 憂鬱ヤマラージ
- Kakigori
- 私の結婚式!(おかざき真里・二ノ宮知子ほかとの共著、エッセイ)
- 坂道のアポロン(全9巻+番外編1巻)
- 種男
- インターチェンジ
- バグズコンチェルト
- エレベーター・チャイルド
- 天井娘
- 夜警
- Beautiful Sunset 小玉ユキ短編集2
- Beautiful Sunset
- 柘榴
- さくらんぼうの宴
- 満員電車のススメ
- ゆびきり〜私の大事な男の子〜
- 坂道のアポロン Official Fan Book
- 月影ベイベ(全9巻)
- 宝石箱 小玉ユキよみきり集(2018年2月)
- ちいさこの庭(『月刊flowers』2017年9月号[1] - 2018年2月号連載[2]、全1巻)
- 青の花 器の森(『月刊flowers』2018年5月号[3] - 2022年5月号[4]、全10巻)
- 狼の娘(『月刊flowers』2022年10月号[7] - )
出典
- ^ “「アポロン」「月影ベイベ」の小玉ユキが描くオムニバス新連載がflowersで”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年7月28日)2022年3月28日閲覧。
- ^ “赤石路代が大正舞台に描く新連載がflowersで開幕、萩尾望都×小池修一郎の対談も”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年12月28日)2022年3月28日閲覧。
- ^ “小玉ユキの新連載&「ウテナ」新作が次号flowersに、今号より電子版も配信”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年2月28日)2022年3月28日閲覧。
- ^ “「青の花 器の森」flowersで完結、次号より番外編&夏には小玉ユキの新連載”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年3月28日)2022年3月28日閲覧。
- ^ “田村由美×よしながふみロングインタビューがflowersに、創刊20周年イベント告知も”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年4月28日)2022年4月28日閲覧。
- ^ “「ポーの一族」の新シリーズがflowersで開幕、西炯子2本立て&ねむようこ読み切り”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年5月27日)2022年5月27日閲覧。
- ^ “小玉ユキが新たに描く青春ロマンがflowersで開幕、「風光る」渡辺多恵子の読み切りも”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年8月26日)2022年8月26日閲覧。
外部リンク
- silo(サイロ) - 公式サイト
- 小玉ユキ (@yukicdm) - Twitter