増田 卓也（ますだ たくや、1989年6月29日 - ）は、広島市安佐北区出身[2] のプロサッカー選手。Jリーグ・ロアッソ熊本所属。ポジションはゴールキーパー。
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| 名前 | ||||||
| 愛称 | マス | |||||
| カタカナ | マスダ タクヤ | |||||
| ラテン文字 | MASUDA Takuya | |||||
| 基本情報 | ||||||
| 国籍 | 日本 | |||||
| 生年月日 | 1989年6月29日（33歳） | |||||
| 出身地 | 広島県広島市安佐北区 | |||||
| 身長 | 184cm | |||||
| 体重 | 80kg | |||||
| 選手情報 | ||||||
| 在籍チーム | ロアッソ熊本 | |||||
| ポジション | GK | |||||
| 背番号 | 13 | |||||
| 利き足 | 右足[1] | |||||
| ユース | ||||||
| 広島高陽FC ((亀崎小)) | ||||||
| 2002-2004 | 広島ピジョンFC (亀崎中) | |||||
| 2005-2007 | 広島県立広島皆実高等学校 | |||||
| 2008-2011 | 流通経済大学 | |||||
| クラブ1 | ||||||
| 年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
| 2012-2021 | サンフレッチェ広島 | 4 | (0) | |||
| 2017-2018 | →V・ファーレン長崎 (loan) | 48 | (0) | |||
| 2019 | →FC町田ゼルビア (loan) | 38 | (0) | |||
| 2021 | →FC町田ゼルビア (loan) | 0 | (0) | |||
| 2022- | ロアッソ熊本 | |||||
| 代表歴2 | ||||||
| 2010-2012 | 日本 U-23 | |||||
| 1. 国内リーグ戦に限る。2021年12月6日現在。 2. 2020年2月20日現在。 (■テンプレート)（(■ノート) ■解説）■サッカー選手pj | ||||||
来歴
プロ入り前
幼稚園時代からサッカーを始める[2]。GKはこの頃から経験している[2] ものの、中学生まではフィールドプレーヤー[3] だった。広島高陽FCの4つ上に田坂祐介、3つ上に髙柳一誠、2つ上に森重真人、2つ下に中山雄登、4つ下に渡大生がいた。中学生時代はピジョンFCでプレーした[4]。
2005年、強豪の広島県立広島皆実高等学校へ進学[2]。本格的にGKを始めたのはこの頃からである[3]。2年生から正GKに定着し[5]、高校選手権では第85回及び第86回と2年連続でベスト8進出に貢献している。PK戦は第85回大会は3戦、第86回大会は1戦経験しているが、いずれも勝利している。日本高校選抜には2年連続で選ばれた[5][6]。
2008年、流通経済大学へ進学し、サッカー部に所属[2]。同期に山村和也・比嘉祐介・中里崇宏・堀河俊大など。乾大知とは後に長崎で同僚となる。サッカー部は当時日本代表候補の林彰洋が正GKに君臨していたが、林が怪我をすると1年生ながら正GKに抜擢され、林が復帰後もその座を明け渡さなかった[6]。全日本大学選抜には1年生の段階から選ばれている[7]。2009年になると林はイングランド2部のプリマス・アーガイルFCに移籍したためポジションを完全に確保した。2010年アジア大会では安藤駿介の控えとして同大会優勝に貢献した。2011年大学4年生の時に流経大キャプテンを務めた[6]。ロンドン五輪アジア最終予選には全試合招集されている。
サンフレッチェ広島には高校3年生の段階から練習を体験していた[5] が、広島側から獲得を前提として正式に練習参加オファーを受けたのは2009年大学2年生の時である[2]。以降、海外キャンプにも同行した[5]。大学卒業の際には広島の他、ジェフユナイテッド市原・千葉からもオファーが来ていた[5]。
プロ入り後
2012年、広島に加入[2]。同期入団はファン・ソッコとイ・デホン。この年は西川周作の控えとして過ごし、第2GKとしてベンチ入りした。6月6日、ナビスコカップグループリーグ第5節ベガルタ仙台戦で公式戦デビューを飾った。12月9日、FIFAクラブワールドカップのアル・アハリ戦で負傷の西川に代わって途中出場したが、1-2で敗れた。
2013年5月6日、J1第10節大宮アルディージャ戦（NACK5スタジアム大宮）で西川の負傷によりスターティングメンバーに名を連ね、リーグ戦初出場を果たした[8]。しかし、後半39分に相手FW富山貴光と激しく衝突。ともに脳震盪を起こし、救急車で搬送された。広島は前節名古屋グランパスエイト戦でも西川が相手MF小川佳純と接触して脳震盪を起こしており、2試合連続での不運となった。
2017年、V・ファーレン長崎へ期限付き移籍[9]。 17年は守護神として全試合にフル出場しチームのJ1昇格に貢献したが、続く2018シーズンは開幕スタメンこそ勝ち取ったものの、第5節からは新加入の徳重健太にポジションを譲り、第30節と31節に出場するまでは出番が無く、リーグ戦の出場は6試合に留まった。
2019年、FC町田ゼルビアへ期限付き移籍[10]。 開幕からスタメンを確保し、38試合に出場した。12月25日、契約満了により広島に復帰すると発表された[11]。
4年ぶりに復帰した2020シーズンだったが、林卓人と大迫敬介の争う激しいポジション争いに割って入ることが出来ず、公式戦出場は0に終わった。
2021年8月、2年ぶりにFC町田ゼルビアへ期限付き移籍で復帰[12][13]。しかし福井光輝が1年通してレギュラーとして出場したためこの年の出場は無かった。
