報国寺(ほうこくじ)は、神奈川県鎌倉市(浄明寺二丁目)にある仏教臨済宗建長寺派の寺院。正式には功臣山報国建忠禅寺(こうしんさんほうこくけんちゅうぜんじ)と号する。本尊は釈迦三尊。境内に孟宗竹約2000本からなる竹林があって観光名所にもなっており[3]、竹寺として知られている。鎌倉三十三観音霊場の第10番、鎌倉十三仏霊場の第8番(観音菩薩)、東国花の寺百ヶ寺の鎌倉5番札所。
報国寺 | |
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所在地 | 神奈川県鎌倉市浄明寺2丁目7−4 |
位置 | 北緯35度19分11.9秒 東経139度34分9.4秒 / 北緯35.319972度 東経139.569278度座標: 北緯35度19分11.9秒 東経139度34分9.4秒 / 北緯35.319972度 東経139.569278度 |
山号 | 功臣山[1] |
宗旨 | 臨済宗[2] |
宗派 | 建長寺派 |
寺格 | 諸山[2] |
本尊 | 釈迦三尊 |
創建年 | 1334年(建武元年)[2] |
開山 | 天岸慧広[1] |
開基 | 足利家時[1]または(上杉重兼) |
正式名 | 功臣山報国建忠禅寺 |
別称 | 竹寺 |
札所等 | 鎌倉観音霊場 第10番 鎌倉十三仏霊場 第8番(観音菩薩) (東国花の寺百ヶ寺) 鎌倉5番 |
文化財 | 東帰集(伝仏乗禅師筆) |
公式サイト | 功臣山報国寺 |
法人番号 | 2021005001970 |
報国寺 横浜市 神奈川県における位置 |
歴史
この寺は、1334年(建武元年)、天岸慧広の開山により創建されたと伝えられ、(開基)については足利尊氏の祖父足利家時[3]とも(上杉重兼)ともいわれ、両家の菩提寺であった[3]。臨済宗における寺格は諸山に列せられていた。1438年(永享10年)に起きた永享の乱で敗れた鎌倉公方足利持氏の子義久がこの寺で自刃している[2]。
ギャラリー
山門
鐘楼
境内参道
竹林
茶屋 休耕庵
五輪塔群
枯山水
文化財
重要文化財
- 東帰集(伝仏乗禅師筆)1冊、1巻(附:絹本著色仏乗禅師像、堆朱印櫃入木印2顆)
- 仏乗禅師(天岸慧広)度牒1通・仏乗禅師戒牒4幅
日曜座禅会
毎週日曜日の午前中に、本堂にて「日曜座禅会」が開かれており、座禅初心者でも参加可能。
所在地
- 神奈川県鎌倉市(浄明寺2丁目)7−4
交通・拝観料等
脚注・出典
参考文献
外部リンク
- 功臣山報国寺
- 報国寺 - 鎌倉観光公式ガイド/公益社団法人 鎌倉市観光協会