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安用寺孝功

安用寺 孝功(あんようじ たかのり、1974年8月30日 - )は、将棋棋士

 安用寺 孝功 七段
名前 安用寺 孝功
生年月日 (1974-08-30) 1974年8月30日(48歳)
プロ入り年月日 1999年10月1日(25歳)
棋士番号 234
出身地 京都府宇治市
所属 日本将棋連盟(関西)
師匠 森信雄七段
段位 七段
棋士DB 安用寺 孝功
2021年1月27日現在
(テンプレートを表示)

(棋士番号)は234。森信雄門下。京都府宇治市出身。

戦績

1988年アマ名人戦で、中学2年にして準優勝。これは、ちょうど10年前の塚田泰明に並ぶ快挙であった。その2週間後に奨励会入り[1]。途中、1級から2級へ降級したり、第23回(1998年前期)三段リーグで暫定トップで最終日を迎えながら2連敗して逸機したりするなどの苦難を経験したが、その1年後の第25回(1999年前期)三段リーグで中盤戦を7連勝するなど好調を維持し、最終的に阿久津主税(14勝4敗で優勝)に次ぐ2位の成績(13勝5敗[2])を修め、奨励会入会から11年をかけてプロ入りを果たす。

第30期(2004年度)棋王戦で、内藤國雄森下卓鈴木大介らを破りベスト8進出。あと1勝で敗者復活システムのあるベスト4に進出して、次年度のシード権も得るところであったが、深浦康市に敗れた。

持ち時間が長い順位戦を得意とする傾向があり、2005年度(第64期)は9勝を挙げてC級1組に昇級決定、2007年度は8勝で次点。そして、2008年度は最終局を待たずして8勝目を挙げB級2組への昇級を決めた。対局相手は塚田泰明であった。

しかしB級2組昇級以降、得意とするはずの順位戦で不調が続き、2013年度(第72期)では1不戦勝を含めて3勝7敗で降級点を喫し、翌2014年度(第73期)でも後半戦で失速し4勝6敗と降級点を抹消できず、2015年度(第74期)では開幕から7連敗を喫し最終的に2勝8敗となり降級点の累積が2個となったことで、B級2組在位7年でC級1組に降級してしまった。

その一方で、プロ入り当初から苦手と見られていた早指し棋戦を克服しつつあると見られ、第23期(2014年~2015年)銀河戦では予選で島本亮に、ブロック戦で千葉幸生及び高橋道雄にそれぞれ勝ち、初めて決勝トーナメント(ベスト16)に進出した[3]。また、NHK杯戦では予選初参加の第50回(2000年度)より18回連続で予選敗退していたが、第68回(2018年度)では予選を勝ち抜いて本戦への初出場を決めた。本戦では1回戦で八代弥を破るも2回戦で広瀬章人に敗れた。第69回(2019年度)も予選を勝ち抜いて2年連続の本戦出場を決めた。なお、この年度のNHK杯戦は、森信雄門下の現役棋士10名のうち、安用寺も含めて7名の本戦出場となった。

棋風

振り飛車戦法を採用することが多く、飛車を振る場所が多彩な棋風である。三間飛車相振り飛車のほかに、初手▲5六歩からの中飛車、角道を止めない四間飛車など、あまりオーソドックスではない指し方をすることがある。

人物

昇段履歴

昇段規定は、将棋の段級 を参照。

  • 1988年 6級 = 奨励会入会
  • 1994年 初段
  • 1996年1月 三段(1996年度前期から三段リーグ)
  • 1999年10月1日 四段 = プロ入り
  • 2005年11月15日 五段(勝数規定)
  • 2009年2月10日 六段(順位戦B級2組昇級)[7]
  • 2021年1月26日 七段(勝数規定)[8]

主な成績

在籍クラス

順位戦・竜王戦の在籍クラスの年別一覧
開始
年度
順位戦 竜王戦
名人 A級 B級 C級 F 竜王 1組 2組 3組 4組 5組 6組
1組 2組 1組 2組
2000 59 C242 14 6組
2001 60 C231 15 6組
2002 61 C222 16 6組
2003 62 C220 17 6組
2004 63 C207 18 5組
2005 64 C225 19 5組
2006 65 C125 20 5組
2007 66 C115 21 5組
2008 67 C101 22 5組
2009 68 B221 23 5組
2010 69 B212 24 5組
2011 70 B219 25 5組
2012 71 B220 26 5組
2013 72 B209 27 5組
2014 73 B224 28 5組
2015 74 B219 29 5組
2016 75 C103 30 5組
2017 76 C113 31 5組
2018 77 C136 32 5組
2019 78 C127 33 5組
2020 79 C119 34 5組
2021 80 C202 35 5組
2022 81 C241 36 5組
2023 82 C245 (37) (開始前)
順位戦、竜王戦の 枠表記 は挑戦者。順位戦の X(数字) はクラス内順位。
順位戦の「F」はフリークラス (F編:フリークラス編入 / F宣:宣言による転出)
竜王戦の 太字 はランキング戦優勝、竜王戦の 組(添字) は棋士以外の枠での出場。

脚注

  1. ^ 以上、「将棋世界」2000年1月号付録より。
  2. ^ 当期三段リーグは、阿久津(前期成績に基づく順位は8位)・橋本崇載(17位)・宮田敦史(19位)が12勝4敗、安用寺(13位)他2名が11勝5敗の成績で、最終日を迎えた。そのため、安用寺の昇段条件は「阿久津が連敗」「橋本が1敗以上」「宮田が1敗以上」のうちいずれか2つが満たされることであったが、結果として阿久津及び安用寺が連勝・宮田が1勝1敗・橋本が連敗をしたことで、安用寺の逆転となった。
  3. ^ 決勝トーナメントは1回戦で当期優勝者の深浦康市に敗退。
  4. ^ 安用寺六段の結婚式 - 森信雄のブログ
  5. ^ “”. 公益社団法人日本将棋連盟関西本部. 2012年4月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月26日閲覧。
  6. ^ a b フジテレビトリビア普及委員会『トリビアの泉〜へぇの本〜 9』講談社、2004年。 
  7. ^ “安用寺孝功五段が六段に昇段(2009年2月10日付)|将棋ニュース|日本将棋連盟”. 日本将棋連盟 (2009年2月10日). 2021年1月27日閲覧。
  8. ^ “安用寺孝功六段が七段に昇段|将棋ニュース|日本将棋連盟”. 日本将棋連盟 (2021年1月27日). 2021年1月27日閲覧。

関連項目

外部リンク

  • 安用寺孝功|棋士データベース|日本将棋連盟
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