大谷 健太郎(おおたに けんたろう、1965年11月14日 - )は、日本の映画監督。京都府生まれ。岡山県立林野高等学校卒。多摩美術大学美術学部芸術学科卒。所属事務所は→キューブ。
略歴・人物
多摩美術大学在学中は映像演出研究会で8ミリ映画を製作。卒業後は外食産業へ就職するが、在学中に製作した8ミリ映画『青緑』が1988年のぴあフィルムフェスティバルに入賞。1991年に『私と他人になった彼は』で3部門を受賞。1999年『avec mon mari アベックモンマリ』で劇場用映画デビューを果たす。
2002年には映画『とらばいゆ』でバンコク映画祭最優秀長編映画賞を受賞、2005年には初のメジャー公開作品となる映画『(NANA)』がその年を代表する大ヒット作品となる。 2014年にはベストセラーコミックを原作とした映画『(黒執事)』をさとうけいいちとともに共同監督する。
一方で、2011年の日本テレビ系テレビドラマ『(ヤング・ブラック・ジャック)』を皮切りに、テレビドラマなど映画以外の作品にも進出している。
2015年4月、15年間所属したからキューブへと移籍[1]。同年7月からNHK BSプレミアムにて放送のテレビドラマ『(ある日、アヒルバス)』で初めて連続ドラマの演出を手掛ける[2]。
映像作家の大谷健太郎は同名の別人。
監督作品
映画
- (1999年、脚本・監督)[3]
- とらばいゆ(2000年、脚本・監督)
- 約三十の嘘(2004年、共同脚本・監督)
- (NANA)(2005年、共同脚本・監督)
- (ラフ ROUGH)(2006年)
- (NANA2)(2006年、脚本・監督)
- (ジーン・ワルツ)(2011年)
- 8月のラヴソング(2011年)
- (ランウェイ☆ビート)(2011年)
- (LOVE まさお君が行く!)(2012年)
- (黒執事)(2014年)※さとうけいいちと共同
- がじまる食堂の恋[4](2014年)
- (4月の君、スピカ。)(2019年)
- 劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ(2023年)
- 美作物語 ~風を奏でる君へ~(2023年、脚本・監督)[5]
テレビドラマ
- 劇団演技者。 第4回公演作:ストリップ(2004年9月16日 - 10月7日、フジテレビ)
- (ヤング・ブラック・ジャック)(2011年4月23日、日本テレビ)
- 金曜プレステージ (ドルチェ)(2012年10月12日、フジテレビ)
- 金曜プレステージ (強行犯係・魚住久江〜ドルチェ2)(2013年11月15日、フジテレビ)
- このミステリーがすごい! ベストセラー作家からの挑戦状 「カシオペアのエンドロール」(2014年12月29日、TBS)
- (ある日、アヒルバス)(2015年7月5日 - 8月23日、NHK BSプレミアム)
- (恋がヘタでも生きてます)(2017年4月6日 - 6月22日、読売テレビ)
WEBドラマ
PV
脚注
関連項目
外部リンク
- 公式プロフィール - キューブ
- 公式プロフィール - C&Iエンタテインメント(パートナーシップ・クリエイター)
- “” (PDF). 多摩美術大学. 2015年2月28日閲覧。