地理
目黒区の南部に位置する。北辺は目黒区碑文谷に接する。東辺は目黒区原町・洗足にそれぞれ接する。南辺は大田区北千束に接する。西辺は目黒区大岡山・平町にそれぞれ接する。
東京都道318号環状七号線(環七通り)が縦貫し、一・二丁目と三丁目とを分けている。環七通り沿いにビル・マンションが見られるが、その他は住宅地となっている。
世帯数と人口
小・中学校の学区
区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[5]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
南一丁目 | 全域 | 目黒区立原町小学校 | 目黒区立第九中学校 |
南二丁目 | 全域 | 目黒区立大岡山小学校 | 目黒区立第八中学校 |
南三丁目 | 全域 |
歴史
およそ江戸時代の(碑文谷村)字子ノ神(ねのかみ)および字子ノ神前の地域と一致する。1932年(昭和7年)目黒区成立で子ノ神の地名は消滅し、高木町・富士見台・宮ヶ丘に分かれていたが、1966年(昭和41年)住居表示により南一~三丁目にまとめられた。
地名の由来
区の南部に位置することによる。旧地名の子ノ神とは高木神社の祭神大国主命を指す。
町名の変遷
実施後 | 実施年月日 | 実施前(各町名ともその一部) |
---|---|---|
南一丁目 | 1966年3月1日 | 高木町、富士見台、宮ヶ丘 |
南二丁目 | 高木町、富士見台、宮ヶ丘 | |
南三丁目 | 高木町、富士見台、宮ヶ丘 |
交通
鉄道
地内に鉄道駅は設置されていない。地域南部方向にある東急目黒線・東急大井町線の大岡山駅(主に環七以南)や洗足駅(環七以北)、北西部方向にある東急東横線都立大学駅が利用される。
バス
環七通り沿いを東急バス・(森91系統):大森駅 - 新代田駅間の路線が通る。域内には「富士見台」「宮ヶ丘」の各停留所がある。
また、二丁目と碑文谷三丁目との境目に「碑文谷八幡前」停留所があり、(黒01系統):目黒駅 - 大岡山小学校の路線が通る。
このほか、一丁目の東側にある洗足・原町を通る円融寺通り沿いの(渋71系統):渋谷駅 - 洗足駅の路線も利用可能である。
道路
- 東京都道318号環状七号線(環七通り)
施設
- 碑文谷病院
- 藤城清治スタジオ
- 目黒区立南保育園
- コープとうきょう目黒南センター
- 高木神社
- 原町住区センター
出身・ゆかりのある人物
関連項目
脚注
参考文献
- 人事興信所編『人事興信録 第10版 下』人事興信所、1934年。