» www.Giftbox.Az - Bir birindən gözəl hədiyyə satışı
ウィキペディアランダム
毎日カテゴリ
共有: WhatsappFacebookTwitterVK

匿名Aによる論文大量不正疑義事件

匿名Aによる論文大量不正疑義事件とは、2015年の年頭に発生した、80本を超える医学論文について研究不正の疑義が指摘された事件の通称。「匿名A」はこの指摘を行った人物が用いたハンドルネームである[1]STAP細胞事件よりもはるかに重大な事件に発展する可能性があるといわれている[2]。ノーベル賞受賞者を含めた学術関係者に衝撃を与えた[3]

事件までの経緯

2000年頃から、日本では多くの研究不正事件が報道されるようになった[4]。事件の発覚にインターネット上の匿名の書き込みが関与するケースが多発したため、2ちゃんねるなどの匿名サイトに関心が集まるようになった[5]

日本分子生物学会は、上司の教授の捏造を告発した助手が2006年に服毒自殺した大阪大学の事件[6]を受け、2007年から研究倫理活動として若手教育シンポジウムを開催していた[7]。しかしながら、その研究倫理活動を担当していた東京大学分子細胞生物学研究所の教授が発表した論文から、捏造が疑われる酷似画像が存在するものが20本以上見つかることが2011年の年末から2012年の年初にかけて2ちゃんねるで指摘された[5]11jigenはその指摘内容を2012年1月上旬に告発し[8]、告発された教授は数か月後に引責退職した。日本分子生物学会の理事は、深刻な大量の論文捏造問題を抱えていた当事者に研究倫理の若手教育を行なわせていたことを2012年年末の学会において謝罪した[9]

2013年の日本分子生物学会の年会長を務めることになった大阪大学の近藤滋は、年会準備のためのウェブサイト「日本の科学を考える」を設立した。その中に「捏造問題にもっと怒りを」というトピック[10]を作成し、匿名サイトで論文不正の指摘をしている人に対して匿名で構わないので意見を書き込んで欲しい旨を呼びかけた。2013年6月下旬に、そのトピックの掲示板において、匿名掲示板で医学論文中の類似画像を指摘しているという書き込みが「匿名A」というハンドルネームでなされ、「匿名A」と近藤滋などとの間で意見が交わされた。2013年年末の日本分子生物学会では、文部科学省職員やNature編集部およびマスメディアも招いた研究倫理問題のシンポジウムが三日間に渡り行なわれた[11]

2014年2月上旬にSTAP細胞論文の研究不正が発覚し、新聞やテレビニュースのトップを半年以上に渡り何度も飾るような社会的な大事件になった[12]。責任著者の一人であった笹井芳樹は2014年8月に自殺し、筆頭著者の小保方晴子は2014年12月に理化学研究所を自主退職した。

2014年12月26日に、前述の東京大学分子細胞生物学研究所の教授の調査が約3年の期間を経て終了し、東大総長は自らを処分すると共に調査結果を報告した[13]

論文大量不正疑義事件

2014年の年末から2015年の年初にかけて、日本の研究機関から1996年〜2008年にNature誌などの国際誌に発表された約80本の医学系の論文に不正な人為的加工や流用が疑われるデータが掲載されていることが、「捏造問題にもっと怒りを」[10]のコメント欄で指摘された。匿名投稿者のハンドルネームは「匿名A」であった。この指摘はインターネット上の匿名掲示板やニュースサイトやSNSを通じて拡散し[14][15]、2015年1月9日からは大手新聞社やNHKが報道を開始した[16]。文部科学大臣下村博文は、2015年1月13日の閣議後記者会見において、2015年1月6日に同様の趣旨の匿名告発が文部科学省に対して文書で行なわれたことを明らかにした[17]m3.comによると、日本国内の24の医学系研究機関が文部科学省から匿名Aの指摘の確認を指示された[18]

大学の対応

最も多い28本の論文が指摘された大阪大学は、前述の服毒自殺者を出した論文捏造事件で懲戒解雇された教授が責任著者である1本の論文を除く27本について予備調査を行い、1本については疑義を否定し、7本については不注意による誤使用と判断し、残りの19本については「データが残っていないため不正の事実が確認できず、これ以上の調査は困難」として調査を打ち切った[19]。九州大学については、不正を認めない形で内部調査を終了したことがマスコミによって報道された[20]。札幌医科大学[21]、東京大学[22]および東北大学[23]は、指摘された全ての論文について研究不正がなかったと判断したという結論のみを記した文書を公表した。金沢大学は、データが既に破棄されているため調査は困難であると判断し、本調査を行わないことを発表した[要出典]。京都大学[24]と慶應義塾大学[25][26]は、一部あるいは全ての指摘項目について研究不正がなかったと判断したことを具体的な調査内容を含め公表した。京都府立医科大学の研究者は、自らのホームページで自主的に実験ノートを公開し、指摘について回答した[27]

