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向島 (墨田区)

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向島(むこうじま)は、東京都墨田区の地名。現行行政地名は向島一丁目から五丁目。住居表示実施済み区域である。郵便番号は131-0033[2]

向島
牛島神社(2010年3月20日撮影)
向島
向島の位置
北緯35度42分59.4秒 東経139度48分46.45秒 / 北緯35.716500度 東経139.8129028度 / 35.716500; 139.8129028
日本
都道府県 東京都
特別区 墨田区
地域 本所地域
人口
2017年(平成29年)12月1日現在)[1]
 • 合計 15,609人
等時帯 (日本標準時)
郵便番号
131-0033[2]
市外局番 03[3]
ナンバープレート 足立

地理

墨田区中西部に位置する。隅田川北十間川・(曳舟川通り)・(鳩の街通り)に囲まれた地域である。東は曳舟川通りを介して押上と、北東は鳩の街通りを介して東向島と接している。

町の西端を墨堤通り(東京都道461号吾妻橋伊興町線の一部)、中央を国道6号、東端を(曳舟川通り)が南北に貫いている。最西端は隅田川に沿う形で首都高速6号向島線向島出入口があり、一部は墨堤通りの上に架かっている。

墨堤通りと国道6号の中間に見番通り(けんばんどおり)が同じく南北に通っている。見番通りは言問橋交差点より北に伸びる700m程の道路であり、国道6号との分岐点近くに「牛島神社」がある。通りには南より「すみだ郷土文化資料館」、「小梅小学校」、「三囲神社」、「向島墨堤組合(見番所)」、「弘福寺」、「長命寺」などが隣接していて、北端は墨堤通りと合流する。合流点近くには王貞治一本足打法レリーフが掲げられている「隅田公園少年野球場」、「言問団子」、「長命寺桜もち」などがある。ここから、隅田川岸に出ると約100m下流に「桜橋」があり、この橋周辺の河岸に延々と桜が植えられており、現在でも「墨堤の桜」として親しまれている。

鉄道については、地区内を所在地としている駅は存在しない(東向島駅は、正式には隣接地区の東向島にある)が、南部を東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)が通っており、同線とうきょうスカイツリー駅ホーム西端の一部は当地区にかかっている。

向島3丁目には久遠山常泉寺がある。常泉寺は北は現在地から南は源森川まで広大な境内を有し、末寺8ヶ寺を擁する本山であった。近衛家や徳川将軍家の篤い崇敬を受けた公卿門跡で、境内には近衛廟も建立されていた。ちなみに墨田区内の旧中本寺格寺院は常泉寺(朱印30石)と蓮花寺(朱印7石)の2ヶ寺のみである。(出典『久遠山常泉寺四百年略史』)

向島墨堤組合を中心とした向島2丁目、5丁目付近に料亭が点在している。

汎称地名・広域地名

向島は、近世から現代に至るまで、旧綾瀬川河口附近から枕橋附近に至る、隅田川東岸地域の汎称地名として用いられる。

また、向島は、墨田区の内でかつて向島区であった北部地域の広域地名として用いられることもある。旧向島区は、現在の京島、墨田、立花、堤通、東墨田、東向島、文花、八広の全部と、向島、押上の各一部に相当する。

なお、現行の向島一丁目から五丁目の区域は、旧向島区ではなく、旧本所区であり、現在でも本所地区の一部とされるので注意を要する。

地価

住宅地の地価は、2017年平成29年)の公示地価によれば、向島3-14-6の地点で41万2000円/m2となっている[4]

歴史

 
古地図(上が南)

地名の由来

一説には、現在の都営白鬚東アパート付近に(隅田川御殿)という徳川将軍の休憩所があり、その北西にかつて隅田川に向かって流れていた内川(古隅田川)が隣接していたため、その対岸となる北西の島部を「将軍の向島」と呼んだことに由来するといわれる。これは現在の都立忍岡高校付近に当たる。しかし、隅田川東岸には「牛島」「柳島」「寺島」などといった地が点在しており、西岸地域に住む庶民がこれらを「川向こうの島」という意味で単に「向島」と総称したとも考えられ、特定は難しい状態である。

なお、「向島」の名前が正式な行政地名として使われるようになったのは1891年明治24年)に向島小梅町、向島須崎町、向島中ノ郷町、向島請地町、向島押上町などといった町名が成立してからである。

別名

小野湖山は明治初めに「雅馴ならず」(伝統に合致していない)として夢香洲(むこうしゅう)という呼び名を考案した[5]。この名を用いている作品に、竹久夢二の「夢香洲夏夕幻影」がある[6]

花柳界

向島には花街花柳界)が存在し、芸妓数は100名以上を誇り伝統文化を守り積極的に活躍している。

世帯数と人口

2017年(平成29年)12月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目 世帯数 人口
向島一丁目 1,281世帯 2,158人
向島二丁目 1,448世帯 2,552人
向島三丁目 2,396世帯 4,168人
向島四丁目 1,300世帯 2,579人
向島五丁目 2,441世帯 4,152人
8,866世帯 15,609人

小・中学校の学区

区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[7]

丁目 番地 小学校 中学校 備考
向島一丁目 全域 (墨田区立小梅小学校) (墨田区立墨田中学校)
向島二丁目 全域
向島三丁目 全域
向島四丁目 14〜16番 (墨田区立第一寺島小学校)
その他 墨田区立言問小学校
向島五丁目 1〜47番
その他 墨田区立第一寺島小学校 調整区域により以下への変更が可能
・墨田区立言問小学校。

施設

ただし、現行の向島一~五丁目は、本所消防署本所税務署の管内であり、一部を除き本所警察署の管内になる。

年中行事

出身人物・ゆかりのある人物

関連項目

脚注

  1. ^ a b “月別世帯人口”. 墨田区 (2017年12月1日). 2017年12月27日閲覧。
  2. ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月30日閲覧。
  3. ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年12月27日閲覧。
  4. ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
  5. ^ 永井荷風「作後贅言」『濹東綺譚永井荷風. “濹東綺譚”. 青空文庫. 2020年10月19日閲覧。
  6. ^ 竹久夢二. “夢香洲夏夕幻影”. 2020年10月19日閲覧。
  7. ^ “通学区域”. 墨田区 (2017年4月1日). 2017年12月27日閲覧。

外部リンク

  •   ウィキメディア・コモンズには、向島 (墨田区)に関するカテゴリがあります。
  • 墨田区
  • 墨東歳時記・百花園
  • すみだ郷土文化資料館
  • 向島 言問団子
  • 向島芸妓置屋 榮家
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