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大葉健二

大葉 健二(おおば けんじ、1955年2月5日[3][2] - )は、日本俳優演出家実業家。イベント運営会社『LUCK JET』代表取締役社長。本名および旧芸名は高橋 健二たかはし けんじ[3]。初期は本名で活動し、現在でも演劇を演出する時は本名の名義で行っている。

おおば けんじ
大葉 健二
本名 高橋 健二たかはし けんじ
生年月日 (1955-02-05) 1955年2月5日(68歳)
出生地 日本愛媛県松山市
国籍 日本
身長 170 cm [1]
血液型 A型
職業 俳優演出家
ジャンル 映画テレビドラマ演劇
活動期間 1971年[2] - 2018年
(活動休止中)
活動内容 テレビドラマ映画
著名な家族 新葉尚(娘)
公式サイト 大葉健二
主な作品
映画
里見八犬伝』/『伊賀野カバ丸
コータローまかりとおる!
キル・ビルVol.1
海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE
宇宙刑事ギャバン THE MOVIE
テレビドラマ
バトルフィーバーJ』(1979年)
電子戦隊デンジマン』(1980年)
宇宙刑事ギャバン』(1982年)
『(影の軍団IV)』(1985年)/『(影の軍団 幕末編)』(1985年)
演劇
ゆかいな海賊大冒険
(テンプレートを表示)

愛媛県松山市出身[4]。身長170cm[3]血液型はA型[1]。2人の娘のうち新葉尚はフリーの声優として活動している。

来歴

中学生の頃にはテレビドラマキイハンター』を観て、出演者の千葉真一のファンになり、高校生の時に設立直後のジャパンアクションクラブ(JAC)第一期生募集に応募し、合格[5]1971年に高校を中退して上京し、芸能界への一歩を踏み出す。なお、大場は役者志望というより、アクションやスタントマンのような仕事をやりたいという気持ちだった[5]

1972年から1973年にかけて放送された特撮テレビドラマ『人造人間キカイダー』で、トランポリンスタントを担当。同作品の第31話で初めて顔出し出演を果たした。

当初は本名の高橋 健二名義で活動していたが、1979年から1980年にかけて放送された『バトルフィーバーJ』で曙四郎/バトルケニア役として初めてレギュラー出演が決まり、師である千葉真一から「葉」の字をもらって大葉 健二の芸名での活動を開始した[6][2]。同作品ではバトルケニアのスーツアクターを兼任し、変身前と変身後を吹き替えなしで演じた[6]。1980年から1981年にかけて放送された『電子戦隊デンジマン』では青梅大五郎/デンジブルー役でレギュラー出演し、こちらでもデンジブルーのスーツアクターを兼任した[6]1982年から1983年にかけて放送されたメタルヒーローシリーズの第1作『宇宙刑事ギャバン』の主人公、一条寺烈/ギャバン役で初主演を果たす。

1984年公開の映画『コータローまかりとおる!』では天光寺輝彦に扮するため、スキンヘッドにした。これが好評だったため[7]、翌年放送のテレビドラマ『(影の軍団IV)』、『(影の軍団 幕末編)』にもスキンヘッドの伊賀忍者・がま八でレギュラー出演。大葉健二にとってスキンヘッドは個性の一つにもなり、2003年には千葉真一の熱狂的ファンであるクエンティン・タランティーノのオファーで、千葉真一と共に映画『キル・ビル Vol.1』に出演。タランティーノのリクエストでがま八と同じくスキンヘッドにし、お得意のコミカルな演技でハリウッドデビューを果たした。

1987年、母親の看病のため、JACに名誉会員として籍を残したまま郷里の松山に帰郷。地元のイベント製作会社の会社員となり、多忙な会社員生活の合間に俳優業を行うというスタンスとなる。俳優業のかたわら、自ら設立したイベント製作会社「LUCK JET」の代表取締役社長も勤め、後進の育成にも力を注いでいる[8]。これらの活動では、本名の高橋 健二名義で舞台演出も行っている。

2007年、ラックJETと業務提携する形でジャパンアクションエンタープライズに再び籍を置く[9]

2009年、JAC時代からの盟友である井上誠吾関根大学と共に演劇ユニット「磨心頑」を設立。

2011年6月11日公開の映画『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』にて、約30年ぶりに青梅大五郎役を演じた。大葉によると当初は同じく過去に演じた曙四郎役として登場する案もあったようで[10][2]、後に『海賊戦隊ゴーカイジャー』のテレビシリーズ第44話で曙四郎役を約31年ぶりに演じた。そして、2012年1月21日公開の『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』では約28年ぶりに一条寺烈役を演じ、同時に青梅大五郎、曙四郎の1人3役を演じた。同作では特殊な合成により、曙・青梅・一条寺の3人が一堂に対面するシーンが実現した。2017年公開の『(スペース・スクワッド ギャバンVSデカレンジャー)』では、2代目宇宙刑事ギャバンのサポート役として生身での立ち回りアクションも披露している。

