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宇都井駅

宇都井駅(うづいえき)は、島根県邑智郡邑南町宇都井下郷にあった、西日本旅客鉄道(JR西日本)三江線廃駅)。

宇都井駅
地上20 mにあるホーム。塔のような建物は階段棟
(2008年7月)
うづい
Uzui
石見都賀 (6.4 km)
(3.4 km) 伊賀和志
所在地 島根県邑智郡邑南町宇都井下郷1044
北緯34度54分24.5秒 東経132度37分47秒 / 北緯34.906806度 東経132.62972度 / 34.906806; 132.62972 (宇都井駅)
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 F 三江線
キロ程 74.8 km(江津起点)
電報略号 ウイ
駅構造 高架駅
(ホーム) 1面1線
乗車人員
-統計年度-
4人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1975年昭和50年)8月31日[1]
廃止年月日 2018年平成30年)4月1日
備考 無人駅
路線廃止に伴う廃駅
(テンプレートを表示)

歴史

年表

地名の由来

「宇都井」は「宇津井」と同語源と思われる。浜田市下関市王喜地区に「宇津井」が見られ、「内居」の意味で、「山中のふところ」の地をいう[6]

駅構造

三次方面に向かって左側に単式1面1線のホームを持つ高架駅((停留所))で、浜田鉄道部管理の無人駅であった。ホーム及び待合室は地上20メートルの高さにあり、地上からの高さとしては日本一であった[7]。しかし、エレベーターエスカレーター等の昇降機設備はおろかスロープすら設置されておらず、ホームに上がるには116段の階段を上らなければならない[7]。この特異な構造から「天空の駅」と呼ばれることもあり[8]、テレビ番組でもたびたび取り上げられていた。そのため、鉄道ファンには人気の駅であった。

このような駅構造になった理由は、この場所に駅を建設することが決定したものの、山間を縫って走る線路の線形上当該部分では高架にするしかなく、地上に線路を敷設して地上駅を設置することができなかったためである[7]

階段を上りきったところに待合室があった。廃止されるまで地元住民が定期的に掃除していたため室内は大変きれいで、ベンチには座布団も置かれていた。ただし自動券売機等の設備はない。階段下、地上部に男女共用のトイレが設置されていた。

2018年4月1日以降は埼京線北戸田駅埼玉県戸田市)が日本一高い高架駅になり[9]、階段の段数は当駅を上回る126段である[9]。なお、北戸田駅にはエレベーター、エスカレーターが設置されている[9]

利用状況

近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。なお、1994年度は9人、1984年度は8人だった。

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1999 5
2000 2
2001 2
2002 3
2003 4
2004 4
2005 3
2006 1
2007 2
2008 0
2009 0
2010 0
2011 1
2012 0
2013 0
2014 0
2015 1
2016 1
2017 0

駅周辺

 
駅周辺(2019年9月)

山の谷間に民家が点在する。三江線と交差する形で島根県道292号線が通っている。

バス路線

駅前に「宇都井駅」停留所があり、おおなんバス(邑南町営バス)の宇都井線が経由する[10]

その他

  • 2010年から「INAKAイルミ」というイベントが行われるようになり、その際にはLED照明を使ってライトアップされる[11][12]。2018年には、最後の年越しを迎えた当駅のイルミネーションが、NHKの番組「ゆく年くる年」で放送された。廃止当日もライトアップされ、三次行き最終列車が到着した際には、惜別の花火が打ち上げられた。
  • 三江線活性化協議会により、石見神楽の演目名にちなんだ「塵倫」の愛称が付けられていた。「天空の駅」と称される駅構造が、翼を生やして天空を飛びまわる鬼「塵倫」を連想させることに由来する[13]
  • トミーテックより、宇都井駅を基にしたNゲージサイズのコレクションモデルが2018年8月に発売された[14]

隣の駅

西日本旅客鉄道(JR西日本)
F 三江線
石見都賀駅 - 宇都井駅 - 伊賀和志駅

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、333頁。ISBN (978-4-533-02980-6)。 
  2. ^ “” (PDF). NPO法人江の川鐵道 (2019年3月12日). 2019年4月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月3日閲覧。
  3. ^ . 山陰中央新報 (山陰中央新報社). (2019年3月5日). オリジナルの2019年3月5日時点におけるアーカイブ。. 2019年4月1日閲覧。 
  4. ^ . 山陰中央新報. (2021年4月2日). オリジナルの2021年4月13日時点におけるアーカイブ。. 2021年4月13日閲覧。 
  5. ^ . 読売新聞. (2020年12月18日). オリジナルの2021年4月13日時点におけるアーカイブ。. 2021年4月13日閲覧。 
  6. ^ 『コンパクト版日本地名事典』、吉田茂樹著、新人物往来社、1991年
  7. ^ a b c 鉄道ものしり王国(編)『メッチャおもしろくて、タメになる!最強の鉄道雑学王』河出書房、2013年、182-183頁。ISBN (978-4-309-02175-1)。 
  8. ^ 特集しまね発見鉄道旅 - 島根県広聴広報課、2015年5月4日閲覧。
  9. ^ a b c “”. 東洋経済オンライン. 東洋経済新報社. p. 3 (2020年7月22日). 2020年7月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月22日閲覧。
  10. ^ 邑南町. “おおなんバス時刻表”. 2021年7月30日閲覧。
  11. ^ INAKAイルミ@おおなん2012(邑南町雇用創造推進協議会)
  12. ^ INAKAでイルミネーション=島根県邑南町(時事通信 2013年4月20日閲覧)
  13. ^ 三江線神楽愛称駅名・大型愛称駅名板・神楽演目解説 (PDF) - 三江線活性化協議会。
  14. ^ “”. ジオコレ. トミーテック. 2020年12月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月12日閲覧。

関連項目

外部リンク

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