背景
2003年に発売された『月夜のカヌー』から6年1か月ぶりとなるスタジオ・アルバムで[1]、エイベックス移籍後初のアルバムである。
記録
1999年に発売された『吉田拓郎 THE BEST PENNY LANE』以来9年5か月ぶり、通算19作目となるオリコンTOP10を果たした。63歳1か月でのTOP10入りは、小田和正が2007年に『自己ベスト-2』で記録した60歳4か月を上回る史上最年長記録となったが[2]、小田が2011年に発売された『どーも』で最年長記録を塗り替える。
収録曲
- 全作詞・作曲:吉田拓郎
- ガンバラナイけどいいでしょう
- ストリングスアレンジ:瀬尾一三
- コーラスアレンジ:瀬尾一三
- アサヒビール『アサヒふんわり』CMソング
- 歩こうね
- コーラスアレンジ:宮下文一
- フキの唄
- コーラスアレンジ:宮下文一
- 真夜中のタクシー
- コーラスアレンジ:宮下文一
- タクシーの車内での運転手と中年の男性客の会話という設定で、そのためセリフの部分が非常に多く、セリフの中にプロ野球選手の篠塚和典や阪神タイガース、プロゴルファーの上田桃子や宮里藍、石川遼が出てくる。
- 2017年11月19日に放送されたニッポン放送の『吉田拓郎 ラジオでナイト』のコーナー内にて、この曲に言及する場面があった。拓郎はとあるライブ会場で歌った際、(比山貴咏史)、木戸やすひろ、若子内悦郎ら3人のコーラスが「『今後、どのツラ下げてコーラスの仕事をするんだ』というくらい適当だった」と、当時の音源と共に振り返った。特に木戸に至っては「お前、途中で歌いながら笑ってるじゃないか」と拓郎が苦言を呈するほどだった。
- 季節の花
- 編曲:小倉博和
- コーラスアレンジ:宮下文一
- 今は恋とは言わない
- ウィンブルドンの夢
- ストリングスアレンジ:瀬尾一三
- コーラスアレンジ:宮下文一
- 早送りのビデオ
- 編曲:小倉博和
- コーラスアレンジ:宮下文一
- Fの気持ち
- コーラスアレンジ:宮下文一
- あなたを送る日
参加ミュージシャン
- Guitars:Hirokazu Ogura, Shigeru Suzuki, Nozomi Furukawa
- Drums:Eiji Shimamura, Masayuki Muraishi
- Bass:Hideki Matsubara, Chiharu Mikuzuki
- Keyboards:L-ton Nagata, Yasuharu Nakanishi
- Percussion:Izumi Misawa
- Chorus:Fumikazu Miyashita, Etsuro Wakashinai, Yasuhiro Kido, Kiyoshi Hiyama, Yuko Kawai, Yuiko Tsubokura, Junko Hirotani
- Strings:Osamu Iyoku Strings
脚注
- ^ a b “吉田拓郎 / 午前中に…”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2021年12月25日閲覧。
- ^ “吉田拓郎、63歳でトップ10入り最年長記録更新”. ORICON STYLE. 株式会社oricon ME (2009年4月21日). 2021年12月25日閲覧。
関連項目
外部リンク
- avex traxによる紹介ページ
- CD
- アナログ盤