2012年8月、NHKの首都圏向け番組「ゆうどきネットワーク」で、これまでの経歴が紹介された。アクション俳優として生きる中で、何度も同僚の怪我や、時には死亡事故があったことなどがナレーションで触れられた。地元でのイベント活動の様子の写真も紹介された。そして、今自分にできることは何かを問い、それはアクション俳優を養成することであると確信したことから、アクション俳優の志願者を募り、多数の応募者の中から厳選した数名を採用した。自身は演技とアクションの経験を惜しみなく後輩に伝授する毎日で、2013年頃にはプロダクションのオーディションを兼ねた舞台公演も計画していると語った。

2018年5月初旬に自宅で倒れて入院し、療養とリハビリを行っている[11][12]

人物・エピソード

  • 特技は、バイク自転車のスタント[13]乗馬[3]スキー[3]体操[3]。好きな言葉は「健康こそ宝」[13]
  • 東映プロデューサーの吉川進が『宇宙刑事ギャバン』の主役に大葉を起用しようとした際には、その放映時間の主人公が『キャンディ・キャンディ』以降は女性ばかりであり、「男の主人公では(インパクトとして)弱すぎる!」とテレビ局側から懸念されて圧力を受けていたこともあって、東映社内で反対の声が多数を占めていた。しかし吉川はその時「あんたが大葉がイヤだというならわかった。じゃ、代わりにだれか連れてきてよ」と反対意見全部に対して言い張り、相手を捻じ伏せたうえで強引に大葉をキャスティングした。このことについては後のインタビューで「大葉君はアクションはできるし、愛嬌はあるし、勉強熱心だし…、十分じゃないですか。そりゃ、新企画の立ち上げだから反対の声はあったけど、僕はがんとして大葉君を推しました。ギャバンの、大葉君の魅力は皆さんのほうがよくお分かりなんじゃないですか」と語っている。
  • 宇宙刑事シリーズ』で組んだ小笠原猛監督の家へ招かれ、酒を御馳走してもらったというエピソードがある。『宇宙刑事シャイダー』の撮影中盤時期『(コータローまかりとおる!)』の天光寺輝彦役が決まったためにスキンヘッドにしていたが、当時の『アニメック』誌のインタビューに「(この頭では『シャイダー』に出演するために)コム長官に一喝され、丸坊主にされたという設定を考えている」との旨を答えている[要文献特定詳細情報]。その後、『シャイダー』には最終回(第49話)に出演したが、すでに『影の軍団IV』への出演が決まっていたため、再度丸坊主頭になっていた(『シャイダー』最終回の3人が出会う場面で、シャリバン役(渡洋史)とシャイダー役(円谷浩)の2人からスキンヘッドのことを「どうしたんですか?」と驚かれ、「いや、ちょっとな」とはにかむシーンがある)。
  • 漫画『コブラ』のファンであり、実写版を撮るのならぜひ主役を演じたいと発言していた。『ギャバン』などでの二枚目半の演技はコブラを意識していたと語っている。
  • 仮面ライダー』で本郷猛 / 仮面ライダー1号役を演じた藤岡弘の事故以降は、変身後のヒーローのスーツアクターは別の俳優が担当するのが一般的となったが、『バトルフィーバーJ』では自ら志願して変身前後の両方を演じた[14][8]。大葉は両役演じることについて、変身前の俳優と演技のすり合わせを行う必要がないから楽であると述べている[14][8]。一方、素面よりもマスクをつけて演技するほうが安心するとも述べている[14]
  • 『バトルフィーバーJ』で曙四郎が悪魔ロボットが登場するたびに言っていた「また出やがった!!」は、大葉のアドリブによるものである。
  • 『バトルフィーバーJ』で共演した伴大介は大葉の演技力を評価しており、子供からの人気も高かっただろうと推察している[15]。同作品で演じたバトルケニアについては、後楽園ゆうえんちのヒーローショーにスーツアクターとしても参加し、最後は子供たちと顔出しで握手したという。そのため、会場を訪れた子供たちからとても人気があり、会場での一番人気はバトルケニアだったとのこと。また、同じく共演した倉知成満(当時・倉地雄平)は飲み仲間だった[16]。倉知は大葉について明るくて優しい男と評しており、彼の後進育成の取り組みについても頭が下がる想いだと述べている[16]
  • 『電子戦隊デンジマン』では他の俳優たちが撮影後皆で飲みに出かけていた中、大葉だけはスーツアクターとしての撮影もあったため、一度も一緒に行けなかった。また、同作品で共演した内田直哉は、大葉が一番キャリアを積んでいたことから、自身も含めて共演者は大葉の演技を参考にする部分が多かったと証言している[17]
  • 1975年3月9日に放送されたテレビドラマ版『(日本沈没)』の第23話「海に消えた鎌倉」には、松川首相の緊急記者会見を放送するテレビ画面に見入る一般国民として特技監督の川北紘一と共にカメオ出演している。
  • 『ギャバン』でギャバンの変身後のスーツアクターを務めた村上潤に対しては、それまでも活動をともにしていたことから信頼し、演技やアクションに注文をつけることはなかった[8]。一方、村上は大葉が激しいアクションをこなしていたことから、「変身したら弱くなった」と言われないよう必死であったことを述べている[8]。また、村上は大葉のトランポリンを用いてのジャンプは滞空時間が長く、空中に止まっているように見えると評している[8]
  • 子供時代からドリフターズの中でも加藤茶が好きで、吉本新喜劇も好きとのこと[18]
  • 人見知りな性格で、六本木ヒルズで開催された『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』公開記念イベントでは南州太郎の「おじゃまします」で場を和ませている[18]

