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名阪近鉄バス

名阪近鉄バス株式会社(めいはんきんてつバス、Meihan Kintetsu Co.,Ltd. )は、愛知県名古屋市に本社を置く、近鉄グループ中間持株会社三重交通グループホールディングス傘下のバス会社[1]岐阜県大垣市を中心に路線バス高速バス名神ハイウェイバス」、愛知県・岐阜県・三重県東海3県貸切バスを運行する。

名阪近鉄バス株式会社
Meihan Kintetsu Co.,Ltd.
名阪近鉄バスの車両
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 名阪近鉄
本社所在地 日本
450-0002
愛知県名古屋市中村区名駅3丁目21番7号[1]
設立 1930年5月24日(大垣自動車)[1]
業種 (陸運業)
法人番号 7180001033082
事業内容 一般乗合旅客自動車運送事業事業[1]
一般貸切旅客自動車運送事業[1]
代表者 代表取締役会長 原恭[1]
代表取締役社長 田端英明[1]
資本金 9,000万円[1]
売上高 52億7,000万円
従業員数 454名(2021年3月31日現在)[1]
決算期 3月31日
主要株主 三重交通グループホールディングス 100%[1]
主要子会社 名阪近鉄旅行[1]、(ミドリサービス)[1]
関係する人物 佐伯勇上山善紀(ともに旧・日本高速自動車社長)
外部リンク https://www.mkb.co.jp/
(テンプレートを表示)
本社が入る名古屋三交ビル

概要

1930年昭和5年)5月24日、岐阜県大垣市大垣自動車として設立[1]。その後、同じ地域の鉄道事業者の養老電気鉄道(現:養老鉄道)の傘下を経て、近畿日本鉄道の100%子会社となった[2]

その後、近鉄グループのバス事業再編に伴い、営業エリアが一部重複する三重交通を傘下に持つ三交ホールディングス(現:三重交通グループホールディングス)が株式交換を行い、2007年10月1日付でその完全子会社となった[3]

主な子会社として旅行業を営む名阪近鉄旅行がある[1]。なお、大阪府に本社を置く近鉄バスとは別会社である。

沿革

創業から近鉄グループ傘下へ

1930年5月24日[1]大垣自動車として現在の岐阜県大垣市で創立[2]。その後幾度かの合併を経て岐阜県西部に路線を拡張するとともに、1937年11月[2]、すでに大阪電気軌道参宮急行電鉄(現在の近畿日本鉄道)の子会社となっていた養老電鉄(現・養老鉄道養老線)の傘下に入る。戦時統合により1938年8月に陸上交通事業調整法が施行、1941年3月に(関西急行鉄道)株式会社(現:近畿日本鉄道)から事業を譲受する[2]1946年7月に大軌証券(現:近畿日本鉄道)が全ての発行株式を取得し[2]、完全に近鉄グループ傘下となる。

近鉄傘下となって以降は、1950年11月に貸切バス事業を開始[2]1956年8月に名古屋市で貸切バス事業を行っていた同系列の中京観光自動車を吸収合併し、新中京バス株式会社に社名変更[2]。名古屋に進出すると同時に本社を名古屋市に移し、東海3県での貸切バス事業を開始した。1958年9月には名古屋近鉄バスに再度社名を変更[2]1960年に全線開通した伊吹山ドライブウェイの建設にも関与した。1966年4月には子会社として株式会社名古屋近鉄バス観光社を設立[2](現:名阪近鉄旅行)、同年8月には伊吹山観光自動車道株式会社を合併している[2]

名神ハイウェイバスの運行

1964年名神高速道路が開通し、この道路を走る高速バス路線を国鉄(現JR東海バス西日本JRバス)および数多くの民間会社が計画したため混乱した。

この混乱を収拾するため、運輸省(現:国土交通省)による調整の上、名鉄系の日本急行バス名鉄京阪阪急近江鉄道などが出資)と、近鉄系の日本高速自動車(近鉄・阪神南海の3社が出資)の2社に集約の上、名神ハイウェイバスの運行を行うことにした。

しかしその後、東海道新幹線の開通やマイカーの普及などで乗客が低迷し、日本高速自動車は近鉄の単独出資の会社となった。同様に日本急行バスも名鉄の単独出資となり、その後名古屋観光日急から名鉄観光バスを経て、現在は名鉄バスへ高速バス事業が移管された。

1980年代以降

1980年代以降の沿革は年表にまとめた。

営業所

現行営業所

名古屋ナンバー
岐阜ナンバー
四日市ナンバー(2020年5月までの登録車は三重ナンバー)
  • 四日市営業所(四日市市日永東)- 貸切バス担当

廃止営業所

  • 大阪営業所(大阪市淀川区木川東)- 淀川車庫と貸切バス担当
    • 現:奈良観光バス大阪営業所。名神ハイウェイバスの折返基地としての使用は継続している。
  • 岐阜営業所(岐阜市入舟町)- 貸切バス担当
  • 松阪営業所(松阪市塚本町)- 貸切バス担当

IC乗車券

2023年(令和5年)3月13日より、PiTaPaをはじめ全国交通系IC乗車券サービスを開始。 PiTaPa以外のIC乗車券はバス車内、各営業所、大垣駅前案内所でのチャージは出来ないのであらかじめ各ICカード対応駅、コンビニエンスストア等でチャージする必要がある。また不足の場合は現金で支払うことになる。

  • 高速バス、養老町オンデマンドバス、輪之内町デマンドバス、上石津地域コミュニティバス、大垣競輪場線、大垣伊吹山線、輪之内羽島線、不破高スクール線では利用不可。
  • PiTaPa導入時点で、IC定期券及びグループ会社三重交通emicaは導入されていない。
  • PiTaPa導入に伴い、回数券(紙式)は2023年(令和5年)3月31日をもって発売が終了する。なお回数券の利用は引き続き可能。

