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略歴
- 山形県生まれ
- 1979年 東京大学大学院工学研究科都市工学専攻(博士課程)中退、磯崎新アトリエ勤務(担当作品ロスアンゼルス現代美術館、つくばセンタービル等)
- 1985年 磯崎新アトリエ退所、株式会社UPM(Urban Project Machine)設立
- 1988年 くまもとアートポリスのディクレクターに就任
- 2003年 芝浦工業大学教授
- 2014年 芝浦工業大学教授退職[1]
来歴・人物
ロシア・アヴァンギャルドを中心とする建築史研究や、卓抜な建築論でも知られる。
妹島和世や(日埜直彦)など多くの建築家を輩出している茨城県立水戸第一高等学校出身。
東京大学工学部都市工学科卒業。丹下健三が東京大学で教鞭を執っていた際の最後の教え子。 同大学大学院(大谷幸夫研究室)修了。
2008年3月には、1994年から美術批評家の多木浩二らと編集委員として始めた雑誌(10+1)が最終号を迎えることとなり、自らNo50『Tokyo Metabolism 2010』(Inax出版)を編纂。
建築作品
著作
- 1982年 『逃走するバベル 建築・革命・消費』朝日出版社
- 1983年 『ル・コルビュジエ』岩波書店「20世紀思想家文庫」、改訂版・講談社学術文庫、2022年
- 1985年 『批評としての建築 現代建築の読みかた』彰国社
- 1986年 『近代建築のアポリア 転向建築論序説』PARCO出版局
- 1986年 『空間思考』弘文堂
- 1988年 『希望の空間 ロシア・アヴァンギャルドの都市と住宅』住まいの図書館出版局
- 1991年 『テクノロジカルなシーン 20世紀建築とテクノロジー』INAX出版
- 1992年 『八束はじめ』六耀社 - 設計作品の紹介
- 1993年 『ロシア・アヴァンギャルド建築』INAX出版。増訂版・2015年 LIXIL出版
- 2001年 『ミースという神話 ユニヴァーサル・スペースの起源』彰国社
- 2005年 『思想としての日本近代建築』岩波書店
- 2011年 『メタボリズム・ネクサス』オーム社
- 2014年 『ル・コルビュジエ 生政治としてのユルバニスム』青土社
- 2021年 『建築的思想の遍歴 八束はじめインタビュー』鹿島出版会・編著
共編著
翻訳
- 1979年 (編訳)『建築の文脈都市の文脈 現代をうごかす新たな潮流』彰国社
- 1985年 マンフレッド・タフーリ『建築のテオリア あるいは史的空間の回復』朝日出版社
- 1992年 マンフレッド・タフーリ『球と迷宮 ピラネージからアヴァンギャルドへ』(石田寿一、鵜沢隆共訳)PARCO出版
UPM出身の建築家
脚注
外部リンク
- Yatsuka hajime lab