小林 悠(こばやし はるか、1985年9月26日 - )は、元TBSアナウンサー。 かつて「小林 はるか」名義でセント・フォースに所属していた。
来歴
お茶の水女子大学在学中、セント・フォース所属のタレント・フリーアナウンサーとして活動。当時は「小林 はるか」名義で活動していた。2006年秋にスタートしたフジテレビの『知的冒険 ハッケン!!』では小倉智昭とのコンビでキャスターを務め、2008年春まで出演した。その後は大学院へ進学する一方で、同年秋にTBSアナウンサーの内定を得るまでの間、フジテレビの『クイズ!ヘキサゴンII』に準レギュラー出演するなどしていた。
2010年4月にTBSに入社。同期入社のアナウンサーは石井大裕・佐藤渚。TBSでは3人を「赤坂つたえ隊」として、同年7, 8月に放送された複数の番組(後掲の☆印をつけた番組)で紹介したが、これがTBSアナウンサーとしてのデビューとなった。
入社1年目の2010年9月から『朝ズバッ!』のレギュラーとなり、2014年3月28日の最終回まで担当した。この間は未明に出勤し、夕方に就寝する生活が続いていた。
2014年3月31日からは『Nスタ』にレギュラー出演していた。
2016年4月改編にて『NEWS23』にキャスターとして加入予定だったが、体調不良を理由に出演が見合わせとなり、代わりに駒田健吾と皆川玲奈がサポートに入ることが発表となる[2]。
2016年3月4日付でTBSを健康上の理由により依願退職[3]。この件に関して3月4日放送の『たまむすび』にて代打を務めた堀井美香(当時:TBSアナウンサー)と玉袋筋太郎から発表が行われ、小林本人の退職に至った経緯を綴ったコメントも読み上げられた[4]。小林は2月1日発売の『週刊ポスト』(小学館)の報道により精神的に不安定となったとされ、『たまむすび』の生放送も26日から休演していた[5][6]。TBSテレビアナウンス部の公式ブログ「小林悠の悠草子」も2月中旬に削除・閉鎖された[7]。
人物
身長166センチメートル。血液型A型。
父親がアメリカ人、母親が日本人のハーフで、弟が1人いる。両親はともに大学教授。母方の祖父は雪の結晶の研究で知られる小林禎作(物理学者、元北海道大学教授)[8]。
札幌市の藤女子中学校・高等学校を経てお茶の水女子大学文教育学部人文科学科卒業、同大学院人間文化研究科博士前期課程修了。2008年にTBSに入社した加藤シルビアは、同大学の同期(学部は異なる)。
TBSラジオ『大沢悠里のゆうゆうワイド』で毎週金曜に放送[注 1]されていた聴取者投稿のコーナー『お色気大賞』の大ファンを公言していた[9]。
過去の出演
TBS入社前
- テレビ
- THE 鈴木タイムラー(#7・#11に出演、tvk)
- イグザンプラー(tvk、2005年11月26日 - 2006年4月22日)
- 倉敷・土田のワールドカップlog[10](パーフェクト・チョイス、スカチャン!ハイビジョン)
- ウエンズデー J-POP(2006年4月5日、NHK BS2) - リポーター
- 知的冒険 ハッケン!! → ハッケン!!(フジテレビ系列)
- AniNNヘッドライン(アニマックス)
- ファーストクラス(tvk)
- クイズ!ヘキサゴンII(フジテレビ系列、2008年3月 - 10月。7月から10月は準レギュラー)
- (デザインの森)(BSフジ、2008年 - 2009年)
- ラジオ
- (NISSAN DORENISCA)(J-WAVE)
- インターネット
- CTVNウーマン(ザ・カラーテレビジョン・ネットワーク)
TBS入社後
- テレビ(レギュラー・準レギュラー)
- 早ズバッ!ナマたまご(2010年7月19日 - 8月31日、「早ズバッ!夏サカス」/同年9月29日 - 2013年3月29日、キャスター)
- みのもんたの朝ズバッ!→朝ズバッ!(2010年7月16日、「ズバッ!8時またぎ」/同年9月27日 - 2014年3月28日、ニュースキャスター)
- Nスタ(2014年3月31日 - 2016年2月19日、ニュースキャスター )
- 報道特集(2014年10月4日 - 2016年2月20日、ニュースキャスター )
- TBS若手ディレクターと石橋の土曜の3回(2012年12月 - 2013年4月2日)
- 女子アナの罰(2012年7月23日 - 2014年3月26日、不定期)
- 大久保じゃあナイト(2013年4月20日 - 2014年3月22日、隔週[注 2])
- JNNフラッシュニュース(2014年4月 - 9月、隔週水曜日キャスター)
- THEナンバー2 〜歴史を動かした陰の主役たち〜 (BS-TBS 2012年4月12日 - 9月27日、アシスタント[注 3])
- 毎日がスペシャル!BS-TBS(2013年12月 - 2016年3月、月2回放送)
- テレビ(単発出演・代理主演ほか)
- 赤坂ビッグバンバンバン!!(2010年8月4日)