路線

路線バス

大垣駅(大垣駅前と大垣駅北口)と待合室がある市民病院前の各バス停では、乗降の有無を問わず全便停車し、乗車扉を開けて客扱いを行う。

高速バス

期間限定バス

養老関ヶ原めぐりバス[11]

シャトルバス

イオンモール熱田シャトルバス
  • 金山駅 - イオンモール熱田、無料、毎日運行
    • 同シャトルバスは、2020年3月31日まで名鉄バス名古屋中央営業所知立営業所の管轄で運行されてきた路線で、4月1日より、同社が運行を引き継いで、運行されている[13]。車両は中型バスが使用され、立ち乗りは可能だが定員(シャトルバス46人)を超える乗車はできない。運行時刻は公式サイト「無料シャトルバスのご案内」を参照。

車両

車両メーカー

長らく全車が日野自動車日野車体製で統一されていた。在籍車両数は路線車が70両あまり、貸切車は190両を越える。

路線車は大型10.5m車と中型車を中心に導入され、一部は他社からの移籍車である。最近では路線バスの出口付近に、名阪近鉄バスが三重交通グループホールディングスの傘下に入ったことを示すための「SANCO」ステッカーが貼られている。2009年いすゞ自動車エルガを2台購入。さらに2014年6月には初のハイブリッド車として(エルガハイブリッド)を1台購入、若森営業所に配置された。

貸切車はハイデッカーを中心に導入され、全車が日野自動車製の車両で統一されている。豪華観光バスも在籍し「浪漫II」「煌」の愛称で運行する。また、Jリーグ名古屋グランパス選手専用とFC岐阜選手専用の特別車両も所有する。

高速車は貸切車からの転用車が多かったが、2002年以来9年ぶりに2011年に3台が新車導入された[14]2016年10月時点では高速車は順次新車が導入され、全9台中8台がコンセント(AC100V電源)とトイレ(化粧室)付きの車両となっている。また同2016年に名古屋営業所へ導入された貸切車の一部にもコンセント装備の車両がある。

カラーリング

車両の塗装は、一般路線用の現行塗装は白と赤・オレンジを基調としたもので1993年に登場した。過去の塗装は近畿日本鉄道(現:近鉄バス)が1980年代まで使用していた2世代前の塗装と同じデザインで(色合いは若干異なる)、2014年には若森営業所所属の日野・ブルーリボンシティ1台がこの復刻カラーを纏い、さらに前面には日野の旧マークであるウィングエンブレムも付けられ、後輪には当時の車両のようにカバーが装着された。

貸切車はいくつかのカラーリングがあり統一されていないが、ベージュに赤・オレンジ・茶のラインが施されている車両が多い。この塗装は三重交通貸切車の旧塗装と色違いと思われがちだが、実際は1985年登場の名阪近鉄高速バスのサロンカー「スーパーグレイス46」(日野グランデッカー)に施されたオリジナル塗装。これを同年12月に三重交通が自社貸切バスの新カラーの塗り分けとして採用したものであるが、三重交通は近年パッチワーク調の新デザインに変更した。他のカラーリングは白を基調に大きくKの文字を入れたものと、黄色地に踊るように丸ゴシックでKINTETSUと入った「ピクニック」塗装がある。

高速車は、日本高速自動車時代に採用された白と赤・オレンジの塗装が長らく使われていたが、貸切車からの転用車は貸切時代の塗装をそのまま使用しており、2011年導入の新車もベージュ地の貸切塗装になった[14]

車両ギャラリー

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 会社概要 名阪近鉄バス
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 創立90周年の歩み 名阪近鉄バス 創立90周年記念サイト
  3. ^ 簡易株式交換による名阪近鉄バス株式会社の完全子会社化に関するお知らせ (PDF, 三交ホールディングス 平成19年7月25日)
  4. ^ “名阪近鉄高速バスが社名変更”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1994年7月6日) 
  5. ^ 「伊吹山ドライブウェイ」の資産および営業譲渡について (PDF) ,近畿日本鉄道株式会社・名阪近鉄バス株式会社。2015年1月12日閲覧。
  6. ^ グループ沿革 三重交通グループホールディングス株式会社、2015年1月12日閲覧。
  7. ^ a b 揖斐川町コミュニティバスの廃止について 名阪近鉄バス お知らせ、2019年9月30日
  8. ^ a b ニュースリリース 【5月24日に名阪近鉄バス株式会社は創立90周年を迎えます】 名阪近鉄バス ニュースリリース、2020年1月25日
  9. ^ 交通系ICカード全国相互利用サービスを始めます!さらにPiTaPaなら面倒なチャージも不要です!名阪近鉄バス ニュースリリース、2023年1月12日
  10. ^ 「養老関ケ原めぐりバス」・「養老駅シャトルバス」の運行及び養老鉄道沿線イベント等の開始について - 岐阜県公式サイト内
  11. ^ 無料巡回バス - みりょく発見!!養老鉄道沿線めぐりサイト内
  12. ^ 「養老関ケ原めぐりバス」・「養老駅シャトルバス」の運行及び養老鉄道沿線イベント等の開始について -  岐阜県公式サイト内
  13. ^ 『金山総合駅南口~イオンモール熱田無料シャトルバスの運行について』(プレスリリース)名阪近鉄バス、2020年3月31日https://www.mkb.co.jp/pdf/news_aeon.pdf2020年4月1日閲覧 
  14. ^ a b バスラマ・インターナショナル No.127 P.5 2011年8月25日 (ISBN 978-4-89980-127-6)

関連項目

外部リンク

  • 名阪近鉄バス
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