佐々木 大輔(ささき だいすけ、2003年11月24日 - )は、日本中央競馬会 (JRA)美浦トレーニングセンター所属の騎手である。父はエルコンドルパサーやナカヤマフェスタ、ディーマジェスティなどを手掛けた調教助手の(佐々木幸二)。
来歴
茨城県稲敷郡美浦村で生まれ育つ。友人が競馬ゲームに熱中していたことで競馬に興味を持ち、2012年の天皇賞・秋(勝ち馬:エイシンフラッシュ)を生で見たことで騎手を志す。その後小学4年生から乗馬を始め、美浦トレセンの乗馬苑やブリッツェンがいた常総ホースパークで練習を重ねていた[1]。
2018年、競馬学校騎手課程第38期に合格[2]。同期には今村聖奈、(大久保友雅)、(川端海翼)、(土田真翔)、角田大河、(西塚洸二)、(鷲頭虎太)らがいる[3]。
2022年3月、美浦・菊川正達厩舎から騎手デビュー。3月5日中山2R(3歳未勝利)で初騎乗し、カシノハートフルで14着。翌4月10日の中山7R(4歳上1勝クラス)をスイートカルデアに騎乗してデビュー22戦目で初勝利。22年のルーキーでは角田大河騎手、今村聖奈騎手、西塚洸二騎手に続き4人目の勝ち上がりとなった[4]。
同年10月29日、東京競馬11R・アルテミスステークスにコウセイマリアで重賞競走初騎乗。(8着) [5]。
同年は、関東の新人騎手で最初の重賞騎乗を遂げ、騎乗数も関東新人トップの270を超えたことや今後更なる活躍が期待できる点を高く評価され、顕著な成績を残した関東の新人騎手に贈られる民放競馬記者クラブ賞を西塚騎手と共に受賞。
2023年4月22日、福島競馬10R・尾瀬特別にてヴィブラフォン(美浦・高木登厩舎)に騎乗して(見習騎手の減量特典)が無い(特別戦)初勝利。
同年5月6日には、新潟競馬10R・荒川峡特別にてファンタジア(美浦・堀宣行厩舎)で、5月13日には、新潟競馬10R・三国特別にてスタニングスター(美浦・田村康仁厩舎)で立て続けに勝利し、2週連続の特別戦勝利となった。
人物
騎乗成績
概要
日付 | 競馬場・開催 | 競走名 | 馬名 | 頭数 | 人気 | 着順 | |
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初騎乗 | 2022年3月5日 | 2回中山3日目2R | 3歳未勝利 | カシノハートフル | 16頭 | 12 | 14 |
初勝利 | 2022年4月10日 | 3回中山6日目8R | 4歳上1勝クラス | スイートカルデア | 16頭 | 1 | 1 |
重賞初騎乗 | 2022年10月29日 | 4回東京8日目11R | アルテミスステークス | コウセイマリア | 10頭 | 10 | 8 |
出典: JRA日本中央競馬会 騎手名鑑プロフィールより
年度別成績
年度 | 1着 | 2着 | 3着 | 騎乗数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 表彰 |
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2022年 | . | . | . | |||||
中央 | . | . | . | |||||
地方 | . | . | . |
脚注
- ^ a b c “【わたしの履歴書】佐々木大輔騎手「お父さんは“名物調教助手” 技術を磨いて信頼してもらえる騎手に」――新人紹介2022 - netkeibaライター | 競馬コラム”. netkeiba.com. 2022年7月25日閲覧。
- ^ “競馬学校第38期生合格者を発表 今村康成元騎手の娘・聖奈さんら9人 - スポニチ Sponichi Annex ギャンブル”. スポニチ Sponichi Annex. 2022年7月25日閲覧。
- ^ “JRA新規騎手試験合格発表 現役女性騎手4人目の今村さん「日々精進していきたい」”. スポーツ報知 (2022年2月8日). 2022年7月25日閲覧。
- ^ “佐々木大輔騎手がJRA初勝利!「色々と悩んだりしていましたが…」 | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2022年7月25日閲覧。
- ^ “1年目の佐々木大輔騎手がコウセイマリアで重賞初騎乗8着【アルテミスS】”. chunichi.co.jp. 2022年11月10日閲覧。
- ^ “佐々木 大輔(2022年 ルーキーズ) JRA”. www.jra.go.jp. 2022年7月25日閲覧。
外部リンク
- 佐々木 大輔(2022年 ルーキーズ) JRA