八幡通(はちまんどおり)は兵庫県神戸市中央区の町名。住居表示実施済み区域。現行行政地名は八幡通一丁目から八幡通四丁目。郵便番号は651-0085。
地理
中央区の中央東寄り、旧・葺合区域西端南寄りに位置する。事務所ビルの立ち並ぶ商業地域。北は磯上通、東は浜辺通、南は磯辺通、西は加納町に隣接。二丁目は全域が磯上公園。
歴史
明治32年(1899年)に神戸市葺合の一部から成立。昭和6年(1931年)まで「葺合」を冠称して葺合八幡通と呼ばれていた。はじめ神戸市、昭和6年(1931年)より同市葺合区、昭和55年(1980年)より同市中央区の所属。はじめ五丁目まで、昭和49年(1974年)から四丁目まで。
地名の由来
町名は地内の小野八幡神社に因む[1]。同神社は源頼朝が一ノ谷の戦いの際生田の森で戦死した河原太郎・次郎兄弟のため報恩寺を建てた際鎮守として建立されたとも、生田郷の人々が海岸沿いを開拓して住み着き、仁和3年(887年)に創立されたともいう[1]。
沿革
人口統計
施設
- 二丁目
- 磯上公園
- 磯上公園球戯場
- 三木記念市立スポーツ会館
- 神戸レガッタアンドアスレチッククラブ
磯上公園
神戸レガッタアンドアスレチッククラブ
- 三丁目
- 市営磯上住宅
- 四丁目
- 小野八幡神社
- 小野八幡公園
- Dグラフォート神戸三宮タワー
- 大原簿記専門学校神戸校
脚注
- ^ a b 神戸史学会 2007
- ^ “神戸市町別世帯数・年齢別人口(国勢調査)”. 神戸市. 2010年4月14日閲覧。
- ^ a b c 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1988