国会の対応

2015年5月19日に、衆議院の科学技術・イノベーション推進特別委員会において小川淳也衆議院議員から質問が行われ、87本の指摘のうち「64本の論文、17機関、研究者33名分」については不正の事実が確認されず「23本の論文、10機関、研究者16名分」については調査中であることが文部科学省の山本朋広政務官から報告された[28]。2016年10月に、参議院議員の櫻井充は、Ordinary researchersが2016年に別の告発を行った際に参議院議長へ質問主意書を提出し、東京大学は匿名Aに係る調査の内容を全く明らかにしていない旨を指摘した。また、東京大学の調査責任者は被告発者と親しい医学部の研究者が務めたという情報を明らかにした[29]

学術誌の対応

金沢大学が発表した1本の論文は、2015年9月4日に撤回された[30]。また、2017年8月までに、Nature[31]などに発表された14報の論文について修正公告が出された。

学会の対応

2016年11月29日の日本分子生物学会の理事会において、匿名Aが指摘を行ったウェブサイト「日本の科学を考える」があたかも分子生物学会が直接、管理・運用するサイトであるかのような疑念を抱かせるとの懸念が示され、討議が行われた[32]。「日本の科学を考える」は学会から書き込みの規約違反を指摘され[33]、「捏造問題にもっと怒りを」のコメント欄における匿名Aの約80本の指摘は、他の4000件近い匿名Aの書き込みと共に2017年1月に全て削除された[10]。2019年1月に、学習院大学の阿形清和は、分子生物学会における理事長挨拶で、論文捏造問題への対応については終止符が打たれたと宣言した[34]

海外の反応

Elisabeth M. Bikは、酷似画像が指摘されたNature誌の論文が撤回ではなく訂正対応で済まされたこと[31]は、COPEのガイドラインに違反するので再考するよう2021年9月16日に主張した[35]

「匿名A」の反応

東京大学が不正無しの結論[22]を公表した直後の2015年8月7日に、「捏造問題にもっと怒りを」[10]のコメント欄で、下記の書き込みが「匿名A」のハンドルネームを用いて行われた。この書き込みは2017年1月に削除された。

戦争を終わらすには、原爆で一気に殺されることが必要でした。だらだら300万人死んでも終わらなかった戦争が、一瞬で10万人死ねば終わりました。

論文捏造は、戦争とは違い、一気に指摘をすることは逆効果でした。論文捏造を終わらそうとしていた私は情けないです。

天皇陛下は当時神でしたが人間の生死を決めることはしませんでした。原爆で焼き殺された子供を見て悲しむ親にたいして「焼け焦げているけどまだ生きているではないか」とおっしゃるようなことはありませんでした。

しかし、東大総長は捏造かどうかを決めることができます。「たくさんコピペあるけど真実ではないか」とおっしゃることができます。だから私は上手くいきませんでした。

特記事項

  • 「匿名A」とは匿名投稿が許されている掲示板における匿名のハンドルネームであり、匿名Aによる書き込みが同一人物によってなされたという証拠は公にはなっていない。但し、毎日新聞は匿名Aは同一人物とみられると報道している[1]
  • 東京大学は、匿名Aに指摘された医学論文の全てを不正なしと発表したこと[22]に関して、不正なしの裁定を行った科学研究行動規範委員会の議事についての情報開示請求を、独立行政法人等の保有する情報の公開に関する法律3条の規定に基づいて要求された。2017年2月8日に、東京大学は、議事のほぼ全てを黒塗りの不開示にした状態で約550ページの議事などの情報を提供した。2017年6月8日に、不開示にされた議事の開示要求について、総務省情報公開・個人情報保護審査会諮問を受理した。東京大学は「調査の内容について必要以上に開示することは、調査機関として担保すべき、正確な事実の把握、率直な意見の交換、意思決定の中立性などを困難にするおそれがあり、ひいては、調査機関として行う不正行為の判定結果の信頼性をも損なうことになる」等の主張を行ったが、情報公開・個人情報保護審査会の第1部会は、東京大学の不開示の決定は違法であると2017年9月6日に答申した[36]
  • 匿名Aのほとんどの指摘について解明がなされなかった理由については、Journal of the Japan Skeptics誌の論文において「あまりに大規模な論文不正事件は大学も調査コストから解明を躊躇せざるをえないのだろう」と推測がなされた[5]
  • 上記の大量不正疑義事件以外の時期においても、「匿名A」というハンドルネームによる論文の画像データに関する指摘は匿名掲示板において行われている。2021年8月23日現在、大量不正疑義事件のものを含めて計114報が指摘されており[37][38][39][40]、指摘された論文の責任著者には日本人のノーベル医学生理学賞受賞者が3人含まれている。大量不正疑義事件以外で指摘された論文については、2017年8月現在、Nature[41]などに発表された5報について指摘後に修正公告が出されている。

