この記事は(検証可能)な(参考文献や出典)が全く示されていないか、不十分です。(2021年2月) |
三郷流山橋[4](みさとながれやまばし)は、埼玉県三郷市前間と千葉県流山市三輪野山との間に架かる、江戸川に建設中の橋。2023年(令和5年)10月ごろに開通予定[5]。
概要
埼玉県と千葉県の県境である江戸川には、交通量の多いわりに架る橋が元々少なく、三郷市と流山市を往来できる橋は流山橋のみである。加えて、流山橋から上流の玉葉橋までは約7.7 km、下流の(上葛飾橋)までは約5.3 kmもの区間一般道の橋が架けられていないため、朝夕及び休日日中に慢性的渋滞が発生している。また、近年、つくばエクスプレスの開業による両市の人口増加や、周辺にららぽーと新三郷などの大型ショッピングモールがオープンし、江戸川を行き交う交通量もさらに増えている状況であったため、流山橋と周辺道路の渋滞緩和を目的に建設が計画された橋である。2013年度(平成25年度)から埼玉県と千葉県により事業が進められていたが[6]、2018年度(平成30年度)から橋の取り付け部につながる道路を除き、埼玉県道路公社により事業が進められている[6]。
なお、三郷流山橋は都市軸道路の一区間として構成されており、全線が完成すると、ほぼつくばエクスプレスに沿って埼玉県三郷市から茨城県つくば市を結ぶ主要道路となる見込み。
名称
現在は正式に「三郷流山橋」の名称を用いている[4]が、仮称として「江戸川新橋」→「新流山橋」の名称も用いられていた[7]。
有料化
2013年度(平成25年度)から埼玉県と千葉県により事業が進められていたが、三郷市と流山市から早期開通の要望があったことから[8]、2018年(平成30年)7月31日付けで三郷流山橋有料道路の事業が国土交通省から許可を受け、埼玉県道路公社による有料道路事業に変更し、開通を早めることになった。開通後は、2023年度(令和5年度)から30年間の予定で通行料金を徴収する[9]。
なお、埼玉県道路公社は通行料金支払いについて、現金のほか、キャッシュレス決済に対応するとしている。また、埼玉県道路公社・首都高速道路・アマノの三者は、2022年(令和4年)10月31日に当道路に(ETC多目的利用サービス)「ETCGO」の導入を行うと発表している[10][11][12]。
隣の橋
脚注
- ^ 再評価結果(令和2年度事業継続箇所)国土交通省道路局 環境安全・防災課(2021年5月1日閲覧)
- ^ 再評価結果(令和2年度事業継続箇所) 国土交通省道路局 環境安全・防災課(2021年5月1日閲覧)
- ^ (仮称)三郷流山橋だより第5号 千葉県東葛飾土木事務所・流山市土木部 平成27年1月発行(2021年5月1日閲覧)
- ^ a b “”. 埼玉県道路公社ホームページ. 埼玉県道路公社 (2023年1月). 2023年1月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月16日閲覧。 “新橋の名称 正式決定 長らく仮称でしたが、橋の名称が「三郷流山橋」に正式に決まりました。”
- ^ “埼玉と千葉結ぶ「三郷流山橋」 開通が半年遅れ23年10月ごろに 入札不調や資材調達の遅れで 【県議会ちば】”. 千葉日報. (2022年12月6日)2022年12月11日閲覧。
- ^ a b 埼玉県議会会議録「埼玉県 平成29年12月 定例会12月13日-05号P.332,P.360」[1]埼玉県議会ホームページ(2021年11月1日閲覧)
- ^ (仮称)三郷流山橋だより(旧「江戸川新橋だより」、「新流山橋だより」)[2]流山市ホームページ(2021年11月1日閲覧)
- ^ 「平成29年12月定例会 一般質問(仮称)三郷流山橋等の整備について」[3]埼玉県議会ホームページ(2021年5月1日閲覧)
- ^ 三郷流山橋有料道路事業の許可について埼玉県ホームページ(2021年2月18日閲覧)
- ^ “”. 埼玉県道路公社三郷流山橋有料道路特設サイト. 埼玉県道路公社 (2022年11月1日). 2022年11月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月1日閲覧。 “Q.ETCは使用できますか?”
- ^ (プレスリリース)首都高速道路、2022年10月31日。 オリジナルの2022年10月31日時点におけるアーカイブ2022年10月31日閲覧。 。
- ^ (プレスリリース)アマノ、2022年10月31日。 オリジナルの2022年10月31日時点におけるアーカイブ2022年10月31日閲覧。 。
関連項目
参考文献
- 令和2年度第1回三郷市景観審議会報告資料 - 三郷市
外部リンク
- 埼玉県道路公社
- 三郷流山橋有料道路