出演

テレビドラマ

「高橋 健二」名義
「大葉 健二」名義

映画

「高橋 健二」名義
「大葉 健二」名義

舞台

  • JAC公演
  • Black JAC公演
    • マグニチュード11(1984年、新宿コマ劇場)
    • 俺っちのアウトロー(1986年、新宿コマ劇場) - 新竜、ジョージ(二役)
  • 爆笑!! 花の清水港(1987年、新宿コマ劇場) - 都鳥音松
  • 劇団ユニット☆磨心 頑旗揚げ公演 モンスタールーム〜大人たちの放課後〜(2008年、てあとるらぽう)
  • THE LIVE(2012年、ジャパンアクションエンタープライズ / Zepp DiverCity TOKYO) - ヒーローアカデミー教官[注釈 15]
  • 烈!バカフキ!(2016年、Zeepブルーシアター六本木) - 日替わりゲスト
  • こと~築地寿司物語~(2017年、ブディストホール) - 日替わりゲスト
  • 2.5次元プロレス『夢幻大戦』(2017年11月27日、新宿FACE) - ウラシマ・ら・むー
  • (舞台版 サトラレ 〜西山幸夫の場合〜)(2018年、ALTA THEATER) - 暗殺者ジャン

テレビアニメ

ゲーム

CM

  • ヒーロー玩具研究所(2008年)

音楽

アルバム

書籍

  • アクションポーズ写真集〈ACT.1〉(2003年、エムピーシー) (ISBN 4871976661)

監修

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ メインはジローのスタント。
  2. ^ ノンクレジット。
  3. ^ 顔出し役も有り。
  4. ^ ノンクレジットも含め、全話出演。
  5. ^ a b c スーツアクター兼任。
  6. ^ 変身ポーズはギャバンと同じ。
  7. ^ 天光寺役の後、伸ばしていた髪を再びスキンヘッドにした。
  8. ^ トランポリンなど一部スーツアクター兼任。
  9. ^ 最終話ではギャバンのスーツアクターも一部演じている。
  10. ^ スーツアクター兼任。『(影の軍団IV)』に出演していたため、スキンヘッドで登場。
  11. ^ 野二郎がジライヤスーツを着ているシーンはスーツアクターも兼任。
  12. ^ 四国ロケが行われたため出演。
  13. ^ 日本香港合作。
  14. ^ いずれも、変身後は声のみ。
  15. ^ 自らが過去にギャバンであったことを匂わす。
  16. ^ 宇宙刑事ギャバン』をモチーフとしてアメリカで製作された映画『ロボコップ』のパロディ。ギャバンを演じた縁で声の出演。

