大澤 歩(おおさわあゆむ、1991年4月14日[1] - )は、静岡県出身の男子プロバスケットボール選手である。ポジションはポイントガード。岩手ビッグブルズ所属。177cm、75kg。
来歴
静岡県清水市(現:静岡市清水区)出身。兄弟の影響で小学校からバスケを始め、地元の公立中学である静岡市立清水第八中学校に進学。静岡県選抜に選出され、主将として都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会[2]に出場し、(当時)数年間予選リーグ止まりだった静岡県選抜を決勝トーナメント進出に導く。決勝トーナメントでは(2017年現在)京都ハンナリーズの永吉佑也率いる鹿児島県選抜と対戦し敗れている。 静岡市立清水第八中学校から高校は静岡学園に進み、1年次よりスタメンとして試合に出場。3年次には主将を務める。国民体育大会(新潟国体2009)では、川崎ブレイブサンダースの藤井祐眞等とともに静岡を40年ぶりの決勝進出へと導いている[3]。 高校卒業後、専修大学に進学し、4年次には主将を務める。主将として参戦した関東学生バスケットボールリーグ戦はリーグ序盤でエース宇都直輝の怪我により苦戦を強いられ、全体8位という結果であったが、インカレでは5位入賞を果たし[4]、オールジャパンへの出場も果たしている。
2015年、広島ライトニングに入団。プロとしてのキャリアを歩み始める。2015-16シーズン48試合に出場して、1試合9.8得点。
翌2016年オフにさらなる成長を目指し香川ファイブアローズへ移籍。移籍後、ファイブアローズ・バスケットボール・アカデミー火曜大人クラスのメインコーチに指名され[5]、チーム本拠地である高松にバスケットボールを通じで貢献している。
2017-18シーズンはファイブアローズのキャプテンを務めると同時に、スターターの座を勝ち取りプレイタイムを飛躍的に伸ばした。個人スタッツでは、キャリアハイとなる平均4.2アシストをマーク。PGとしてチームの勝利に大きく貢献した。
大学時代からの背番号「0」は、「いつでもゼロからのスタート」この意識を忘れないためにつけている。
経歴
- 静岡学園 - 専修大学 - 広島ライトニング - 香川ファイブアローズ - ベルテックス静岡
記録
略称説明 | |||||
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GP | 出場試合数 | GS | 先発出場試合数 | MPG | 平均出場時間 |
FG% | (フィールドゴール)成功率 | 3P% | (スリーポイント)成功率 | FT% | フリースロー成功率 |
RPG | 平均(リバウンド)数 | APG | 平均アシスト数 | SPG | 平均スティール数 |
BPG | 平均ブロック数 | TO | 平均ターンオーバー数 | PPG | 平均得点 |
太字 | キャリアハイ | * | リーグリーダー | † | 優勝シーズン |
シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | TO | PPG |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
bjリーグ 2015-16 | 広島 | 48 | 28.1 | .349 | .333 | .657 | 2.4 | 2.2 | 0.8 | 0.0 | 2.4 | 9.8 | |
B2 2016-17 | 香川 | 39 | 1 | 8.35 | .362 | .200 | .735 | 0.72 | 0.56 | 0.3 | 0.05 | 0.33 | 2.12 |
B2 2017-18 | 香川 | 60 | 51 | 27.26 | .309 | .222 | .778 | 2.3 | 4.2 | 0.7 | 0.01 | 1.7 | 5.3 |
2018 EC | 香川 | 3 | 3 | 34.32 | .333 | .500 | 1.000 | 4.7 | 5.7 | 1.0 | 0.0 | 1.6 | 4.7 |
B2 2018-19 | 香川 | 52 | 39 | 24.30 | .350 | .343 | .764 | 2.0 | 3.1 | 0.8 | 0.0 | 1.4 | 4.9 |
B3 2019-20 | 静岡 |
脚注
関連項目
外部リンク
- 大澤歩オフィシャルWEBサイト
- 大澤歩OffcialBlog
- 大澤歩 (/pages/大澤歩Ayumu-Osawa/100008138505476) - Facebook