2021年12月21日、ロアッソ熊本への完全移籍が発表された。
所属クラブ
個人成績
| 国内大会個人成績 | |||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | (リーグ杯) | (オープン杯) | 期間通算 | ||||
| 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
| 日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
| 2012 | 広島 | 13 | J1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 3 | 0 |
| 2013 | 1 | 0 | 1 | 0 | 3 | 0 | 5 | 0 | |||
| 2014 | 3 | 0 | 0 | O | 1 | 0 | 4 | 0 | |||
| 2015 | 0 | 0 | 4 | 0 | 2 | 0 | 6 | 0 | |||
| 2016 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
| 2017 | 長崎 | 1 | J2 | 42 | 0 | - | 0 | 0 | 42 | 0 | |
| 2018 | J1 | 6 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | ||
| 2019 | 町田 | 13 | J2 | 38 | 0 | - | 0 | 0 | 38 | 0 | |
| 2020 | 広島 | J1 | 0 | 0 | 0 | 0 | - | 0 | 0 | ||
| 2021 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | |||
| 町田 | 1 | J2 | 0 | 0 | - | - | 0 | 0 | |||
| 2022 | 熊本 | 13 | - | ||||||||
| 通算 | 日本 | J1 | 10 | 0 | 11 | 0 | 8 | 0 | 29 | 0 | |
| 日本 | J2 | 80 | 0 | - | 0 | 0 | 80 | 0 | |||
| 総通算 | 90 | 0 | 11 | 0 | 8 | 0 | 109 | 0 | |||
- 公式戦初出場：2012年6月6日 ヤマザキナビスコカップ第5節 対ベガルタ仙台戦（広島ビッグアーチ）
- 先発出場
- リーグ戦初出場：2013年5月6日 J1第10節 対大宮アルディージャ戦（NACK5スタジアム大宮）
- 先発出場：同上
代表歴
- U-23日本代表
- 2010年 アジア競技大会
- 2012年 ロンドン五輪アジア最終予選
- 2012年 トゥーロン国際大会
- 2012年 ロンドンオリンピック (予備登録メンバー)
- ユニバーシアードサッカー競技 (2011年)
タイトル
クラブ
- サンフレッチェ広島
- J1リーグ：3回（2012年、2013年、2015年)
- FUJI XEROX SUPER CUP：1回（2013年）
脚注
- ^ a b c d 『選手&スタッフ情報（増田卓也）』（プレスリリース）FC町田ゼルビア。2020年2月20日閲覧。
- ^ a b c d e f g #中国新聞2012年1月26日付
- ^ a b “サンフレッチェ広島 足立修さんをお迎えしました”. HFMゴール (2011年1月10日). 2012年2月17日閲覧。
- ^ “増田卓也選手（流通経済大学） 新加入内定のお知らせ”. J'sGOAL (2011年9月13日). 2012年2月17日閲覧。
- ^ a b c d e #報知新聞2010年11月11日付
- ^ a b c “代表候補たちとのポジション争いで成長した流経大GK増田、広島で西川らに挑戦”. ゲキサカ (2011年9月13日). 2012年2月17日閲覧。
- ^ “チーム紹介（沿革）”. 流経大サッカー部公式. 2012年2月17日閲覧。
- ^ 救急車出動の事態!広島GKと大宮FWが激突 サンケイスポーツ 2013年5月6日閲覧
- ^ 『広島よりGK増田が期限付き移籍で加入【長崎】』（プレスリリース）日本プロサッカーリーグ、2016年12月27日。2020年2月20日閲覧。
- ^ 『増田卓也選手 加入のお知らせ』（プレスリリース）FC町田ゼルビア。2018年12月26日閲覧。
- ^ 『増田卓也選手 サンフレッチェ広島に復帰のお知らせ』（プレスリリース）FC町田ゼルビア、2019年12月25日。2020年2月20日閲覧。
- ^ 『増田卓也選手 FC町田ゼルビアに期限付き移籍のお知らせ』（プレスリリース）サンフレッチェ広島、2021年8月11日。2021年8月15日閲覧。
- ^ 『増田卓也選手 期限付き移籍加入のお知らせ』（プレスリリース）FC町田ゼルビア、2021年8月11日。2021年8月15日閲覧。
参考資料
- “憧れの守護神追い帰郷 GK増田卓也”. 中国新聞: p. 20. (2012年1月26日)
- “流通経大3年GK増田、再来年獲得へ…広島”. 報知新聞(Cache). (2010年11月11日) 2012年2月17日閲覧。
- 増田卓也 - JFA
関連項目
外部リンク
- 増田卓也 - Soccerway.com (英語)
- 増田卓也 - WorldFootball.net (英語)
- 増田卓也 - Transfermarkt.comによる選手データ (英語)
- - FIFA主催大会成績 (英語)
- 増田卓也 - J.League Data Siteによる選手データ
- 増田卓也 - TheFinalBall.com (英語)
- 増田卓也 - ゲキサカ