出典

  1. ^ a b “大葉健二” (日本語). LUCK JET. 2012年5月31日閲覧。
  2. ^ a b c d 「LEGEND COMMENT_06 大葉健二」『海賊戦隊ゴーカイジャー公式読本 豪快演義』グライドメディア〈グライドメディアムック73〉、2012年6月1日、96頁。ISBN (978-4-8130-8173-9)。 
  3. ^ a b c d e f 日本タレント名鑑'88』VIPタイムズ社、1988年、45頁。 
  4. ^ “大葉健二のプロフィール(大葉健二オフィシャルブログ)”. 2017年2月12日閲覧。
  5. ^ a b “30年ぶりにギャバンを演じた大葉健二「50代の女性がセーラー服を着る恥ずかしさが判りました」”. クランクイン! (2012年1月20日). 2017年3月19日閲覧。
  6. ^ a b c 「大葉健二 スペシャルインタビュー」『東映スーパー戦隊大全 バトルフィーバーJ・デンジマン・サンバルカンの世界』双葉社、2003年、78-80頁。ISBN (4575295205)。 
  7. ^ 安藤幹夫、スタジオ・ハード編「第一章 宇宙刑事ギャバン 大葉健二スペシャルインタビュー」『宇宙刑事大全 ギャバン・シャリバン・シャイダーの世界』双葉社、2000年7月1日、(ISBN 4-575-29080-7)、70頁。
  8. ^ a b c d e f 東映HM55 2017, pp. 92–97, 取材・構成 伊東叶夢「宇宙刑事ギャバン Blu-ray BOX発売記念 スペシャル対談 大葉健二×村上潤
  9. ^ “JAEプロモーション”. 2017年2月12日閲覧。
  10. ^ 『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』パンフレットより[]
  11. ^ “石垣佑磨、『宇宙刑事ギャバン』大葉健二との思い出語る「皆様の勇気が大葉さんに届いてほしい」”. Ameba News (Ameba). (2018年5月19日). https://news.ameba.jp/entry/20180519-497 2019年11月11日閲覧。 
  12. ^ “「一番弟子」の「父よ」に泣いた武智祭”. 読売新聞オンライン (読売新聞社). (2018年8月15日). https://www.yomiuri.co.jp/culture/tokusatsu/20180815-OYT8T50010/ 2019年11月11日閲覧。 
  13. ^ a b JACのメンバー全員集合」『総登場! クンフースター大百科』勁文社、1983年、179頁。 
  14. ^ a b c スーパー戦隊大全集 1988, p. 200, 「スーパー戦隊シリーズINTERVIEW CAST編」
  15. ^ 超世紀全戦隊大全集 1993, p. 184, 「戦隊シリーズキャストインタビュー 伴直弥」.
  16. ^ a b 「SPECIAL INTERVIEW'79 倉知成満」『スーパー戦隊 Official Mook 20世紀』《1979 バトルフィーバーJ講談社〈講談社シリーズMOOK〉、2019年1月10日、20-21頁。ISBN (978-4-06-513705-5)。 
  17. ^ 超世紀全戦隊大全集 1993, p. 185, 「戦隊シリーズキャストインタビュー 内田直哉」.
  18. ^ a b ダイナミックガイドブック 2015, pp. 58–65, 「【インタビュー】大葉健二」
  19. ^ “大葉健二がやってきた! 『宇宙刑事ギャバン』からのメッセージ”. ガジェット通信. http://getnews.jp/archives/66291 2022年9月15日閲覧。 

参考文献

  • 大全集シリーズ(講談社
    • テレビマガジン特別編集 スーパー戦隊大全集』講談社、1988年4月25日。ISBN (4-06-178408-0)。 
    • 『テレビマガジン特別編集 戦隊シリーズ20周年記念 超世紀全戦隊大全集』講談社、1993年11月14日。ISBN (4-06-178416-1)。 
  • 杉作J太郎 編『宇宙刑事ダイナミックガイドブック』徳間書店〈HYPER MOOK〉、2015年1月30日。ISBN (978-4-19-730132-4)。 
  • 『東映ヒーローMAX』VOLUME 55(2017 WINTER)、辰巳出版、2017年3月10日、ISBN (978-4-7778-1831-0)、雑誌コード:66118-18。 

外部リンク

  • プロフィール - ジャパンアクションエンタープライズ
  • LUCK JET Official site
  • 磨心頑 俳優道場
  • 大葉健二オフィシャルブログ 「大葉アクション俳優塾 活動記録」 - Ameba Blog
  • 大葉 健二@ユーゴープロジェクト (@ohbayougo) - Twitter
  • 大葉健二さんインタビュー - YouTubeプレイリスト
先代
新堀和男
1976年、『ゴレンジャー』1 - 66話)
スーパー戦隊シリーズ
歴代レッド役スーツアクター
高橋健二
1976年、『ゴレンジャー』67 - 84話)
次代
春田三三夫
1977年、『ジャッカー』)
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