- 第43回日本有線大賞(2010年11月18日、草野仁、久保田智子アナとともに司会を担当)
- JNNニュース
- 2011年11月7・8日・2012年7月17 - 19日、昼枠 - 長岡杏子アナ不在時の代行
- 2012年12月31日昼枠 - キャスター
- 世界ふしぎ発見!(2012年8月18・25日、2014年3月1・15日) - アシスタント[注 4]
- 中居正広の金スマ特別編「いじめについて考える」(2012年8月31日) - 進行役[注 5]
- (SPEC〜零〜)(2013年10月23日)
- 別府大分毎日マラソン(第63回・スタート地点リポーター、2014年2月2日)
- NEWS23
- 5時に夢中!サタデー(TOKYO MX 2012年8月18日)[11]
- ラジオ
- 悠と渚のハツラツサンデー(2011年1月2日 - 4月3日)
- ザ・トップ5(2011年10月6日 - 2012年3月29日、木曜担当)
- 小林悠 たまむすび(TBSラジオ 2012年4月6日 - 2016年2月19日 、金曜パーソナリティ)
- 伊集院光の週末TSUTAYAに行ってこれ借りよう!(担当時点で『小林悠 たまむすび』内フロート番組 2012年9月28日・10月12日<#14> - 2014年3月28日<#52>(アシスタント)[注 9])
- ドライバーズ・リクエスト(TBSラジオ他 JRN系全国ネット、月曜 - 金曜、2015年1月1日 - 2016年3月11日)
- 小島慶子 キラ☆キラ(2012年2月10日)[注 10]
- 週末お悩み解消系ラジオ ジェーン・スー相談は踊る(2014年4月26日などの代行MC)
- マイフェイバリッと(JRN地方局向け番組 2013年9月30日 - 2015年3月27日、ナビゲーター)
- 小林悠 樺太70年の家路(2015年8月9日、ラジオワールド枠)
- 樺太71年目の現状 〜在留邦人が歌う『ふるさと』(2015年9月6日、ラジオワールド枠)
雑誌
脚注
注釈
この節は(検証可能)な(参考文献や出典)が全く示されていないか、不十分です。(2020年6月) |
- ^ 2016年4月9日〜2017年4月8日は『大沢悠里のゆうゆうワイド土曜日版』で傑作選を放送。
- ^ 吉田明世と交代で担当。
- ^ 小川知子の産休に伴う降板による後任。
- ^ いずれも出水麻衣アナ不在時の代行
- ^ 番組冒頭から出演していたが、収録中に体調を崩し途中退席した。
- ^ 古谷有美のアジア大会取材の為の仁川出張による代行。
- ^ 古谷有美の第42回JALホノルルマラソン出場による代行。
- ^ 膳場貴子夏季休暇時の代行。
- ^ 2012年9月21・10月5日放送分<#13>までアシスタントを務めた竹内香苗のTBS退社に伴う後任。#14は竹内がゲスト、小林がアシスタントとして放送。#52は小林がゲスト、山内あゆがアシスタントとして放送。
- ^ 小島慶子不在時の代理パーソナリティ。
出典
- ^ “TBSテレビ 企業情報 組織図”. TBSテレビ. (2021年11月1日)2022年5月20日閲覧。
- ^ “「NEWS23」小林悠アナ加入取りやめ 健康上の理由”. スポニチアネックス (2016年3月3日). 2016年3月3日閲覧。
- ^ “小林悠アナがTBSを依願退職”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2016年3月4日)2016年3月4日閲覧。
- ^ “TBS小林悠アナ「健康上の理由」での退社発表”. ニッカンスポーツ・コム (日刊スポーツ新聞社). (2016年3月4日)2016年3月4日閲覧。
- ^ “なぜ?小林悠アナ失意の退社 デート報道の男性に“二股疑惑””. Sponichi Annex (スポーツニッポン). (2016年3月4日) 2016年3月5日閲覧。
- ^ “小林悠アナ TBS退社正式発表 健康上の理由で4日付依願退職”. Sponichi Annex (スポーツニッポン). (2016年3月4日)2016年3月5日閲覧。
- ^ “小林悠アナ 公式ブログが削除・閉鎖 TBS退社と関係?”. Sponichi Annex (スポーツニッポン). (2016年3月4日)2016年3月5日閲覧。
- ^ “”. 2014年4月6日時点のf オリジナルよりアーカイブ。2013年1月30日閲覧。]
- ^ “2011/12/15(木) 放送後記(p.7 - 8)・TBS小林悠アナ 「ゆうゆうワイド」大沢悠里登場に大興奮(p.8)”. TBSラジオ (2011年12月17日). 2019年6月23日閲覧。
- ^ 倉敷・土田のワールドカップlog[]
- ^ 電波ジャック⁉|町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba