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三浦 義雄(みうら よしお、1950年 - 2005年)は、日本の環境哲学者。日本大学・神奈川大学・工学院大学などの非常勤講師。学位は博士(哲学)。神奈川県出身。ペンネームは三浦 誠一。
専攻は物理学および哲学(ハイデガー)。人間社会をとりまく地球環境問題を一般哲学・自然科学・社会科学の各方面から捉えようとする研究を重ねる。晩年の研究では、成長し続けることでしか体制を維持できない株式会社システムや、巨大財閥の戦略、石油エネルギーの大量消費による影響が色濃くなる地球環境と人間社会の近未来像に焦点を当てた。
形式に捉われないマルチな知識人で、非常勤講師として複数の大学で教鞭をとり、学生の間で慕われた。
2005年4月、相模原市の自宅で急死した。
略歴
学歴
教職歴
以下は一部。
著作
- 滅びのアテナ 〜自然と人間社会とのかかわり〜(1998年、北樹出版)
- テクノロジー論の新たな試み(2004年、学生向け私版)
- 成長のシノピア(2005年、逝去により原稿は現存しない)