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大川 和彦(おおかわ かずひこ、1947年10月16日[1] - )は、東京都北区出身の元フジテレビアナウンサー、フジサンケイ人材センター(現:(フジキャリアデザイン))開発部長(役員待遇)。
来歴・人物
都立大泉高校→成蹊大学卒業後の1971年にフジテレビへ入社。同期に須田哲夫、石毛恭子、記者だった豊田皓等がいる。以後、1970年代~1990年代前半にかけて、F1や競馬、プロ野球など数々のスポーツ実況を担当し、競馬中継は1991年の東京新聞杯(勝馬:ホリノウイナー)まで担当した。オグリキャップ贔屓の実況でも有名であり、ホーリックスと同タイムの2分22秒2で2着に敗れた第9回ジャパンカップと、ラストランとなった第35回有馬記念の実況は語り草となっている[2]。F1中継は初年度の1987年から1990年まで実況し、1987年・1988年は日本グランプリの実況を担当した。
テレビ朝日系列局が少なかった頃は、フジテレビ系の地方局が夏の高校野球の県予選を中継する事があり[3]、当時2局地域で、一時テレビ朝日系列とのクロスネットだった秋田テレビに派遣されて予選中継の実況を担当した事があった。
主な実況歴
GIレース
- 皐月賞(1985年~1987年)
- 優駿牝馬(1983年、1984年)
- 東京優駿(1987年、1988年)
- 安田記念(1977年、1983年、1985年、1987年、1990年)
- スプリンターズステークス(1976年~1982年)
- 天皇賞 (秋)(1982年~1984年)
- ジャパンカップ(1986年~1990年)
- 朝日杯3歳ステークス(1976年~1978年、1982年~1984年、1986年)
- 有馬記念(1987年、1989年、1990年)
その他
- 京成杯(1980年、1983年、1984年、1988年、1989年)
- アメリカジョッキークラブカップ(1979年、1983年)
- 東京新聞杯(1991年)
- 東京4歳ステークス→共同通信杯4歳ステークス(1978年、1979年、1982年~1984年、1987年、1988年、1990年)
- 目黒記念(1981年、1984年)
- クイーンカップ(1977年、1980年)
- ダイヤモンドステークス(1978年、1980年、1983年)
- 中山記念(1978年〜1980年、1985年、1988年)
- 弥生賞(1979年、1981年、1984年、1987年~1989年)
- 中山牝馬ステークス(1983年)
- スプリングステークス(1987年~1989年)
- 日経賞(1981年、1984年、1987年)
- 京王杯スプリングカップ(1984年、1988年)
- 4歳牝馬特別 (東)(1977年)
- NHK杯(1981年〜1984年、1987年~1990年)
- アルゼンチン共和国杯(1976年、1978年〜1981年、1986年)
- ニュージーランドトロフィー4歳ステークス(1988年)
- 関屋記念(1982年)
- 京王杯オータムハンデキャップ(1981年〜1983年、1985年、1987年、1990年)
- セントライト記念(1979年、1982年~1984年、1986年)
- オールカマー(1978年〜1980年、1989年)
- 毎日王冠(1977年、1988年)
- クイーンステークス(1974年、1976年、1978年、1979年、1982年)
- 牝馬東京タイムズ杯(1974年、1976年、1977年、1979年〜1981年、1990年)
- クモハタ記念(1979年、1980年)
- ダービー卿チャレンジトロフィー(1975年、1982年)
- ステイヤーズステークス(1976年、1981年、1988年)
脚注
関連項目
- 東京都出身の人物一覧
- オグリキャップ
- 大川慶次郎(「競馬の神様」と言われた競馬評論家。フジの競馬中継で長く共演)
- 吉村功(元東海テレビ放送アナウンサー、高校の先輩でもあった)