四之宮(しのみや)は、神奈川県平塚市に存在する町丁。大野地区の内の一つの地名。現行行政地名は四之宮一丁目から四之宮七丁目。住居表示実施済み区域[4]。郵便番号は254-0014[2]。
概要
四之宮は平塚市の北東側、平塚駅北口からやや北東に向かった場所に存在し、相模川に接する。当町の真ん中に国道129号が南北に通る。各丁の位置としては概ねその国道を境に、西側に一丁目と二丁目、東側に三丁目から七丁目であるが、特に六・七丁目付近は他丁より少し北寄りに位置する(一番北寄りが七丁目である)。また大字四之宮は相模川寄りに位置する。当町の周辺は、一・二丁目側の南に西八幡、三丁目側の南に東八幡、西に西真土や東真土、北に田村と同市の他の町丁と接しており、大字四之宮の東は相模川を挟んで高座郡寒川町である[5]。
歴史
((平塚市#地域)も参照)
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世帯数と人口
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[6]。
周辺の交通
- 道路について、
- 国道129号は南北に貫き、当町の二丁目と三丁目の境から、五丁目と六丁目の境(その両間に東真土二丁目を跨ぐ)、七丁目と西隣の田村の境をそれぞれ貫いている。
- 神奈川県道44号伊勢原藤沢線は東西に貫き、当町の三丁目と四丁目の境から、三丁目と五丁目の境をそれぞれ貫いている。
- バス路線は神奈川中央交通(神奈中バス)が、当町を通る上記の国道129号などを経由しながら、主に平塚駅(北口)発着を中心に北方面は本厚木駅(小田急小田原線)など、各方面へ結んでいる。
- 鉄道路線はJR東日本東海道線の平塚駅が最寄りだが当町からは少し距離があるため、神奈中バスを利用して行くことができる。また本厚木駅へ、平塚駅よりは距離が遠いが同じく神奈中バスで移動することができる。
周辺の施設や名所
- 平塚市立神明中学校(一丁目)
- 平塚四之宮郵便局(三丁目)
- 真言宗(大師派)大本山 圓通山不動院(高林寺)(三丁目)[7]
- 四之宮ふれあい広場(四丁目)
- さきとり幼稚園(四丁目)
- 前鳥神社(四丁目)
- 浄土宗 見光山眼性院大念寺(五丁目)
- 相模国府推定地 - 四之宮地内の稲荷前A遺跡で「国厨」と記した土師器が発見され[8]、湘南新道建設事業に伴う発掘調査でも、六ノ域遺跡・坪ノ内遺跡から脇殿と見られる8世紀前葉の掘立柱建物が検出されたため[9]、古代の相模国府が四之宮にあった可能性が有力化している[10][11]。
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脚注
- ^ a b “人口と世帯・町丁別人口と世帯(推計人口による)”. 平塚市 (2020年4月16日). 2020年4月22日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2018年2月26日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2018年2月26日閲覧。
- ^ “住居表示実施状況データ”. 平塚市. 2018年2月26日閲覧。
- ^ googleマップ神奈川県平塚市四之宮
- ^ “小中学校学区”. 平塚市. 2018年2月26日閲覧。
- ^ [1]、[2]
- ^ 平塚市社会教育課. “「国厨」墨書土器他 稲荷前A遺跡第1地点 1号竪穴住居址出土資料一括”. 平塚市. 2022年6月1日閲覧。
- ^ かながわ考古学財団 2010, pp. 66–67.
- ^ 平塚市博物館 2005, pp. 42–43.
- ^ 神奈川考古学会 2015, p. 44.