大谷口(おおやぐち)は、東京都板橋区の町名[4]。現行行政地名は大谷口一丁目及び二丁目。全域で住居表示が実施されている。郵便番号は173-0035[2]。
地理
板橋区の南部南端部に位置する。北で大谷口上町、東で大山西町、南で豊島区千川、西で向原と隣接する。町域の南辺をもって板橋区 - 豊島区境を形成している。町域中央を南北に縦走する都道を境界に東側に大谷口一丁目、西側に大谷口二丁目が並ぶ。
地価
住宅地の地価は、2015年(平成27年)1月1日の公示地価によれば、大谷口2-24-15の地点で37万5000円/m2となっている[5]。
歴史
1559年(永禄2年)の『小田原衆所領役帳』に初出する。『新編武蔵風土記稿』では上板橋村の(小名)として見える[6]。
1871年(明治4年)11月14日に、当該エリアが浦和県(現埼玉県)から東京府に編入。1931年(昭和6年)大谷口配水塔が設置された。1932年(昭和7年)板橋区大谷口町となる。1957年(昭和32年)より3年間に幸町・大山西町・大谷口北町・大谷口上町・弥生町が分裂し、残った大谷口町と向原町の一部を合わせて大谷口一・二丁目が成立した。
1978年(昭和53年)4月6日、東京都下で集中豪雨。石神井川が大谷口で氾濫、周辺地域も含め約200戸が床上浸水、約850戸が床下浸水[7]。
地名の由来
石神井川湾曲地点の地形を表したものと考えられている。
世帯数と人口
小・中学校の学区
区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[8]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
大谷口一丁目 | 全域 | (板橋区立板橋第十小学校) | 板橋区立上板橋第二中学校 |
大谷口二丁目 | 全域 |
交通
鉄道
バス
道路
施設
- 東京都水道局大谷口給水所
- 東京都立板橋高等学校
- 宗教
関連項目
脚注
- ^ a b “町丁目別世帯数・人口表”. 板橋区 (2017年12月1日). 2017年12月11日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2017年12月11日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年12月11日閲覧。
- ^ 板橋区教育委員会『いたばしの地名』、1995年3月、P127。
- ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
- ^ 「上板橋村」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ12豊島郡ノ4、内務省地理局、1884年6月。(NDLJP):763977/31。
- ^ いだてん春のあらし「子供があぶない」父母が背負って避難『朝日新聞』1978年(昭和53年)4月7日朝刊、13版、23面
- ^ “板橋区立小中学校通学区域・小学校隣接校案内”. 板橋区 (2017年7月31日). 2017年12月11日閲覧。
- ^ 西光寺板橋区公式サイト。2022年12月10日閲覧。
外部リンク
- 板橋区