経歴
東京生まれ。東京教育大学附属駒場高等学校(現、筑波大学附属駒場高等学校)を経て1964年早稲田大学第一文学部フランス文学専修卒業、71年同大学大学院博士課程フランス文学専攻単位取得満期退学、フランス政府給費留学生として、パリ第3大学および第4大学でフランス文学、応用言語学を学ぶ。早大助教授をへて、早大文学学術院教授。その間、NHKテレビ・フランス語講座講師、パリ国際大学都市日本館館長などを歴任。比較文学会会員。2020年、瑞宝中綬章受章[1][2]。
著書
- 新聞のフランス語 白水社 1984.11
- 絵でみる暮らしのフランス語 井村治樹絵 大修館書店 1998.5
- 絵でみる旅のフランス語 井村治樹絵 大修館書店 2005.11
- フランス語へのパスレル 朝日出版社 2008.1
- 薩摩治郎八 パリ日本館こそわがいのち ミネルヴァ書房・日本評伝選 2010.10
翻訳
- SF小説 ジャン・ガッテニョ 白水社 1971 (文庫クセジュ)
- 18立方メートルの沈黙 ジュヌヴィエーヴ・セロー 集英社 1978.6 (現代の世界文学)
- 策略の書 アラブ人の知恵の泉 ルネ・R.カーワン編 読売新聞社 1979.4
- カフェ・パニック /ロラン・トポル 1988.1 (創元推理文庫)
- 孤独な若者の家 パトリック・ベッソン 白水社 1995.12 (新しいフランスの小説)
- 「事典」果物と野菜の文化誌 文学とエロティシズム /ジャン=リュック・エニグ 尾河直哉共訳 大修館書店 1999.6
- パリの歴史 イヴァン・コンボー 新版 白水社 2002.7 (文庫クセジュ)
- 比較文学入門 イヴ・シュヴレル 白水社 2009.3 (文庫クセジュ )
脚注
外部リンク
- 早稲田大学 小林茂教授[1]