114報の一覧

整理番号 掲載誌 論文発表年 DOI 匿名Aが指摘した日付 匿名Aが指摘したサイト 著者の主な所属 著者の主な受賞歴
#1 Nature 1998 10.1038/34214 2014.12.30 捏造問題にもっと怒りを 大阪大学医学部 文化功労者
瑞宝重光章
#2 JBC 2000 10.1074/jbc.275.11.8091 2014.12.30 捏造問題にもっと怒りを 大阪大学医学部 文化功労者
瑞宝重光章
#3 Arch Biochem Biophys 2001 10.1006/abbi.2000.2266 2014.12.30 捏造問題にもっと怒りを 大阪大学医学部 文化功労者
瑞宝重光章
#4 Diabetes 2002 10.2337/diabetes.51.10.2915 2014.12.30 捏造問題にもっと怒りを 大阪大学医学部 安藤百福賞大賞
#5 Nat Med 2002 10.1038/nm724 2014.12.30 捏造問題にもっと怒りを 大阪大学医学部 安藤百福賞大賞
#6 JBC 2003 10.1074/jbc.M213202200 2014.12.30 捏造問題にもっと怒りを 大阪大学医学部 糖尿病学会
#7 MBC 1996 10.1128/MCB.16.6.3074 2014.12.31 捏造問題にもっと怒りを 東京大学医学部 瑞宝大綬章
#8 JBC 2003 10.1074/jbc.M103241200 2014.12.31 捏造問題にもっと怒りを 東京大学医学部 紫綬褒章
#9 J Clin Invest 2001 10.1172/JCI12864 2014.12.31 捏造問題にもっと怒りを 東京大学医学部 紫綬褒章
#10 Nat Genet 2002 10.1038/ng829 2014.12.31 捏造問題にもっと怒りを 東京大学医学部 紫綬褒章
#11 BBRC 2004 10.1016/j.bbrc.2004.08.083 2014.12.31 捏造問題にもっと怒りを 東京大学医学部 紫綬褒章
#12 JBC 2001 10.1074/jbc.M101781200 2015.01.01 捏造問題にもっと怒りを 東京大学医科学研究所 血液学会
#13 Exp Cell Res 2002 10.1006/excr.2001.5394 2015.01.01 捏造問題にもっと怒りを 東京大学医科学研究所 血液学会
#14 Oncogene 2002 10.1038/sj.onc.1205114 2015.01.01 捏造問題にもっと怒りを 東京大学医科学研究所 血液学会
#15 BBRC 2002 10.1016/S0006-291X(02)00216-4 2015.01.01 捏造問題にもっと怒りを 東京大学医学部 紫綬褒章
#16 J Virol 1999 10.1128/JVI.73.11.9237-9246.1999 2015.01.01 捏造問題にもっと怒りを 東京大学医科学研究所 瑞宝中綬章
#17 J Virol 2000 10.1128/jvi.74.12.5619-5628.2000 2015.01.01 捏造問題にもっと怒りを 国立感染症研究所 瑞宝中綬章
#18 J Virol 2001 10.1128/JVI.75.8.3802-3810.2001 2015.01.01 捏造問題にもっと怒りを 国立感染症研究所 瑞宝中綬章
#19 J Virol 2002 10.1128/jvi.76.14.7114-7124.2002 2015.01.01 捏造問題にもっと怒りを 富山県衛生研究所 瑞宝中綬章
#20 J Virol 2004 10.1128/JVI.78.14.7443-7454.2004 2015.01.01 捏造問題にもっと怒りを 富山県衛生研究所 瑞宝中綬章
#21 J Virol 2007 10.1128/JVI.02590-06 2015.01.01 捏造問題にもっと怒りを 理化学研究所 瑞宝中綬章
#22 BBRC 2002 10.1016/s0006-291x(02)00855-0 2015.01.01 捏造問題にもっと怒りを 東京大学医学部 人類遺伝学会賞
#23 BBRC 2001 10.1006/bbrc.2001.6003 2015.01.01 捏造問題にもっと怒りを 東京大学医学部 人類遺伝学会賞
#24 Circ Res 2004 10.1161/01.RES.0000129701.14494.52 2015.01.01 捏造問題にもっと怒りを 国立病院機構京都医療センター ベルツ賞
#25 JBC 2002 10.1074/jbc.M108138200 2015.01.01 捏造問題にもっと怒りを 京都大学ウイルス研究所 高松宮妃癌研究基金学術賞
#26 JBC 1999 10.1074/jbc.274.17.11995 2015.01.01 捏造問題にもっと怒りを 京都大学医学部 文化功労者
#27 JBC 2000 10.1074/jbc.C000212200 2015.01.01 捏造問題にもっと怒りを 京都大学医学部 学士院賞瑞宝重光章
#28 JBC 2002 10.1074/jbc.M209356200 2015.01.01 捏造問題にもっと怒りを 名古屋大学医学部 中日文化賞
#29 JBC 2001 10.1074/jbc.M008744200 2015.01.01 捏造問題にもっと怒りを 名古屋大学医学部 中日文化賞
