概要
現在の対港橋は1983年(昭和58年)竣工の新橋と1943年(昭和18年)竣工の旧対港橋が並行している。新橋の開通に伴い、旧対港橋は歩道橋となっている。
旧対港橋は全長495.1mの65径間連続アーチ橋で、戦前に竣工したものとしては最長の鉄筋コンクリートアーチ橋である。径間数も連続アーチ橋としては日本最大級。材料は鉄筋コンクリートブロックとされるが、竹筋コンクリートとする文献もある[1]。
旧対港橋は土木学会の日本の近代土木遺産2800選に選定されている。
脚注
- ^ 紅林章央、前田研一、伊東孝「わが国における第二次世界大戦以前のコンクリートアーチ道路橋の変遷」『土木史研究論文集』第24号、土木学会、2005年、75-94頁。