奥村 光一（おくむら こういち、1999年12月24日 - ）は、静岡県静岡市出身のプロ野球選手（外野手）。ベースボール・チャレンジ・リーグ（ルートインBCリーグ）・群馬ダイヤモンドペガサス所属[1]。
来歴
静岡市清水区に生まれる[1]。小学2年生のときに野球を始める[1]。
静岡翔洋高等学校3年生時には主軸を務めた[2]。しかし、進学した東海大学ではほとんど試合に出られず[2]、3年時には指導者が野球を断念して就職活動すべきと告げた[3]。
だが野球選手を続行する道を選び、群馬ダイヤモンドペガサスのトライアウトを受験[2]。2021年2月に練習生として群馬に入団した[4]。開幕時点では練習生だったが、5月15日に契約選手に移行した[5]。群馬に入団した一方で東海大学には引き続き在学しており、リモートで受講もしていたという[3]。1年目の2021年は40試合に出場し、打率.372 （164打数61安打）、3本塁打で地区首位打者を獲得した（この年のリーグは東・中・西の地区単位に個人表彰実施、ただし奥村の打率はリーグの規定打席到達者でトップだった）[2][6]。
2年目の2022年は背番号を初年度の55から6に変更する[7]。同年は61試合で打率.339、4本塁打、31盗塁を記録し、特に盗塁は前年の12から急増してリーグ4位だった[2][3]。
詳細情報
独立リーグでの打撃成績
| 年 度 | 球 団 | 試 合 | 打 席 | 打 数 | 得 点 | 安 打 | 二 塁 打 | 三 塁 打 | 本 塁 打 | 塁 打 | 打 点 | 盗 塁 | 盗 塁 死 | 犠 打 | 犠 飛 | 四 球 | 敬 遠 | 死 球 | 三 振 | 併 殺 打 | 打 率 | 出 塁 率 | 長 打 率 | O P S |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021 | 群馬 | 40 | 188 | 164 | 33 | 61 | 12 | 2 | 3 | 86 | 29 | 12 | 6 | 5 | 3 | 13 | - | 3 | 16 | 3 | .372 | .421 | .607 | 1.058 |
| 2022 | 61 | 253 | 221 | 40 | 75 | 12 | 4 | 4 | 107 | 25 | 31 | 9 | 1 | 1 | 26 | - | 4 | 25 | 2 | .339 | .417 | .484 | .901 | |
| 通算：2年 | 101 | 441 | 385 | 73 | 136 | 24 | 6 | 7 | 193 | 54 | 43 | 15 | 6 | 4 | 39 | - | 7 | 41 | 5 | .353 | .418 | .501 | .920 | |
- 2022年シーズン終了時
背番号
- 55 （2021年）
- 6 （2022年 - ）
脚注
- ^ a b c 奥村光一 - ベースボール・チャレンジ・リーグ（2022年11月1日閲覧）
- ^ a b c d e “【ドラフト注目選手】BC群馬・奥村光一（おくむらこういち）の特徴、成績、評価は？”. ベースボール チャンネル (2022年10月18日). 2022年11月1日閲覧。
- ^ a b c “BCリーグで注目のドラフト候補５人。球速を約50キロ上げた19歳右腕、「野球を諦めて就活を」宣告から這い上がったスラッガーも”. Sportiva (2022年10月19日). 2022年11月1日閲覧。
- ^ 新入団練習生のお知らせ - ベースボール・チャレンジ・リーグ（2021年2月4日）2022年11月1日閲覧。
- ^ 契約変更のお知らせ - 群馬ダイヤモンドペガサス（2021年5月15日）2022年11月1日閲覧。
- ^ サトウ食品 presents 2021シーズン個人タイトル確定のお知らせ - ベースボール・チャレンジ・リーグ（2021年9月30日）2022年11月1日閲覧。
- ^ 背番号変更及び新入団選手背番号決定のお知らせ - ベースボール・チャレンジ・リーグ（2021年12月4日）2022年11月1日閲覧。
- ^ ルートインBCリーグ2021公式戦（2021年）群馬ダイヤモンドペガサス 打撃成績 - 一球速報.com
- ^ ルートインBCリーグ2022公式戦（2022年）群馬ダイヤモンドペガサス 打撃成績 - 一球速報.com
関連項目
外部リンク
- 奥村 光一 - 群馬ダイヤモンドペガサス（群馬）
- 奥村光一/Koichi Okumura (@KoichiTOKAI1224) - Twitter