#30 JBC 1999 10.1074/jbc.274.53.38251 2015.01.01 捏造問題にもっと怒りを 九州大学生体防御医学研究所 遺伝学会木原賞
#31 Nucleic Acids Res 2000 10.1093/nar/28.6.1355 2015.01.01 捏造問題にもっと怒りを 九州大学生体防御医学研究所 遺伝学会木原賞
#32 DNA Repair 2007 10.1016/j.dnarep.2007.01.003 2015.01.01 捏造問題にもっと怒りを 九州大学生体防御医学研究所 遺伝学会木原賞
#33 JBC 2000 10.1074/jbc.M001144200 2015.01.01 捏造問題にもっと怒りを 九州大学生体防御医学研究所 紫綬褒章
#34 JBC 2002 10.1074/jbc.C100762200 2015.01.01 捏造問題にもっと怒りを 九州大学生体防御医学研究所 文化功労者
#35 EMBO J 2002 10.1093/emboj/cdf642 2015.01.01 捏造問題にもっと怒りを 九州大学生体防御医学研究所 内山記念賞
#36 JBC 2003 10.1074/jbc.M212856200 2015.01.01 捏造問題にもっと怒りを 九州大学生体防御医学研究所 生体防御学会奨励賞
#37 JBC 2003 10.1074/jbc.M302868200 2015.01.01 捏造問題にもっと怒りを 九州大学医学部 西日本文化賞
#38 J Virol 1999 10.1128/JVI.73.10.7981-7987.1999 2015.01.02 捏造問題にもっと怒りを 東京医科歯科大学 Arwind Diwan賞
#39 JBC 2002 10.1074/jbc.M106880200 2015.01.02 捏造問題にもっと怒りを 金沢大学がん進展制御研究所 フビライ・ハン金賞
#40 JBC 2002 10.1074/jbc.M401067200 2015.01.02 捏造問題にもっと怒りを 金沢大学がん進展制御研究所 フビライ・ハン金賞
#41 Diabetes 2003 10.2337/diabetes.52.11.2657 2015.01.02 捏造問題にもっと怒りを 徳島大学
#42 JBC 1999 10.1074/jbc.274.45.32309 2015.01.02 捏造問題にもっと怒りを 京都府立医科大学 紫綬褒章
#43 JBC 2000 10.1074/jbc.M909999199 2015.01.02 捏造問題にもっと怒りを 関西医科大学 佐々木賞
#44 JBC 2000 10.1074/jbc.275.6.4369 2015.01.02 捏造問題にもっと怒りを 関西医科大学 農芸化学会講演会受賞
#45 Hepatology 2000 10.1053/jhep.2000.18715 2015.01.02 捏造問題にもっと怒りを 関西医科大学 農芸化学会講演会受賞
#46 J Hepatol 2004 10.1016/j.jhep.2003.12.018 2015.01.02 捏造問題にもっと怒りを 関西医科大学 農芸化学会講演会受賞
#47 Am J Physiol Endocrinol Metab 2005 10.1152/ajpendo.00118.2004 2015.01.02 捏造問題にもっと怒りを 埼玉医科大学 高血圧学会
#48 BBRC 2001 10.1006/bbrc.2001.4764 2015.01.02 捏造問題にもっと怒りを 札幌医科大学 ヘリコバクター賞
#49 J Virol 2002 10.1128/jvi.76.24.12683-12690.2002 2015.01.02 捏造問題にもっと怒りを 札幌医科大学 ヘリコバクター賞
#50 JBC 2003 10.1074/jbc.M305701200 2015.01.02 捏造問題にもっと怒りを 札幌医科大学 ヘリコバクター賞
#51 J Med Virol 2006 10.1002/jmv.20556 2015.01.02 捏造問題にもっと怒りを 札幌医科大学 ヘリコバクター賞
#52 Cancer Lett 1999 10.1016/s0304-3835(99)00109-3 2015.01.02 捏造問題にもっと怒りを 慈恵医科大学
#53 Leukemia 2000 10.1038/sj.leu.2401828 2015.01.02 捏造問題にもっと怒りを 慈恵医科大学
#54 BBRC 2004 10.1016/j.bbrc.2004.02.080 2015.01.02 捏造問題にもっと怒りを 慈恵医科大学 William Dameshek Prize
#55 Cancer Lett 2008 10.1016/j.canlet.2007.11.017 2015.01.02 捏造問題にもっと怒りを 慈恵医科大学
#56 Cancer Res 2006 10.1158/0008-5472.CAN-06-0377 2015.01.02 捏造問題にもっと怒りを 慶応義塾大学医学部 ノバルティス・リウマチ賞
#57 BBRC 2005 10.1016/j.bbrc.2005.01.086 2015.01.02 捏造問題にもっと怒りを 慶応義塾大学医学部 中日文化賞
#58 BBRC 2000 10.1006/bbrc.2000.3200 2015.01.02 捏造問題にもっと怒りを 日本大学医学部
#59 BBRC 2001 10.1006/bbrc.2001.4844 2015.01.02 捏造問題にもっと怒りを 日本大学医学部
#60 Nat Cell Biol 1999 10.1038/70265 2015.01.03 捏造問題にもっと怒りを 大阪大学医学部 骨代謝学会学術賞
#61 JBC 2001 10.1074/jbc.M006886200 2015.01.03 捏造問題にもっと怒りを 大阪大学医学部 ベルツ賞
#62 JBC 2001 10.1074/jbc.M104096200 2015.01.03 捏造問題にもっと怒りを 大阪大学医学部 ベルツ賞
#63 JBC 2002 10.1074/jbc.M110795200 2015.01.03 捏造問題にもっと怒りを 大阪大学医学部
#64 Circulation 2002 10.1161/01.cir.0000018622.84402.ff 2015.01.03 捏造問題にもっと怒りを 大阪大学医学部 安藤百福賞大賞
#65 JBC 2002 10.1074/jbc.M111501200 2015.01.03 捏造問題にもっと怒りを 大阪大学医学部 ベルツ賞
#66 JBC 2005 10.1074/jbc.M406788200 2015.01.03 捏造問題にもっと怒りを 大阪大学医学部 ベルツ賞
#67 JBC 2005 10.1074/jbc.M413461200 2015.01.03 捏造問題にもっと怒りを 大阪大学医学部 ベルツ賞
#68 JBC 2001 10.1074/jbc.M006153200 2015.01.03 捏造問題にもっと怒りを 大阪大学医学部 ベルツ賞
#69 JBC 2001 10.1074/jbc.M103853200 2015.01.03 捏造問題にもっと怒りを 大阪大学医学部 厚生労働大臣表彰
#70 JBC 2001 10.1074/jbc.M005036200 2015.01.03 捏造問題にもっと怒りを 大阪大学医学部 厚生労働大臣表彰
#71 JBC 2002 10.1074/jbc.M204042200 2015.01.03 捏造問題にもっと怒りを 大阪大学医学部 厚生労働大臣表彰
#72 Endocrinology 2004 10.1210/en.2003-0792 2015.01.03 捏造問題にもっと怒りを 大阪大学医学部 厚生労働大臣表彰
#73 Clin Cancer Res 2004 10.1158/1078-0432.CCR-04-0958 2015.01.03 捏造問題にもっと怒りを 大阪大学医学部 厚生労働大臣表彰
#74 Endocrinology 2004 10.1210/en.2003-0709 2015.01.03 捏造問題にもっと怒りを 大阪大学医学部 厚生労働大臣表彰
#75 JBC 2004 10.1074/jbc.M313709200 2015.01.03 捏造問題にもっと怒りを 大阪大学医学部 厚生労働大臣表彰
#76 JBC 2000 10.1074/jbc.M003491200 2015.01.03 捏造問題にもっと怒りを 大阪大学医学部
#77 PNAS 2000 10.1073/pnas.240303097 2015.01.03 捏造問題にもっと怒りを 大阪大学医学部
#78 JBC 1999 10.1074/jbc.274.13.8531 2015.01.03 捏造問題にもっと怒りを 大阪大学医学部 ベルツ賞
#79 FASEB J 2001 10.1096/fj.00-0495fje 2015.01.03 捏造問題にもっと怒りを 大阪大学医学部 ベルツ賞
#80 Nat Med 2001 10.1038/85463 2015.01.03 捏造問題にもっと怒りを 大阪大学医学部 ベルツ賞
#81 JBC 2003 10.1074/jbc.M207880200 2015.01.03 捏造問題にもっと怒りを 大阪大学医学部 日産科学賞
#82 JBC 2001 10.1074/jbc.M103848200 2015.01.03 捏造問題にもっと怒りを 東北大学医学部 柿内三郎記念賞
#83 JBC 2005 10.1074/jbc.M409969200 2015.01.03 捏造問題にもっと怒りを 東北大学医学部 日本医療研究開発大賞
#84 Cancer Res 2007 10.1158/0008-5472.CAN-06-2756 2015.01.03 捏造問題にもっと怒りを 東北大学医学部 日本医療研究開発大賞
#85 Nature 2008 10.1038/nature07027 2013.03.05 捏造、不正論文 総合スレネオ1 千葉大学医学部 高峰譲吉賞
#86 JBC 2004 10.1074/jbc.M310822200 2013.03.07 捏造、不正論文 総合スレネオ1 千葉大学医学部 高峰譲吉賞
#87 Nat Med 2009 10.1038/nm.2014 2013.03.08 捏造、不正論文 総合スレネオ1 千葉大学医学部 高峰譲吉賞
#88 Nat Cell Biol 2004 10.1038/ncb1137 2013.03.08

2013.03.11

捏造、不正論文 総合スレネオ1 千葉大学医学部 高峰譲吉賞
#89 BBRC 2004 10.1016/j.bbrc.2004.07.119 2013.03.21 捏造、不正論文 総合スレネオ1 千葉大学医学部 瑞宝大綬章
#90 JBC 1999 10.1074/jbc.274.12.8231 2013.03.22 捏造、不正論文 総合スレネオ1 東京大学医学部 瑞宝大綬章
#91 BBRC 2000 10.1006/bbrc.2000.2561 2013.03.22 捏造、不正論文 総合スレネオ1 東京大学医学部 瑞宝大綬章
#92 Circulation 1999 10.1161/01.cir.100.20.2100 2013.03.27 捏造、不正論文 総合スレネオ2 東京大学医学部 高峰譲吉賞
#93 Circulation 2003 10.1161/01.CIR.0000101923.54751.77 2013.03.27 捏造、不正論文 総合スレネオ2 千葉大学医学部 高峰譲吉賞
#94 Circulation 1998 10.1161/01.cir.97.19.1952 2013.03.28 捏造、不正論文 総合スレネオ2 東京大学医学部 高峰譲吉賞
#95 Circ Res 1999 10.1161/01.res.84.4.458 2013.03.28 捏造、不正論文 総合スレネオ2 東京大学医学部 高峰譲吉賞
#96 EMBO J 2000 doi.org/10.1093/emboj/19.20.5533 2013.03.30

2013.04.06

捏造、不正論文 総合スレネオ2 奈良先端科学技術大学院 ノーベル賞
#97 Hypertension 1998 10.1161/01.hyp.31.1.50 2013.04.16 捏造、不正論文 総合スレネオ2 大阪市立医科大学 ノーベル賞
#98 Circ Res 1998 10.1161/01.res.83.7.752 2013.04.16 捏造、不正論文 総合スレネオ2 大阪市立医科大学 ノーベル賞
#99 J Am Soc Nephrol 2003 10.1097/01.asn.0000050415.97942.2f 2013.04.16 捏造、不正論文 総合スレネオ2 大阪市立医科大学 高血圧学会
#100 Hypertens Res 2005 10.1291/hypres.28.1003 2013.05.07 捏造、不正論文 総合スレネオ3 大阪市立医科大学 高血圧学会
#101 J Pharmacol Sci 2005 10.1254/jphs.fp0050160 2013.05.07 捏造、不正論文 総合スレネオ3 大阪市立医科大学 高血圧学会
#102 Circulation 2003 10.1161/01.cir.0000055331.41937.aa 2013.08.20 捏造、不正論文 総合スレネオ6 大阪大学医学部 文部科学大臣賞
#103 Hypertension 2006 10.1161/01.HYP.0000240266.26185.57 2013.08.20 捏造、不正論文 総合スレネオ6 大阪大学医学部 文部科学大臣賞
#104 Mol Pharmacol 2005 10.1124/mol.104.008144 2013.08.21 捏造、不正論文 総合スレネオ6 愛媛大学医学部 高血圧学会
#105 Arterioscler Thromb Vasc 2012 10.1161/ATVBAHA.112.249516 2013.08.21 捏造、不正論文 総合スレネオ6 愛媛大学医学部 高血圧学会
#106 Nature 1998 10.1038/27945 2014.01.23 分子生物学会理事会掲示板 東京大学医学部 ベルツ賞
#107 Circulation 2006 10.1161/CIRCULATIONAHA.106.626606 2013.03.27 捏造、不正論文 総合スレネオ2 千葉大学医学部 高峰譲吉賞
#108 Circulation 2002 10.1161/01.cir.0000027823.07104.86 2013.03.27 捏造、不正論文 総合スレネオ2 千葉大学医学部 高峰譲吉賞
#109 Circulation 2002 10.1161/hc1002.105225 2013.03.20 捏造、不正論文 総合スレネオ1 千葉大学医学部 高峰譲吉賞
#110 Arthritis Rheum 2000 10.1002/1529-0131(200002)43:2<259::AID-ANR4>3.0.CO;2-W 2013.03.31 捏造、不正論文 総合スレネオ2 東京大学医学部 学士院賞
#111 J Clin Invest 1999 10.1172/JCI6093 2013.04.01 捏造、不正論文 総合スレネオ2 東京大学医学部 学士院賞
#112 JBC 2006 10.1074/jbc.M601645200 2018.10.26 捏造、不正論文 総合スレネオ47 京都大学医学部 ノーベル賞
#113 PNAS 2002 10.1073/pnas.232562799 2019.04.24 捏造、不正論文 総合スレネオ49 北里大学医学部 ノーベル賞
#114 Front Microbiol 2020 10.3389/fmicb.2020.628281 2021.08.23 捏造、不正論文、総合スレネオ62 横浜市立大学医学部 横浜医学会賞

関連項目

出典

  1. ^ a b 生命科学論文:「画像不正」ネット投稿 阪大や東大確認へ 毎日新聞 斎藤広子 2015年01月09日 2016年12月6日閲覧
  2. ^ 【超STAP事件】日本の学会は捏造論文だらけ!大スキャンダルに発展か 堀川大樹「むしマガ」Vol.272 2015年1月11日 2016年12月6日閲覧
  3. ^ 朝日新聞 合田禄、野瀬輝彦、高橋真理子 (2015年3月12日). “”. 2019年5月3日閲覧。 “――最近も多くの不正論文がネットで指摘されている。どう感じているか。 最初、ビックリしたんです。(野依良治)理事長がビックリしちゃって。「そんないい加減な論文が論文誌に載ってるのか」と。私も(自分の)300ぐらいある論文を確認した。 ネットで調べる人は何が目的でやってるんだろう。世直し?、警告?(研究者には)十分に注意してやっていただくしかない。”
  4. ^ 鳥井真平 (2022年3月18日). “「ネカト許さない文化を」 告発続ける75歳 日本は研究不正大国”. 毎日新聞(紙面では2022年4月21日の朝刊12面に掲載). 2022年5月12日閲覧。
  5. ^ a b c インターネットにおける論文不正発覚史 (田中嘉津夫), Journal of the Japan Skeptics, 24号, 4-9 (2015)
  6. ^ “”. 大阪大学. 2020年12月5日閲覧。
  7. ^ 若手教育シンポジウム 日本分子生物学会 2007年-2012年 2016年12月6日閲覧
  8. ^ Whistleblower Uses YouTube to Assert Claims of Scientific Misconduct SCIENCE INSIDER 25 January 2012
  9. ^ 緊急フォーラム「研究不正を考える -PIの立場から、若手の立場から-」全文記録 分子生物学会(2012.12.11)(PDF 330KB) 2016年12月6日閲覧
  10. ^ a b c d 捏造問題にもっと怒りを 日本の科学を考える 2016年12月6日閲覧。匿名Aの約4000件のコメントは2017年1月に運営者によってほぼ全て削除されたが、84報の疑義を指摘した6件のコメントは、「Doctor G 3 のメディカル・ポプリ」というブログの2015年1月10日付の記事に全て転記されている。また、削除された他のコメントの一部は次のアーカイブから閲覧可能。https://archive.is/tDAqj (2015年1月6日 11:59:18 UTC) https://archive.is/UEdyv (2015年1月15日 05:51:11 UTC) https://archive.is/7fBa5 (2015年1月18日 12:59:43 UTC)
  11. ^ 理事会企画フォーラム「研究公正性の確保のために今何をすべきか?」6セッション全文記録公開日本分子生物学会 2013.12.3~5 2016年12月6日閲覧
  12. ^ 座談会「最先端研究どう伝える STAP報道の現場から」(PDF 4.5MB) 日本記者クラブ会報 2014年11月10日第537号
  13. ^ 記者会見「東京大学分子細胞生物学研究所・旧加藤研究室における論文不正に関する調査報告( 最終 )」の実施について 平成26年12月26日 2016年12月6日閲覧
  14. ^ 酷似する画像を含む生命科学論文がインターネット上で大量に指摘される 日本の科学と技術 2015年1月5日 2016年12月6日閲覧
  15. ^ r3hso.pdf(8MB) 2015年01月05日発表 作者不詳 2016年12月8日閲覧
  16. ^ 記者会見でも決着つかぬJ-ADNI事件「不都合な真実」 旧帝大でまたも不正が発覚 集中 Medical Confidential 2015年2月 (8巻2号 pp.25-27) 2016年12月5日閲覧
  17. ^ 下村博文文部科学大臣記者会見録 文部科学省 2015年1月13日 2016年12月6日閲覧
  18. ^ 名大や東京医科歯科大、不正指摘受け本調査へ m3.com 2015年2月9日 2016年12月6日閲覧
  19. ^ すっきりしないけど、阪大疑惑論文の調査打ち切り 産経新聞 2015年4月8日 2016年12月6日閲覧
  20. ^ <九州大>論文5本に画像取り違えミス「不正行為なかった」 毎日新聞 2015年3月18日 2016年12月6日閲覧
  21. ^ 過去の研究活動に係る指摘について 札幌医科大学 2015年5月1日 2016年12月6日閲覧
  22. ^ a b c インターネット上で指摘のあった論文の画像データに係る調査結果について 東京大学 2015年7月31日 2016年12月6日閲覧
  23. ^ インターネットで指摘された論文の画像データに係る審査結果について 東北大学 2015年9月15日 2016年12月6日閲覧
  24. ^ 研究論文における画像の使い回しなどのインターネット上での指摘について 京都大学医学研究科 2015年1月22日 2016年12月6日閲覧
  25. ^ ウェブサイトでの論文画像指摘について(調査報告とご説明) 慶應義塾大学医学部 2015年5月18日 2016年12月6日閲覧
  26. ^ ウェブサイトでの論文画像指摘について(再実験結果のご報告) 慶應義塾大学医学部 2015年7月28日 2016年12月6日閲覧
  27. ^ JBC論文の画像に対する指摘に関して 2016年12月6日閲覧
  28. ^ 第189回国会 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第3号 衆議院 2015年5月19日 2016年12月6日閲覧
  29. ^ 東京大学の研究不正の調査のあり方に関する質問主意書 参議院 2016年10月12日 2016年12月6日閲覧
  30. ^ “Oligomeric interaction of hepatitis C virus NS5B is critical for catalytic activity of RNA-dependent RNA polymerase.” (English). Journal of Biological Chemistry 290 (36): 22310. (2015-09-04). doi:10.1074/jbc.A115.106880. ISSN 0021-9258. PMID (26341883). https://www.jbc.org/article/S0021-9258(20)44887-2/abstract. 
  31. ^ a b “Correction: Corrigendum: Cleavage of CAD inhibitor in CAD activation and DNA degradation during apoptosis” (英語). Nature 526 (7575): 728–728. (2015-10). doi:10.1038/nature15532. ISSN 1476-4687. https://www.nature.com/articles/nature15532. 
  32. ^ 日本分子生物学会 2016年11月29日
  33. ^ “https://twitter.com/tsuyomiyakawa/status/864059832508141568”. Twitter. 2022年3月30日閲覧。
  34. ^ “第21期理事長挨拶 - 日本分子生物学会”. www.mbsj.jp. 2019年1月29日閲覧。
  35. ^ “https://twitter.com/microbiomdigest/status/1438223802987683849”. Twitter. 2021年11月7日閲覧。
  36. ^ 平成29年度(独情)答申第24号 平成26年度科学研究行動規範委員会資料等の一部開示決定に関する件 総務省 情報公開・個人情報保護審査会 第1部会 2017年9月6日
  37. ^ 匿名A氏がこれまでにネット上で指摘した”類似画像を含む論文” 111報 2016年9月25日 2017年8月25日閲覧
  38. ^ “捏造、不正論文、総合スレネオ47”. rio2016.5ch.net. 2019年5月4日閲覧。
  39. ^ “捏造、不正論文、総合スレネオ49”. rio2016.5ch.net. 2019年5月4日閲覧。
  40. ^ “捏造、不正論文、総合スレネオ62”. rio2016.5ch.net. 2021年8月22日閲覧。
  41. ^ “Correction: Corrigendum: IGFBP-4 is an inhibitor of canonical Wnt signalling required for cardiogenesis” (英語). Nature 506 (7487): 254–254. (2014-02). doi:10.1038/nature13003. ISSN 1476-4687. https://www.nature.com/articles/nature13003. 
ウィキペディア、ウィキ、本、library、論文、読んだ、ダウンロード、自由、無料ダウンロード、mp3、video、mp4、3gp、 jpg、jpeg、gif、png、画像、音楽、歌、映画、本、ゲーム、ゲーム。